
リーダーシップを社員に獲得してもらうなら「eラーニング」がおすすめ!
リーダーシップは、今の時代、社員全員に獲得させたいスキルの一つとなりました。リーダーシップを獲得してもらうのであれば、研修を行わなけばなりません。今回は、eラーニングでリーダーシップ研修を行うメリット、おすすめのeラーニングサービスについて紹介していきます。
目次[非表示]
- 1.リーダーシップの定義とは?
- 1.1.マネジメントとの違い
- 1.2.PM理論とは
- 2.リーダーシップを全ての社員が学ぶべき理由
- 3.リーダーシップを社員に習得してもらう上でのよくある課題
- 3.1.研修のコストがかさむ
- 3.2.対面研修では一人ひとりの理解度が分からない
- 4.社員にリーダーシップスキルを身につけてもらうなら「eラーニング」!
- 5.リーダーシップが学べるeラーニング「etudes」
- 5.1.教材が豊富にある
- 5.2.さまざまな端末から勉強が可能
- 5.3.繰り返し学習ができる
- 5.4.直感的で分かりやすいUI・UX
- 5.5.セキュリティも安心なクラウド型
- 6.etudesのリーダーシップカリキュラムの内容は?
- 6.1.自己改善サイクル
- 6.2.経験学習サイクル
- 6.3.自己マスタリー
- 6.4.率先型のリーダーシップ
- 6.5.共創型のリーダーシップ
- 6.6.理感一致のリーダーシップ
- 6.7.変革型のリーダーシップ
- 7.etudesでリーダーシップを学ぶおすすめのポイント
- 8.まとめ
リーダーシップの定義とは?
リーダーシップとは、英単語の「leadership」と同一の意味を持つ言葉です。「指導力」「統率力」「指導者の地位」といった意味を持ち、集団をまとめ、導いていく行動のことを指します。
リーダーシップは、経営学者 ピーター・ドラッカー博士、心理学者 ダニエル・ゴールマン博士など、多くの有識者が研究をしているテーマの一つです。近年の主流としては、リーダーシップに関する能力は先天的なものではなく、後天的にも伸ばすことができるとされています。
マネジメントとの違い
リーダーシップが「集団をまとめ導いていく行動」のことである一方、マネジメントは「集団が利益を出すためにサポートをする行動」のことを指します。
リーダーシップが必要な役割の一つとして「リーダー」が、マネジメント能力が必要な役割の一つとして「マネージャー」があります。リーダーとマネージャー、共通で必要な能力としては、決断力やコミュニケーション能力が挙げられるでしょう。
集団を率いるリーダーにとって必要な能力としては、目標設定能力、統率力があります。一方で集団のサポートを行うマネージャーに必要な能力は、論理的思考力、コーチング力となります。
PM理論とは
PM理論とは、1966年に社会心理学者 三隅二不二博士によって提唱されたリーダーシップ理論です。PM理論の「P」は「Performance function」の略であり目標達成機能となり、「M」は「Maintenance function」の略であり集団維持機能となります。このPとMが優れているか劣っているかによって、三隅二不二は4つのリーダー像を掲げました。
- PM型:目標達成機能も集団維持機能も高い理想のリーダー
- Pm型:目標達成機能が高く集団維持機能が低いリーダー
- pM型:目標達成機能が低く集団維持機能が高いリーダー
- pm型:目標達成機能も集団維持機能も低い未熟なリーダー
P(目標達成機能)のみが優れているリーダーは周囲を引っ張る能力が高い分、メンバー間の人間関係の維持に注力できない特徴を持ちます。一方でM(集団維持機能)のみ優れているリーダーは一人ひとりのメンバーに気を配れる分、強制的に業務を振るなどの力強さを持ちません。
PとMが両方優れているリーダーこそ、三隅二不二博士が提唱する理想的なリーダー像であるのです。
リーダーシップを全ての社員が学ぶべき理由
前項で、リーダーシップが必要な役割の一つとして「リーダー」があると記載しました。しかし、リーダーシップはリーダーのみが学べばいいという考え方は今は古く、現在は全ての社員が学ぶべきという考え方が主流です。
リーダー以外の全ての社員にリーダーシップを学ばせるべきメリットは、以下の3点にあります。
- 社員が広い視野で円滑に仕事を進められる
- 社員が主体性高くモチベーションを維持し続けられる
- 社員の行動がリーダーへの刺激になる
リーダーのみならず全ての社員が広い視野を持ち、モチベーションを維持し続け、その行動がリーダーの刺激となる環境は理想的なものです。その理想的な職場環境を目指すため、社員全員にリーダーシップを学ばせる必要があるのです。
リーダーシップを社員に習得してもらう上でのよくある課題
では、リーダーシップを社員に習得させる上でのよくある課題はなんでしょうか。ここでは、以下2つの課題について詳しく紹介します。
- 研修のコストがかさむ
- 対面研修では一人ひとりの理解度が分からない
では、内容を見ていきましょう。
研修のコストがかさむ
たとえば、リーダーシップを社員に習得させるために対面研修を企画・実行したとします。かかる経費は以下の通りです。
- 講師依頼料
- 会場費
