リスキリングをするならeラーニングを活用!そのメリットとは
リスキリングを効率的・効果的に進める上で、欠かせないのがeラーニングです。この記事では、リスキリングとは何かといった基礎的な内容から、リスキリングをeラーニングで実施するメリット、eラーニングによるリスキリングの成功事例、導入・運用での疑問点まで詳しく解説いたします。
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目次[非表示]
- 1.リスキリングとは
- 1.1.リスキリングの実施が必要な背景
- 1.2.リカレントやアンラーニングとの違い
- 2.効果的なリスキリングには「eラーニング」
- 3.eラーニングでリスキリングを行うメリット
- 3.1.オンライン学習ができる
- 3.2.自分のペースで学べる
- 3.3.LMSによって学習管理ができる
- 3.4.自律型人材が育成できる
- 4.eラーニングによるリスキリングの成功事例
- 5.eラーニングによるリスキリング|よくある疑問
- 6.リスキリングにはアルー株式会社のLMS「etudes」
- 6.1.学習の妨げにならない洗練されたUI
- 6.2.人材育成会社ならではのサポート
- 6.3.オリジナル教材作成支援も実施
- 7.自律学習には「etudesPlus」もおすすめ
- 8.まとめ
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リスキリングとは
岸田首相が2022年10月の臨時国会にて、リスキリングの支援に今後5年間で一兆円を投じる旨の発言をし、ニュースで話題になりました。リスキリングとは、社会を取り巻く環境の変化についていくための知識やスキルを社員に習得してもらうことです。
いま日本企業の多くがリスキリングに取り組んでいます。リスキリングの必要性が高まっているのは、ビジネス環境の激しい変化に対応するために、企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでいることが背景にあります。
リスキリングの実施が必要な背景
リスキリングの実施が必要になっている背景にあるのは、企業のDX推進です。DXとは、企業がAIやIoTなどのデジタル技術を活用して業務プロセスを改善するだけでなく、製品やサービス、ビジネスモデル、組織、企業文化などを革新し、競争上の優位性を確立することを指します。変化の激しいビジネス環境で企業が生き残り続けるために、多くの企業はDXを推進しています。
日本企業がDX推進する上での重要課題が、DX推進に必要なスキルをもつ人材(DX人材)の不足です。海外に比べて人材の流動性が低い日本で、企業が外部から優秀なDX人材を採用することは困難です。そこで、企業は社員に新たに知識やスキルを習得してもらうリスキリングを実施して、DX人材に育成することで課題解決しようとしています。
リカレントやアンラーニングとの違い
リスキリングと似た言葉として、リカレント教育やアンラーニングがあります。リスキリングとの違いは何でしょうか?
まず、リカレント教育とは、学校教育を終えて社会に出た後に大学や専門学校などの教育機関に戻って学習し、仕事と学習を繰り返すことです。リカレント教育では仕事をいったん離れて学び直すのに対して、リスキリングでは仕事と並行しながら学びます。また、リカレント教育では、個人が自主的に学ぶのに対して、リスキリングでは企業が社員にスキル獲得を促します。
続いて、アンラーニングとは、これまでの仕事での価値観や知識で不要なものを捨て、その代わりに新しい価値観や知識を取り入れることです。アンラーニングでは、不要になったスキル・知識を捨てることに主眼がおかれているのに対して、リスキリングでは、新しい知識やスキルを獲得することに主眼がおかれています。
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効果的なリスキリングには「eラーニング」
リスキリングの実施形態には、研修やオンライン講座、eラーニングなどがあります。その中でも、リスキリングを効果的・効率的に進められる仕組みが備わっているeラーニングに注目が集まっています。eラーニングとは、パソコンやタブレット、スマートフォンを使いインターネットを利用して学ぶ学習形態のことです。
なぜeラーニングがリスキリングに適しているといえるのでしょうか。理由は、後述するように社員にとっても企業にとってもメリットがあるからです。国内外の企業においては、eラーニングによるリスキリングの成功事例があり、有効であると示されています。
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eラーニングでリスキリングを行うメリット
リスキリングをeラーニングで実施すると、だれに、どのようなメリットが具体的にあるのでしょうか。eラーニングによるリスキリングを実施すると、受講者である社員にとっては、効率的・効果的な学習ができる、以下のようなメリットがあります。
