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6社のリスキリング事例を紹介!DX時代の人材育成のポイントとは

デジタル技術の発展によって、ITの知識やスキルは全ての業種で求められるものとなりつつあります。

世の中の変化に合わせて、今後の業務で必要となるスキルや知識、技術を社員に再教育することを「リスキリング」と言います。

リスキリングはDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現した企業が取り組んだ施策としても注目されています。

この記事では、リスキリングを導入した企業の事例を解説し、有効な実施方法もご紹介いたします。


目次[非表示]

  1. 1.自社のリスキリングを成功させるにはまず事例を知ろう
  2. 2.事例から学べること
    1. 2.1.効果的なリスキリングの実施方法
    2. 2.2.最適な手法やシステムの選定基準
    3. 2.3.成功に導くポイント
  3. 3.国内外6社のリスキリング事例を紹介
    1. 3.1.AT&T
    2. 3.2.マイクロソフト
    3. 3.3.日立製作所
    4. 3.4.富士通
    5. 3.5.JFEスチール株式会社
    6. 3.6.トラスコ中山株式会社
  4. 4.リスキリングには他社サービスの活用も効果的
  5. 5.リスキリングに「etudes」「etudesPlus」の導入をご検討ください
    1. 5.1.学習管理機能付きeラーニングシステム
    2. 5.2.自社オリジナル教材の作成・配信が可能
    3. 5.3.eラーニング受け放題なら「etudesPlus」
  6. 6.etudesの導入事例
  7. 7.まとめ


自社のリスキリングを成功させるにはまず事例を知ろう

さまざまな企業で業務のデジタル化、オンライン化が進む「DX時代」において、IT人材不足は大きな課題となっています。

すでに優れたスキルを持っている人材を採用するのではなく、社員に新しいスキルや知識を身につけさせることで人材不足を解決するという方法があります。このように企業が社員のスキルアップを支援し勉強をさせる取り組みが「リスキリング」です。

これから自社でリスキリングを導入したいとお考えの方もいるでしょう。リスキリング施策を成功させるには、リスキリングを導入して成功した企業の事例を知ることが大切です。


事例から学べること

いち早くリスキリングを導入し成果をあげた企業の事例を知ることで、どのようなことが学べるのでしょうか。

主に以下の3つが挙げられます。


  • 効果的なリスキリングの実施方法
  • 最適な手法やシステムの選定基準
  • 成功に導くポイント


一つずつ見ていきましょう。


効果的なリスキリングの実施方法

リスキリング施策は長期的な取り組みとなります。そのため、社内でリスキリングを正しく実施していかなければ、成功させるのは難しいでしょう。

効果的にリスキリングを実施するためには、次の5つの過程を意識して取り組むことが重要です。


  1. 事業内容や業績などのデータからどのようなスキルを習得すべきか確定させる
  2. リスキリングのプログラムを検討する
  3. 使用する学習コンテンツを決定する
  4. 各従業員に対して、それぞれ対象となるものを学んでもらう
  5. 習得したスキルや知識などを実践で使ってもらう


今後、AIを使ったロボットなどが代替して作業する業務が増えていくと予測されますが、今までなかった新しい業務なども生まれてくるはずです。正しい方法で効果的にリスキリングを実施していくことで従業員のスキルアップが見込め、活躍の場が広がっていきます。


最適な手法やシステムの選定基準

リスキリングを実施し、成功させるには、最適な手法やシステムを選ぶことが重要です。

リスキリングを成功させた企業の事例を見ると、どのような考えで最適な手法を選んだのかを知ることができ、自社の導入にも活かせるでしょう。

リスキリングの実施方法は、以下のようなものが考えられます。


  • 紙媒体での学習
  • セミナー、講座への参加
  • eラーニングなどのオンライン学習


学習方法を決める上で大切なのは、「習得させるべきスキルの学習に適しているかどうか」という点です。受講者となる社員の意見も取り入れて、長期的に無理なく取り組める学習方法を選定しましょう。