- 機材レンタル費
- 資料印刷費
- 社員の宿泊費
- 社員の交通費
- 社員の人件費
研修は、繰り返し行うことによりその効果を定着させます。一度でこれだけの費用がかかってしまう対面研修を繰り返し行うことはコスト的になかなか難しいのではないでしょうか。研修のコストがかさむことは、リーダーシップを社員に習得させる上での大きな問題点となるのです。
対面研修では一人ひとりの理解度が分からない
対面研修を行うとき、参加者社員一人ひとりの理解度が分からないという問題点が発生します。一人ひとりの理解度が分からないと、個々人へのフォローアップが難しくなり、せっかく研修をしたのに内容を理解している社員と理解していない社員が出てきてしまうのです。
これらのリーダーシップを社員に習得させる上でのよくある課題を解決する方法として、「eラーニング」の導入があります。ここからは、eラーニングについて、そのメリットやおすすめのサービスを紹介していきます。
社員にリーダーシップスキルを身につけてもらうなら「eラーニング」!
社員にリーダーシップスキルを身につけてもらうなら、eラーニングをおすすめします。eラーニングであれば、対面研修にかかる全てのコストを削減することができますし、一人ひとりの理解度をシステム上で把握し管理することも可能です。
社内DXの観点からも、eラーニングはおすすめできます。社内DXとは、社内でできる小さなことからDXを進めていこうとする考え方です。社員の教育をDX化させる方法として最適なのが、eラーニングといえるのではないでしょうか。
リーダーシップが学べるeラーニング「etudes」
eラーニングで社員にリーダーシップを学ばせるなら、eラーニングサービス「etudes(エチュード)」がおすすめです。ここからは、etudesの強みを5つ紹介していきます。
- 教材が豊富にある
- さまざまな端末から勉強が可能
- 繰り返し学習ができる
- 直感的で分かりやすいUI・UX
- セキュリティも安心なクラウド型
では、以下にて詳しく見ていきましょう。
教材が豊富にある
etudesを開発したアルー株式会社には、約20年に渡る人材育成のノウハウがあります。etudesには、そのノウハウを駆使して作成された、分かりやすく使用しやすい教材が豊富にあるのです。教材は、セットプランとしてまとめられていたり、テーマ別に区分けされていたりします。そのまま利用しても便利ですし、利用したいものをピックアップしてオリジナルにカスタマイズすることも可能です。完全オリジナル教材を作成したい場合は、eラーニング作成のプロと共に貴社に最適なeラーニング教材を作成することもできます。
さまざまな端末から勉強が可能
etudesは、PCのみならずスマートフォンやタブレットからでも受講できます。忙しい社員の受講意欲が高いときを逃さず、いつでもどこでもeラーニングにアクセスさせることが可能です。たとえば外回りの多い社員にeラーニング学習をさせようとした際、なかなか会社の椅子に座って学ぶ時間がとれない場合があります。そんなときは、移動の時間にeラーニングをするように指示すれば、ある程度まとまったスキマ時間を有効活用することができるのです。
繰り返し学習ができる
eラーニングの特徴の一つとして、繰り返し学習が比較的容易という点があります。etudesでは、教材の中で分からなかったところを繰り返し学習でき、苦手部分の克服が可能です。
直感的で分かりやすいUI・UX
etudesは直感的に分かりやすい動画教材を数多く提供しています。資料だけでなく講師の表情や身振り手振りも分かる動画教材、講座を視聴するだけでなく自分の理解度をテストという形で知ることができるシステムなど、趣向を凝らしたeラーニングを利用することができるでしょう。
etudesでは、直感的で分かりやすいUI・UXを追求しています。eラーニングコースをパネル形式で一覧表示したり、検索機能で必要なものを見つけられるようになっていたりと、利用者にとってとことん使いやすいeラーニングサービスをご提供しています。
etudesを実際に操作してみたい方は無料トライアルにお申し込みください。一ヶ月間、etudesのすべての機能を無料で体験できます。
セキュリティも安心なクラウド型
eラーニングを利用するにあたって不安な点といえば、セキュリティの面ではないでしょうか。たとえば、自社ノウハウをeラーニング化させたとき、セキュリティが脆弱なeラーニングサービスであれば、ノウハウの流出や機密情報の漏えいの心配が出てきます。しかし、etudesなら、その心配はありません。
eラーニングには「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類のサービスがあり、etudesはそのうちのクラウド型を採用しています。クラウド型とは、SaaSサービスとしてeラーニングを導入する方法です。etudesでは、Microsoft® のAzure®を利用しており、万が一セキュリティの脆弱性が見つかった場合も、Microsoft社が対応するため、貴社が被る手間暇はありません。
etudesのセキュリティについて詳しくは『セキュリティ』をご覧ください。
etudesのリーダーシップカリキュラムの内容は?
