コンセプチュアルスキルはeラーニングで研修!おすすめのLMSも紹介
組織や社員の成長に必要なスキルとしてコンセプチュアルスキルが注目されていますが、社員がコンセプチュアルスキルを効果的に習得できる育成施策や研修として、eラーニングを導入する企業が増えています。
この記事では、社員のコンセプチュアルスキル習得をeラーニングで実施することを検討されている人事担当者様向けに、eラーニングを活用するメリットとおすすめのLMSについて紹介します。
実際に企業でどのように人材育成をしているのか、他社事例を知りたい方は「導入事例:住友ゴム工業株式会社 / 株式会社メガネトップ / 株式会社オカムラ / 他」で詳しくご紹介します。
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目次[非表示]
- 1.コンセプチュアルスキル育成と習得にはeラーニング!
- 2.コンセプチュアルスキルとは
- 3.なぜeラーニングによる研修が効果的?
- 3.1.反復学習によって思考法が身につく
- 3.2.演習問題によって実践に強くなる
- 3.2.1.ブレンディッドラーニングも可能
- 3.3.LMSで学習管理・理解度チェックができる
- 4.コンセプチュアルスキル研修なら「etudes」
- 4.1.etudesが選ばれる理由
- 5.etudesのコンセプチュアルスキル教材を紹介
- 5.1.ロジカルシンキング
- 5.2.問題解決思考
- 5.3.仮説思考
- 5.4.ネゴシエーション
- 5.5.データ分析概論
- 5.6.新しい価値創造のためのデザイン思考研修
- 5.7.アジャイル思考
- 5.8.ロジカルコミュニケーション
- 5.9.設定型問題解決
- 5.10.定量的思考
- 6.多彩なスキルごとの研修なら「etudesPlus」
- 7.オリジナル教材の作成もご相談ください
- 8.まとめ
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コンセプチュアルスキル育成と習得にはeラーニング!
コンセプチュアルスキルの教育施策や研修に、PCやタブレット、スマートフォンからも利用できる「eラーニング」を活用する企業が増えています。
リモートワークの普及などで多様化した勤務形態に合わせて、対面型集合研修をオンライン化したり、研修自体をeラーニングと置き換える動きがありますが、コンセプチュアルスキルをテーマにした育成でも、そうした動きと同様に、eラーニング導入や、eラーニングと集合研修を組み合わせたブレンディッドラーニングが導入されています。
eラーニングでのコンセプチュアルスキル習得は時間を効率的に使えるだけでなく、幅広いテーマに対応しやすく、反復学習のしやすさからスキルの定着にも効果的です。
まずは、「コンセプチュアルスキル」がどのようなスキルなのか、詳しく紹介していきます。
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コンセプチュアルスキルとは
コンセプチュアルスキルとは、あらゆる物事の本質を理解して判断するための能力です。日本語では「概念化能力」と訳されており、概念化、つまり、さまざまな物や事柄に対してその意味をまとめて体系化する能力を指します。どのような状況でも、発生した物事の根本的な原因や理由を発見し、情報を体系化して認識したうえで、適切な改善策を立案したり、提案したりする能力とも言い換えられるでしょう。
また、コンセプチュアルスキルは、「ロジカルシンキング」や「多面的視野」といった複数の要素から成り立つという特徴もあります。
コンセプチュアルスキル|10の要素
では、コンセプチュアルスキルを構成する10の要素をご紹介します。
- ロジカルシンキング
- クリティカルシンキング
- ラテラルシンキング
- 多面的視野
- 知的好奇心
- 受容性
- 柔軟性
- 探究心
- チャレンジ精神
- 俯瞰で見る力
ロジカルシンキングは論理思考、クリティカルシンキングは批判的思考であり、「本当に正しいのか」という視点で物事を正しい論理につなげていく思考法です。
また、ラテラルシンキングは前提をなくして水平方向に発想を広げて、既存の物を組み合わせるような斬新な思考法のことを指します。
コンセプチュアルスキル研修を実施するメリット
コンセプチュアルスキル研修を実施するメリットは、社員に対して「本質的に課題を解決する能力」を身に付けさせられることにあります。
例えば、最近ミスの多いAさんが退職を検討しているとの噂が耳に入ったとします。人事担当者であるBさんは、Aさんが退職しないように「大丈夫?」とフォローをしました。しかし、結果的にAさんは退職してしまいます。コンセプチュアルスキルに則って考えれば、Bさんのフォローの仕方は「大丈夫?」ではなく、「ミスを減らす方法を一緒に考えよう」だったかもしれません。
また、ラテラルシンキングなどの多面的な視点を養い斬新なアイディアを発見することで、組織を変革できるというメリットもあります。このようにコンセプチュアルスキルを身に付けると本質的かつ多面的に物事を見る力が養われて、組織に属する社員一人ひとりの能力向上に活かせられるのです。
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なぜeラーニングによる研修が効果的?