- オンライン学習ができる
自分のペースで学べる
また、企業や管理者にとっても、以下のようなメリットがあります。
- LMS(Learning Management System)によって学習管理ができる
- 自律型人材が育成できる
以下では、これら4つのメリットについて詳しく解説します。
オンライン学習ができる
eラーニングはインターネット環境と、パソコンやタブレット、スマホといったデバイスがあれば学習できます。研修やセミナーであれば、決まった時間に決まった場所に行って受講する必要があり、業務と並行して進めるリスキリングでは学習が困難な場合も生じます。
eラーニングはオンラインで学習が可能であるため、社員は時間や場所を問わずに、自分の都合のよいタイミングで効率的に学習できます。また、短時間の学習コンテンツがあれば、隙間時間でも気軽に学習できるため、業務で忙しい社員でも学習しやすいです。
自分のペースで学べる
eラーニングでは、一日にどのくらい学習するか、どの内容を学ぶかなどの学習ペースは受講者が自由に決められます。例えば、自分の理解が不十分と感じた内容については、再度同じコンテンツを見返す、問題を解き直すなど、理解できるまで時間をかけることができます。このように、社員一人ひとりに合わせて、学習ペースを調整でき、学習効果の向上を実現できるのです。
LMSによって学習管理ができる
リスキリングは、企業が社員に新しい知識やスキル習得を促す側面があるため、企業にとっては、社員の学習状況を把握しておきたい場合が多いでしょう。eラーニングの配信には、学習管理機能が付いた「LMS」(Learning Management System:学習管理システム)というツールを利用することができます。管理者は、社員の学習ペースやテスト結果などに基づいて、社員に適切なフォローやフィードバックをすることができ、効果的な学習につなげられるのです。
自律型人材が育成できる
前述したように、リスキリングとは、環境の変化についていくための知識やスキルを社員に習得してもらうことです。環境の変化が激しい中では、企業は自主的に成長し、目的や意義を考えて自律的な行動をとれる自律型人材を求めています。eラーニングでは、社員一人ひとりが自主的に学ぶべき教材を選択し、その学びを行動につなげることが求められます。eラーニングによるリスキリングが社内に定着すれば、自律型人材の育成にもつながることでしょう。また、組織内に自律型人材がいると、周囲によい影響を与え、周囲に自律型人材が育つきっかけにもなります。
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eラーニングによるリスキリングの成功事例
リスキリングにeラーニングが適しているメリットを述べてきましたが、eラーニングによるリスキリングで人材育成を実施してきた成功事例があります。ここでは、代表的な2社の取り組みについて紹介します。
日立製作所では、DXサービス事業を牽引するデジタル人材を強化するために、国内グループ企業含め、全従業員を対象にした研修を実施しています。この研修では、グループ会社である日立アカデミーと連携して開発した会社独自の学習教材を用いているのです。
三井住友銀行を傘下に持つ三井住友ファイナンシャルグループでは、2020年4月に発表した新中期経営計画をきっかけに、従業員向けのデジタル教育を本格化しています。2021年3月からは「SMBCグループ全従業員向けデジタル変革プログラム」と呼ばれるデジタル研修を進めています。この研修では、約10分間の動画コンテンツが用意され、会社独自のコンテンツも活用されています。
これらの事例で特徴的なのは、特定の業種・職種だけでなく全社員を対象にしていることと、そして、会社独自の教材を活用していることです。自社でリスキリングを進める際には、このような事例を参考にするとよいでしょう。
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eラーニングによるリスキリング|よくある疑問
自社で、eラーニングによるリスキリングの実施を検討していると、導入から運用にいたるまで、さまざまな疑問が生じるでしょう。
- eラーニングを導入したいが、自社で開発しないと使えない?
- リスキリング用の教材が既にいくつかあるが、eラーニングで使えるのだろうか?
- eラーニングによるリスキリングだと、個人任せになりがち。社員に定着するだろうか?
ここでは、eラーニングによるリスキリングでよくある疑問について、お答えします。
自社でeラーニングシステムを開発しないと使えない?
eラーニングシステムを提供しているLMSベンダーを利用すれば、自社で開発する必要はありません。eラーニングシステムを自社で開発すると、開発期間が必要になったり、導入でコストがかかったりします。LMSベンダーの製品・サービスを使えば、開発不要で導入できます。
既存のリスキリング教材はeラーニングに使える?