成功に導くポイント

企業がリスキリングを実施していき、成功させるためにはどのようなポイントがあるのでしょうか。3つのポイントについて紹介します。


  • 求められるスキルの対象となる従業員や組織体制を整える
  • 社外の組織を利用する
  • 継続的に実施していく


求められるスキルの対象となる従業員や組織体制を整える

リスキリングの仕組みを構築しても、自社で求めている人材要件を満たすことができていなければ成功にはつながりません。そのためにも、まずは自社で求められる人材要件を明確にしましょう。

リスキリングが成功しスキルが身についた社員をどの部署に配属させるかといった組織体制を整えることも重要なポイントとなります。


社外の組織を利用する

リスキリング施策は多くの企業にとって初めての試みとなるでしょう。全て社内のみで計画・運用するのは簡単ではなく、多くの課題があります。

人材育成会社などの社外のサービスを利用することも成功のポイントです。


継続的に実施していく

リスキリングは、社員一人ひとりのキャリアにも大きく関わる取り組みです。

実際に社内でリスキリングを行い、ある程度の効果や目標が達成できたらそれで終わりではなく、今後も継続して実施できるようにしましょう。


国内外6社のリスキリング事例を紹介

上昇志向

それでは、実際にリスキリングを実施し成功させた国内外の企業の事例をご紹介いたします。


  • AT&T
  • マイクロソフト
  • 日立製作所
  • 富士通
  • JFEスチール株式会社
  • トラスコ中山株式会社


1社ずつ、詳しく解説していきます。


AT&T

アメリカでリスキリングの先駆者として知られているのが、巨大メディア・コングロマリットのAT&Tです。スマートフォンの拡大や通信の高速化に伴い、収益の柱であったハードウェア領域の技術だけでは難しいと明らかになったとき、2020年までに必要なスキルを特定し、現状からスキルを移行するための計画に取り組み始めました。

従業員10万人に対して10億ドルを投下してリスキリングを実行することを目標とし、以下の4つの取り組みを実施しました。


  • リスキリングを促進し、社内ジョブ、スキルの明示化、スキルアップに対しての報酬などの体系、環境整備
  • 従業員のキャリア開発支援ツール「キャリアインテリジェンス」の提供
  • オンラインの訓練コースの開発と提供
  • 従業員のためのワンストップ学習プラットフォーム「パーソナル・ラーニング・エクスペリエンス」の提供


この結果、必要な技術職の81%を充足することができ、リスキリングに参加した従業員は1.1倍高い評価を受け、1.7倍昇進をしており、離職率は1.6倍も低くなりました。

急速に変化を続ける通信業界において、必要なスキルを保有する人材を確保し続ける土台を作り上げました。


マイクロソフト

日本マイクロソフト株式会社では、日本のDX推進のため、リスキリングの領域にてパーソナルイノベーション株式会社と協業を開始し、2021年7月1日に法人向けのオンラインサービス「学びのコーチ」をプラットフォームとして活用を開始しました。

このときはデジタル人材の育成を継続していくとともに、2023年までに15万人をクラウドやAIに関する認定資格取得者とすることを予定しました。さらに、技術系人材サービス会社のModisと2022年1月にDXの推進に必要とされるデジタル人材の育成に向けて協業し、2025年までにデジタル人材を20万人育成することを発表し、次の4つの取り組みを実行しました。


  • デジタル人材の育成や増強のため、あらゆる対象者向けにリスキリングの支援を実施
  • 失業者や求職者に向けたスキル開発支援、就職・転職支援、学生に向けた学習プラットフォームの提供を実施
  • Modis、Adecco Groupでの人材の受け入れや育成、さらに就職支援を実施
  • Azureやマイクロソフト製品に関するオンラインコンテンツなどを利用した学習機会の提供を実施


これにより、デジタル人材を育成し、増やしていくことを実践しています。


日立製作所

大手電気メーカーの日立製作所では、「デジタル対応力を持つ人材の強化」を重点課題に掲げ、その一環としてリスキリングに取り組みました。

DXに関する基礎的な教育を重要なテーマとし、DXサービス事業「Lumada」をけん引できるデジタル人材を2021年度に3万人規模に強化する方針を打ち出します。現在では、デジタルスキルを持つ人材強化のため、国内グループ企業含め、全従業員16万人にDX研修を実施しています。