では、なぜコンセプチュアルスキルはeラーニングによって研修を行うことが効果的だといえるのでしょうか。
- 反復学習によって思考法が身につく
- 演習問題によって実践に強くなる
- LMSで学習管理・理解度チェックができる
以下にて詳しい内容について説明していきます。
反復学習によって思考法が身につく
1つ目の理由は反復学習によって思考法が身につくからです。eラーニングは、インターネットを閲覧できる環境であれば、いつでもどこでも利用することができます。しかも、何度でも学習したいところを閲覧できる反復学習が可能となるため、思考法が身につきやすいです。
私たち人間の脳には容量があります。身に付けられる知識やスキルには限界があり、脳科学的に考えると「生きるために必要ではない」と脳が判断した情報は即座に忘れられてしまいます。
しかし、何度も繰り返し学習することで「生きるために必要な情報だ」と脳が判断して、知識やスキルの定着につながります。したがって、脳科学的に見ても、eラーニングでの反復学習は合理的な方法だといえるのです。
演習問題によって実践に強くなる
2つ目の理由は、演習問題によって実践に強くなれるからです。eラーニングでは、知識やスキルを学ぶインプットが中心のコンテンツだけでなく、学習したことを理解しているか確認するアウトプットが行えるコンテンツもあります。その「アウトプットが行えるコンテンツ」を演習問題と呼びます。
演習問題は実際に業務中で起こりえる問題を中心に構成されていることが多く、たくさんの問題を解くことにより、実践に強くなれるのです。
また、新型コロナウイルスが流行し始めたときは演習をeラーニングで行う企業が多かったものの、今では新型コロナウイルス対応の体制が整って久しく、オフラインでアウトプットする「ブレンディッドラーニング」を取り入れる企業も増加しています。
ブレンディッドラーニングも可能
ブレンディッドラーニングとは、eラーニングやオンライン研修、対面式集合研修、OJTなど、さまざまな育成手法を組み合わせた研修方法のことです。一般的にはeラーニングで知識をインプットした後に、対面研修で実践や議論の場を設けるといった形が多く、限られた研修時間が有効に活用できるだけでなく、高い研修効果とスキルの定着が期待できます。
演習はオンラインでも行うことができますが、業種や職種によってはオフラインで行ったほうが効率的である場合もあります。そのような場合は、ブレンディッドラーニングを用いれば、eラーニングと対面研修のよいところを共に取り入れることができるでしょう。
LMSで学習管理・理解度チェックができる
3つ目の理由は、LMSで学習管理と理解度をチェックできることです。LMSとは、Learning Management Systemの略称で、学習管理システムのことです。LMSはeラーニングの利用者一人ひとりの強みや弱みをデータ化してくれるため、客観的な評価をみることできます。例えば、コンセプチュアルスキルに必要なスキルにおいて、どこが得意なのか否か見つけられるのです。
また上司からしても、部下がどれくらい学習を進めているか、どこが理解できていないかすぐに把握できるでしょう。LMSのデータから、ミーティングで今後の課題を共有して部下の成長の後押しをすることも可能です。
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コンセプチュアルスキル研修なら「etudes」
ここからは、eラーニング配信におすすめのLMSについて具体的に紹介します。ここで紹介したいコンセプチュアルスキル研修に役立つLMSが「etudes(エチュード)」です。
人材育成に約20年に渡り携わってきたアルー株式会社が開発したLMSで、マニュアルがなくても使えるようUI/UXにこだわっています。官公庁をはじめとして数々の大企業に採用・導入されており、さまざまな場面で活躍しています。
etudesが選ばれる理由
では、なぜetudesが選ばれるのでしょうか。理由は下記の3点を特徴にしているからです。
- 人材育成の専門家が開発した
- 初期費用がゼロでストレージが無制限
- 高度なセキュリティシステムを導入
アルー株式会社が提供するetudesは、登録したID数に応じた月額の課金制を採用しています。約23時間で学べるコンセプチュアルスキル研修に特化した教材も用意しています。社員にコンセプチュアルスキルを身に付けさせたい方はetudesの導入をぜひご検討ください。
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etudesのコンセプチュアルスキル教材を紹介
次に、etudesのコンセプチュアルスキル教材で学べる内容を紹介します。大きく分けると10個のスキルを学ぶことができます。
- ロジカルシンキング
- 問題解決思考
- 仮説思考
- ネゴシエーション
- データ分析概論
- 新しい価値創造のためのデザイン思考研修
- アジャイル思考
- ロジカルコミュニケーション