オリジナルの教材を配信できるLMSベンダーを選べば、既存のリスキリング教材も使えます。
もう既にリスキリングに取り組んできている企業の中には、自社で制作したオリジナルのリスキリング教材をお持ちの場合もあるかもしれません。そのような場合には、既にある教材を有効に活用したいでしょうから、導入するeラーニングシステムで既存の教材を使えるかが気になるでしょう。
さまざまなeラーニングシステムがある中で、オリジナル教材を配信できるeラーニングシステムを選べば、既存のリスキリング教材でも問題なく配信できます。
リスキリングが社員に定着するか心配な場合は?
学習定着支援を実施しているLMSベンダーもあります。eラーニングでは、社員が自分のペースで学習できる反面、学習を継続させるには社員個人のモチベーションを高く保つ必要があります。新たな知識・スキルの習得を図るリスキリングでは、継続的な学習が必要不可欠です。そのため、リスキリングでの学習が社員に定着するかを心配する人事担当者もいることでしょう。
eラーニングシステムを提供するベンダーには、社員に学習を定着させるサポートを実施しているところもあります。どのようなサポートが受けられるか問い合わせしてみるとよいでしょう。
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リスキリングにはアルー株式会社のLMS「etudes」
自社のリスキリング施策で、eラーニングの導入を考えている方は、どのeラーニングシステムにするか迷われているかもしれません。そんな方は、「etudes(エチュード)」のご利用をご検討ください。
etudesは、約20年の人材育成ノウハウを持つ、アルー株式会社が開発したLMSです。学習者や管理者共に使いやすい画面デザイン、人材育成会社ならではの手厚いサポート、オリジナル教材の作成支援といった機能やサポートが充実しています。以下では、etudesについて詳しく紹介いたします。
学習の妨げにならない洗練されたUI
eラーニングによるリスキリングでは、忙しい社員が業務の合間に受講するケースも多いです。そのため、希望の学習コースや教材にすばやくたどり着き、すぐに受講できることが望ましいです。
アルー株式会社が提供するetudesの特徴の一つは、学習の妨げにならない洗練されたUI(ユーザーインターフェース)です。受講者が必要な学習コースをすぐに見つけられるホーム画面や、教材を探しやすい検索機能があり、受講したい教材にすばやくたどり着くことができ学習自体に集中できます。
人材育成会社ならではのサポート
アルー株式会社では、人材育成会社ならではの手厚いサポートをご用意しています。eラーニングによるリスキリングが社内に定着して効果を発揮できるまでのサポートや、人材戦略の策定や研修体系の策定など人材育成に関するコンサルティングも提供しています。人材育成での効果・結果が求められるリスキリングでは、このようなサポートやコンサルティングがあると安心でしょう。
オリジナル教材作成支援も実施
リスキリングの成功事例にあげた日立製作所や三井住友ファイナンシャルグループでは、独自の教材をeラーニングシステムで提供し、人材育成に活かしています。オリジナル教材を活用すると、例えば、自社の業務と直結した内容を盛り込むことができ、リスキリングの効果を高めるのに有効でしょう。
eラーニングのオリジナル教材を作成した経験がなく不安に感じる方もご安心ください。アルー株式会社では、オリジナル教材の作成についても支援しております。人材育成のノウハウを活かし、企画から制作・効果測定にいたるまでトータルでサポートします。
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自律学習には「etudesPlus」もおすすめ
自律学習とは、自分に必要な分野を自身で考えて学び、業務に活かし遂行できる「自律型人材」を育てる学習のことです。リスキリングを進める企業にとっては、社員の自律学習を促進したいことでしょう。
自律学習を促すなら、「etudesPlus(エチュードプラス)」がおすすめです。etudesPlusは、アルー株式会社が提供する豊富な教材が受け放題となるプランです。リスキリングだけでなく、階層別教育にも適しています。また、教材は動画でインプットした知識を、演習でアウトプットして実践する内容になっているため、自律学習に最適なコンテンツとなっています。無料で一カ月体験できるトライアルもあるので、ぜひ一度お試しください。
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まとめ
今回、eラーニングによるリスキリングのメリットや事例を紹介し、リスキリングを効果的に実施するならeラーニングがよいことを紹介しました。また、eラーニングの導入・運用に関する疑問についても解説しました。
eラーニングでリスキリングを実施するなら、自社オリジナルの教材も配信でき、オリジナル教材作成のサポートも可能な、アルー株式会社が提供するLMS「etudes」をご検討ください。人材育成会社ならではの手厚いサポートで、リスキリングを推進する企業様を支援いたします。
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