日立製作所におけるリスキリング施策の取り組みで特徴的なのは、グループである日立アカデミーと連携して会社独自の学習教材を開発したことです。

約100コースあるカリキュラムの中から、「デジタルリテラシーエクササイズ」をご紹介しましょう。

このプログラムには以下の4つのステップがあり、IT初心者でも1年間でデジタルリテラシーを習得できるようにロードマップされています。


  • DXの基礎:DXの基本を習得する
  • 課題定義:やりたいこと、やるべきことを発見する
  • 実行計画の立案:課題定義したことについて実行計画に落とし込む
  • 実行に向けた動き:実行するためのプロセスを成し遂げるためのスキルを身につける


eラーニング形式のこれらの教材は、社内のリスキリングだけではなく社外に向けた提供も行われております。


富士通

大手情報通信機器メーカーである富士通は、「ITカンパニーからDXカンパニーへ」を経営戦略として提唱しています。2020年度には、企業の抜本的改革として「DX人材への進化&生産性の向上」を掲げました。

およそ13万人の社員に対して今後5年間で5,000億円から6,000億円の投資を行い、内部強化を図る予定を立てています。

富士通も自社のリスキリングのため、最先端テクノロジーのスキルを習得できる教育プログラム「Global Strategic Partner Academy」を開発しました。世界中の従業員に対して、オンライン学習の場を提供しています。

社外の企業のDX推進を実現できる会社になるには、まずは自社がDXを実現すべきという考えのもと、グローバルな視点でリスキリングに取り組んでいます。


JFEスチール株式会社

大手鉄鋼メーカーのJFEスチール株式会社は、「DXの本質はデータの蓄積と活用にある」と考え、社内でデータを扱える人材を強化・育成する方針を打ち出しました。

2017年から育成プログラムの構築に取り組み、従業員のスキルレベルに合わせた教育を行いました。2020年度末までに350人のデータサイエンティストを輩出するという、まさにリスキリング施策の成功と言える成果をあげています。さらに、2024年度末までに600人を社内で育成し増やすという継続的な目標を掲げています。

JFEスチール株式会社は自社のDX推進拠点として、2020年7月に「JFE Digital Transformation Center」を開設し、次の4階層に分けたリスキリングを実施しています。


  • データサイエンス先駆者:製造エンジニアの一部と研究員を対象として、社外での研修や研究参加、拠点での研修を実施
  • データサイエンス伝道者:電気保全エンジニアと製造エンジニアを対象として、データサイエンス全般の教育、実践型の課題解決などを実施
  • データサイエンス活用者:技術系の従業員を対象として、ビッグデータ解析をメインとしたデータサイエンス全般教育やツールの導入教育などを実施
  • データサイエンス利用者:エンジニアではなく、事務系の従業員を対象として、「AIリテラシー習得講座」の学習から実施


トラスコ中山株式会社

工具や現場作業機具などの卸売企業であるトラスコ中山株式会社は、2020年8月にDX戦略推進の計画について掲げました。

2000年代から、アナログからデジタルへの移行に取り組んでいたことを基盤として、他の国内企業を先駆ける先進的な施策を進めています。

企業のさらなるデジタル戦略の強化を推し進めるため、次世代のリーダー候補を作る独自の研修を開始しています。

その研修内容とは、「他社のシステムベンダー従業員と協力し、デジタル技術を活用した新規のビジネス創出を行う」というものです。研修によって得たノウハウをすぐに実務に活かせる、実践的なカリキュラムとなっています。

これらの取り組みによって、2020年、2021年の2年連続で経済産業省、東京証券取引所が共同で選定している「DX銘柄」に選出されました。


リスキリングには他社サービスの活用も効果的

ここまで、さまざまな企業のリスキリングの取り組み事例をご紹介いたしました。

事例で挙げた国内企業の多くが、自社でeラーニングなどの学習プラットフォームを作り上げ社員の学習の場としています。

自社の学習プラットフォームを活用することが効果的とわかっていても、ゼロから開発をするには高いIT技術とコストがかかるため、全ての企業が真似できる施策ではありません。

リスキリングのための学習プラットフォームには、他社のサービスを活用することもできます。

他社のサービスでeラーニングシステムを導入し、既存の教材を配信したり、自社オリジナルの教材を作成して配信するという方法です。開発の手間をかけずに、リスキリングに成功した企業と同じような「学習プラットフォームの導入」施策が実現します。