etudesでは、各階層ごとのリーダーシップにかかわるコンテンツを用意しています。以下にて、7つのリーダーシップカリキュラムについて、簡単に解説していきます。
自己改善サイクル
経験学習サイクルをベースに、自分自身をリードしながら成長する方法を学ぶカリキュラムです。内容は、以下の12項目に分かれています。
- イントロダクション
- 自分の原動力を自覚する(動画で確認)
- 自分の原動力を自覚する(演習で実践)
- 経験から学ぶ(動画で確認)
- 経験から学ぶ(演習で実践)
- 経験学習の質を高める(動画で確認)
- 経験学習の質を高める(演習で実践)
- 経験学習の質を高める(動画演習で実践)
- フィードバックのもらい方を考える(動画で確認)
- フィードバックのもらい方を考える(演習で実践)
- 知識確認テスト
- 効果測定アンケート
対象者は、以下の社員となります。
- 内定者
- 新入社員
- 自ら経験を振り返り成長することが期待される若手社員
経験学習サイクル
経験学習サイクルは、自ら成長していくための方法です。カリキュラムは以下の11項目に分かれています。
- イントロダクション
- Step1:自分の現在地を知る(演習で実践①)
- Step2:ありたい姿を描く(動画で確認②)
- Step2:ありたい姿を描く(演習で実践②)
- Step3:自分からストレッチする(動画で確認③)
- Step3:自分からストレッチする(演習で実践③)
- Step4:自己成長につながるリフレクションをする(動画で確認④)
- Step4:自己成長につながるリフレクションをする(演習で実践④)
- Step5:仕事にエンジョイメントを見出す(動画で確認⑤)
- Step5:仕事にエンジョイメントを見出す(演習で実践⑤)
- アンケート
対象者は、以下の社員となります。
- 配属後の新入社員
- 2年目社員
- 経験から学ぶ力をつけたい方
自己マスタリー
自分の力量や成果などを直視しつつも、理想に向けて目標を掲げ、学び続ける成長戦略を描く方法を学ぶカリキュラムです。内容は、以下の13項目に分かれています。
- イントロダクション(動画で確認)
- イントロダクション(知識の確認)
- Point1:ありたい姿を描く(動画で確認①)
- Point1:ありたい姿を描く(演習で実践①)
- Point2:自分から経験を選んで呼び込む(動画で確認②)
- Point2:自分から経験を選んで呼び込む(演習で実践②)
- Point3:経験から最大限学ぶ(動画で確認③)
- Point3:経験から最大限学ぶ(演習で実践③)
- Point4:成長機会を自らデザインする(動画で確認④)
- Point4:成長機会を自らデザインする(演習で実践④)
- Point5:停滞を乗り越える(動画で確認⑤)
- Point5:停滞を乗り越える(演習で実践⑤)
- アンケート
対象者は、以下の社員となります。
- 若手社員
- 積極的に成長していきたい方
- 成長せずに停滞していると感じている方
率先型のリーダーシップ
決断の状況における、自分の傾向を認識するためのカリキュラムです。以下の8項目に分かれています。
- イントロダクション 動画で確認
- イントロダクション 知識の確認
- Case1:付加価値の向上 演習で実践①
- Case2:タスクの割り当て 演習で実践②
- Case3:チームの生産性向上 演習で実践③
- Case4:チーム方針の発表 演習で実践④
- Case5:OJT指導 演習で実践⑤
- アンケート
対象者は、以下の社員となります。
- 中堅・リーダー層
共創型のリーダーシップ
リーダーシップ発揮にあたっての基本的な考え方を学ぶカリキュラムです。以下の12項目に分かれています。
- イントロダクション 動画で確認
- イントロダクション 知識の確認
- Part1:メンバーの可能性に目を向ける動画で確認①
- Part1:メンバーの可能性に目を向ける演習で実践①
- Part2:ゴールをメンバーに共有する動画で確認②
- Part2:ゴールをメンバーに共有する演習で実践②
- Part3:メンバーのパフォーマンス発揮を支援する動画で確認③
- Part3:メンバーのパフォーマンス発揮を支援する演習で実践③
- Part4:批判に向き合う動画で確認④
- Part4:批判に向き合う演習で実践④
- 巻末資料
- アンケート
対象者は、以下の社員となります。
- 管理職手前
理感一致のリーダーシップ