- 設定型問題解決
- 定量的思考
以下にて、詳しい内容を見ていきましょう。
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングでは、物事を緻密かつスピーディに考え、わかりやすく伝えるための基本的な思考方法を学びます。対象者は、内定者や新入社員、若手社員の他ロジカルシンキングの基礎を学びたい人です。
思考を構造化する方法である「ピラミッド構造」に焦点を当て、ショート演習、複合演習など多数の演習を用意しています。また、ロジカルシンキングを深く身に付けるためのロジカルシンキングドリルもあります。
問題解決思考
問題解決思考では、合理的に問題解決を行うための基本的な思考プロセスを学びます。対象者は、若手社員や中堅・リーダー層、問題解決のステップを学んで業務に活かしたい人です。
問題解決を行う際の基本的な考え方を学んだり、多数の演習を通じてトレーニングを行ったりします。どんな時に問題解決思考を活用するのか理解できるようになるのが目的です。また、問題解決思考をさらに強化したい方向けに、問題解決思考ドリルもあります。
仮説思考
仮説思考では、約105分のコンテンツにて仮説思考の重要性についての認識を深め、仮説思考の原則を体系的に理解します。対象者は、若手社員や中堅・リーダー層、管理職の他、業務を進めるスピードを早めたい方です。動画でインプットしたり、3本のケース演習で実践したりすることで具体的に活用できるのを目的にしています。
ネゴシエーション
ネゴシエーションでは、効果的に交渉を進めるための事前準備の方法について学びます。対象者は、若手社員や中堅・リーダー層、部署間の調整を上手に行いたい人の他、妥協や押し通しではなく、両者が納得できる折衝を行いたい人向けです。ネゴシエーションが起こる場面を想定したケース演習で、実業務でのネゴシエーションがイメージできるようになるのが目的です。
データ分析概論
データ分析概論では、データ分析を行う上で必要となる考え方を、データ分析の基本的なプロセスに沿って具体事例を交えながら学びます。ビジネスでも分野や業種を問わず、さまざまな場面でデータを収集・分析して課題解決を図ることが求められています。このコンテンツの対象者はデータ分析の基礎を学びたい人やデータを活用して課題解決を行いたい人です。
新しい価値創造のためのデザイン思考研修
デザイン思考研修では、デザイン思考とは何かから、思考のプロセスまで理解することができます。これまでは、データや数字から新商品やサービスを考えていましたが、変化の激しい時代になり顧客の嗜好が多様化しました。その結果、差別化が難しくなり新しい発想をするのが重要になっています。このコンテンツの対象者は、デザイン思考を知りたい人や活用したい人、イノベーション創出の方法が知りたい人です。
アジャイル思考
アジャイル思考では、アジャイルの基礎知識や3つの役割・5つのイベント・3つの作成物といったスクラム手法のフレームワークと考え方を学びます。アジャイル思考はかつて、ソフトウェア開発だけで採用されてきましたが、今ではさまざまな分野や業種でも導入されています。対象者はアジャイルに興味がある人や組織の働き方・業務改善に取り組んでいる人、DXなどビジネスアジリティを高めたい人です。
ロジカルコミュニケーション
ロジカルコミュニケーションでは、論理的に考えを整理して、わかりやすく伝える発信の技術や相手の話を的確に整理・理解する受信の技術を学びます。対象者は若手社員やロジカルなコミュニケーションに自信がない人です。ロジカルシンキングと同様、ピラミッド構造を作るための4つのルール(グルーピング・メッセージ・根拠付け・MECE)を学びます。
設定型問題解決
設定型問題解決では、あるべき姿を高くおくことで、今は見えていない問題を自ら「設定」して解決する設定型問題解決について学びます。対象者は中堅社員やチームリーダー、管理職候補や管理職です。問題解決の仕方には設定型問題解決以外に、発生型問題解決と創造型問題解決もあります。このコンテンツでは、それら3つの違いについても学ぶことが可能です。
定量的思考
定量的思考では、より的確に意思決定を下し、説得力のあるコミュニケーションをするために、定量的に物事を把握・分析するスキルである定量的思考について学びます。対象者は、中堅社員やチームリーダー、管理職の他、定量的に物事を考え、決断する必要がある人です。
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まとめ
この記事では、コンセプチュアルスキルとは何かの説明と、おすすめのLMS「etudes」を説明してきました。コンセプチュアルスキルを身に付けると物事を本質的かつ多面的に見る力を養えて、延いては組織の成長にもつなげられます。また、etudesを活用すればどこでも何度でも研修を受けることができます。
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