リスキリングに「etudes」「etudesPlus」の導入をご検討ください

etudes_HP

引用元:etudes(エチュード)公式サイト

自社でリスキリングを行いたいとお考えの方は、社員の学習の場としてeラーニングシステム「etudes」「etudesPlus」のご利用をご検討ください。

etudesは、人材育成会社である「アルー株式会社」が開発したeラーニングシステムです。人材育成の豊富なノウハウを活かした教材や、全ての方にとって使いやすい画面デザイン、オリジナル教材の作成支援といった充実の機能・サポートが揃っています。

etudes、etudesPlusについて、詳しくご紹介いたします。


学習管理機能付きeラーニングシステム

etudesはLMS(学習管理システム)ですので、社員の受講状況や学習の進捗が自動で管理でき、効率的かつ正確な社内学習管理ができます。

リスキリング施策として、eラーニングだけではなく集合研修やセミナーを実施する場合もあるでしょう。etudesなら、このようなオフラインでの学習も全てデータとして蓄積することができます。どの社員がセミナーに申し込みをしたか、出席をしたかをeラーニングの学習履歴と同様に管理できるのです。


自社オリジナル教材の作成・配信が可能

etudesには、アルー株式会社の人材育成の知見を活かした教材が充実しています。しかしそれだけではなく、自社オリジナルのeラーニング教材の作成・配信も可能です。この点からリスキリング施策に最適なeラーニングシステムと言えるでしょう。

eラーニング教材の作成は経験がなく不安という方もご安心ください。etudesではオリジナル教材の作成支援を行っています。

人材育成会社ならではのサポートが受けられるという点が、etudesが多くの企業に選ばれている理由です。


eラーニング受け放題なら「etudesPlus」

使いやすさを追求したLMSであるetudesに、103種もの教材がプリセットされeラーニング受け放題となるのが「etudesPlus」です。

通常のetudesでは、教材利用にはコンテンツ費用が発生いたします。etudesPlusなら、基本料金にeラーニング受け放題の費用も含まれているため、コンテンツ費用は別途発生いたしません。教材ごとのコストを気にせず幅広いコンテンツを活用できるため、自立学習だけではなく階層教育にも最適です。

「知識をつけるだけではなく、知識を実践で活用できる教育を行いたい」「社員それぞれにベストな教材を提供し学習効果を上げたい」とお考えであれば、ぜひetudesPlusの導入をご検討ください。

「etudesPlus」詳細ページ


etudesの導入事例

etudesはeラーニングシステムとして多くの企業様に導入いただいております。

etudesを実際に導入された企業様の事例をご紹介いたします。


住友ゴム工業株式会社様

自社学習における受講履歴の管理と蓄積や、研修を運営する工数を削減するためetudesをお選びいただきました。

初期費用が無料であるため導入のハードルが低く、受講状況を一覧で確認できるといったサポート面の機能性が充実していることが決め手となりました。

運用の結果、研修の管理によってこれまで発生していた実務レベルの工数を大幅に削減。また、学習コンテンツにかかっていた費用も抑制できるようになりました。

eラーニングだけではなく、etudesに動画をアップロードし社員に向けた情報発信の場とするなど、その利用シーンは拡大しています。

詳しくは住友ゴム工業様の導入事例『自ら学ぶ姿勢を醸成する仕組みの構築と、運営効率向上をetudesで両立』をご覧ください。


まとめ

各社が取り組むDX施策の一つとして、リスキリングは多くの企業が取り入れている方法です。

ロボットやAIに仕事を任せられる未来が本格的に訪れようとする今こそ、社内のIT人材を増やす重要性が高まっています。

今回ご紹介した企業の事例から、リスキリングには自社にあった学習プラットフォームの利用が大切であることがわかりました。成果にこだわる学習プラットフォームなら、eラーニングシステム「etudes」をご検討ください。

管理者・受講者の双方にとって使いやすい学習プラットフォームであるetudesを活用して、リスキリングを成功へと導きましょう。


人材育成・eラーニングのどんなお悩み・疑問にも
私たちがお答えします。

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください
etudesのことが良くわかる
お役立ち資料はこちらから

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