「自分らしさ・組織らしさ」を起点として、組織からの期待に応えるためのあり方を学ぶカリキュラムです。以下の12項目に分かれています。
- イントロダクション 動画で確認
- Part1:自分らしさを再発見する 動画で確認①
- Part1:自分らしさを再発見する 演習で実践①
- Part2:「自分らしさ」と「組織らしさ」の重なりを確認する 動画で確認②
- Part2:「自分らしさ」と「組織らしさ」の重なりを確認する 演習で実践②
- Part3:担当組織の目標を咀嚼する 動画で確認③
- Part3:担当組織の目標を咀嚼する 演習で実践③
- Part4:メンバーと一緒に持つ「問い」を明確化する 動画で確認④
- Part4:メンバーと一緒に持つ「問い」を明確化する 演習で実践④
- Part5:メンバーの自発的行動を引き出す 動画で確認⑤
- Part5:メンバーの自発的行動を引き出す 演習で実践⑤
- アンケート
対象者は、以下の社員となります。
- 新任課長
変革型のリーダーシップ
自分と会社の理念をベースにして、他者や組織を導いていくリーダーシップについて学ぶカリキュラムです。以下の11項目に分かれています。
- イントロダクション 動画で確認
- イントロダクション 演習で実践
- Part1:自分の理念を見出す 動画で確認①
- Part1:自分の理念を見出す 演習で実践①
- Part2:組織の理念を掲げる 動画で確認②
- Part3:エネルギーを響かせる 動画で確認③
- Part3:エネルギーを響かせる 演習で実践③
- Part4:理念に立ち続ける 動画で確認④
- Part4:理念に立ち続ける 演習で実践④
- まとめ 動画で振り返り
- アンケート
対象者は、以下の社員となります。
- 部長
- 理念を持って仕事を進めたい方
etudesでリーダーシップを学ぶおすすめのポイント
ここまでは、etudesでリーダーシップを学ぶカリキュラムについて紹介してきました。ここからは、なぜリーダーシップを社員に学ばせるならetudesがいいのか、その理由を紹介していきます。
- 人材育成会社が作った教材で学べる
- プロのコンサルティングでオリジナル教材も作れる
- 自社の既存研修のeラーニング化もできる
以下にて、詳しく内容を見ていきましょう。
人材育成会社が作った教材で学べる
etudesは、アルー株式会社が提供しているeラーニングサービスです。アルー株式会社は、約20年に及ぶ歴史を持つ人材育成会社であり、豊富な人材育成に関するノウハウを蓄積しています。
アルー株式会社が提供するeラーニングサービスは、教材内容の充実だけでなく、運用の負荷を下げることも視野に入れ開発されています。人材育成の専門家が作成・運用している教材で学べることは、etudesを選択する最も大きなメリットだといえるでしょう。
プロのコンサルティングでオリジナル教材も作れる
etudesでは、人材育成のプロのコンサルティングのもとでオリジナル教材を作成できます。貴社のビジネスの課題を丁寧にヒアリングし、eラーニングでどのように解決できるかをご提示。プランニング・お見積もりの後、eラーニングの設計・制作、納品の後にも、学習履歴をもとに効果を分析するなど、継続的なサポートを行っています。
etudesのオリジナル教材作成コンサルティングについて詳しくは『オリジナル教材を作成』をご覧ください。
自社の既存研修のeラーニング化もできる
既存研修があるならば、eラーニング化はetudesにお任せください。紙やPowerPointの研修資料をeラーニング化いたします。たとえば、紙の資料をもとに対面研修を行っていたのであれば、講師の行う講義を映像として録画するのはいかがでしょうか。対面研修のメリットである講師の熱量を感じられる一方で、対面研修ではできなかった分からない部分の繰り返し視聴も可能となり、eラーニングと対面研修のよいところを共に取り入れた教材が作成できます。
まとめ
未来の予測が難しいVUCAの時代である現在、一人ひとり、全ての社員にリーダーシップを学んでもらう価値は非常に大きいといえます。全ての社員が自分事として会社を引っ張ろうとする意思は、VUCAの時代にも会社にとって明るいビジョンを引き寄せるでしょう。
社員にリーダーシップを学んでもらうのであれば、eラーニングを利用することをおすすめします。なかでもetudesを利用すれば、豊富な教材から社員の階層ごとに最適な研修を選択することができるでしょう。人材育成会社が作ったeラーニングシステムであるetudesなら、社内の学習における課題を解決できます。