
ビジネスマナーを社員に学ばせるにはeラーニング!メリットを紹介
「ビジネスマナー」は、あらゆる企業において新入社員研修で実施されることが多いテーマです。
ビジネスマナーを学ぶことは、一般的な礼儀作法だけではなく、社会人としての心構えや在り方を知る大切な機会でもあるためです。
社内研修によって社員にビジネスマナーを身につけさせるためには、さまざまな方法が考えられます。
近年では、eラーニングによるオンライン開催を選ぶ企業が増えています。
ビジネスマナーを社員に学ばせることの重要性から、eラーニングによるビジネスマナー研修のメリットまで、詳しく解説いたします。
目次[非表示]
- 1.ビジネスマナーとは?
- 2.ビジネスマナーとして身につけるべき内容
- 3.ビジネスマナーを社員に学んでもらうメリットとは
- 3.1.1.社員が信頼できる人材になる
- 3.2.2.自社の評価が上がる
- 3.3.3.社内の人間関係が良好になる
- 4.ビジネスマナーを社員に教える方法
- 4.1.1.実務を通して学んでもらう
- 4.2.2.対面研修に参加してもらう
- 4.3.3.eラーニングを活用する
- 5.ビジネスマナーの習得にはeラーニングがおすすめ!
- 5.1.場所や時間を問わず学習ができる
- 5.2.動画や演習によって身につきやすい
- 5.3.習熟度や進捗を管理しやすい
- 6.eラーニングで学ぶビジネスマナーは新入社員研修にもおすすめ
- 7.eラーニングでビジネスマナー習得を目指すなら「etudes」
- 7.1.カリキュラム①:ビジネスマナー
- 7.2.カリキュラム②:差がつく!接客マナー研修
- 8.まとめ
ビジネスマナーとは?
ビジネスマナーとは、社会人が企業で働く際に必要とされるマナーのことです。
マナーと言っても接客をする業種だけではなく、全ての社員に身につけさせるべきスキルとなっています。
社員にビジネスマナーが身についていることで、取引先と円滑にビジネスを進められるだけではなく、企業そのもののイメージを向上させ、社内の人間関係にも良い影響を与えます。
ビジネスマナーとして身につけるべき内容
一般的な社会人がビジネスマナーとして身につけるべき内容は、
- 挨拶
- 言葉遣い
- 身だしなみ
- メール対応
- 電話対応
- 来客対応
- 報連相
- オンラインマナー
などが挙げられます。
取引先や協力企業との対面の場で求められるビジネスマナーはもちろん、近年ではオンライン会議やリモートワークでのビジネスマナーもあります。
ビジネスマナーは「社会人として当たり前の礼儀」と思われることであっても、具体的に社員に学習させ実践させる必要があります。同じ企業の社員でありながら、人によってマナーのばらつきがあっては、企業としての信用を失うことにつながってしまう可能性があるためです。
ビジネスマナーを社員に学んでもらうメリットとは
まずはビジネスマナーの必要性を知るため、ビジネスマナーを社員に学ばせることのメリットから見ていきましょう。
- 社員が信頼できる人材になる
- 自社の評価が上がる
- 社内の人間関係が良好になる
一つずつ、詳しく解説していきます。
1.社員が信頼できる人材になる
ビジネスマナーがきちんとしている社員が相手に与えるのは好印象だけではなく、ビジネスパートナーとしての信頼です。
「この人になら仕事を任せることができる」と感じさせる人材を作り上げるのに、ビジネスマナーは不可欠です。ビジネスマナーが身につくことでビジネスパーソンとして成長ができることを社員に伝えることで、研修に対するモチベーションもアップするでしょう。
2.自社の評価が上がる
取引先や協力企業とのやりとりは、ビジネスの要となる商談だけではありません。企業に電話した際の電話応対や、訪問した際の接客応対でも、常に「どんな会社なのか」が見られているのです。会社としての評価だけではなく、信頼できるか、ビジネスを共にして問題のない企業なのかという判断にも、社員の態度や礼儀は大きく影響を与えます。
そのため、全ての社員に均等にビジネスマナーが身についていることで、自社の評価が上がると言えます。
3.社内の人間関係が良好になる
ビジネスマナーは、社外の人のみに向けたマナーではありません。共に業務を行う社内の人に対する態度や礼儀も学ぶことができるため、社内の人間関係がより良好になるでしょう。
社内にマナーが気になる人がいても、直接指摘するのはなかなかハードルが高いです。社内研修としてビジネスマナーを教える場を設けることで、誰もがマナーを意識して自分自身の見直しができるのです。
ビジネスマナーを社員に教える方法
では、ビジネスマナーを社員に学んでもらうには、どのような方法があるのでしょうか。
以下の3パターンでご紹介します。
- 実務を通して学んでもらう
- 対面研修に参加してもらう
- eラーニングを活用する
一つずつ、見ていきましょう。
1.実務を通して学んでもらう
営業の打ち合わせへの同席や実際に送るビジネスメールを作成といった実務を通してビジネスマナーを教える方法がまず挙げられます。
これは、研修を行うための教材が用意できない、研修を受けさせる時間が一切取れないといった場合に行われることが多い方法です。または、企業内でビジネスマナー研修を行ったことがなく、実務を通して習得するのが当たり前と考えているケースもあるでしょう。
この方法のメリットは、いきなり実践というミスができない状況によるプレッシャーから、緊張感を持って学ぶことができるという点です。
しかし、デメリットの方が多いと言えるでしょう。万が一ミスがあった場合には企業としての信頼を損なってしまう可能性があるためです。
2.対面研修に参加してもらう
ビジネスマナーは、教室で行う対面研修で実施することが多いです。
対面研修のメリットは、演習を通して実践で学ぶことができるという点です。一方で、大人数の研修では全員に演習をさせることは難しかったり、受講者一人ひとりの理解度が把握しにくいというデメリットもあります。
また、オンライン研修や在宅勤務が一般化した昨今においては、対面研修そのものの実施が困難となりつつあります。
3.eラーニングを活用する
最後にご紹介するのが、eラーニングで学んでもらう方法です。
eラーニングとは、インターネットを利用して教材を配信し、オンラインで研修を行う学習方法です。
PowerPointのようなスライド画面だけではなく、オンラインで演習ができる動画教材の配信も可能なため、企業のビジネスマナー研修にも利用されています。
なぜビジネスマナー研修にeラーニングがおすすめなのか、次の項から詳しく解説いたします。
ビジネスマナーの習得にはeラーニングがおすすめ!
ビジネスマナー研修の目的は、社員にビジネスマナーを習得し、実践してもらうことです。
そのためには、全ての受講者に平等に学習が行き渡り、どれだけ理解したかを管理側も把握する必要があります。
対面研修では、座席によっては教材動画が見えにくかったり、時間の関係で一部の受講者にしか演習を行えなかったりといった課題がありますが、eラーニングならこれらの課題をクリアできるのです。
eラーニングでビジネスマナー研修を実施するメリットをご紹介します。
- 場所や時間を問わず学習ができる
- 動画や演習によって身につきやすい
- 習熟度や進捗を管理しやすい
一つずつ詳しく見ていきましょう。
場所や時間を問わず学習ができる
eラーニングなら、インターネット接続さえあればいつでもどこでも学習ができます。
在宅勤務をしている社員も出社している社員も関係なく、空いた時間でビジネスマナー研修が受けられるのです。
「ビジネスマナーをできるだけ多くの社員に身につけさせたいが、業務に支障を与えたくない」というお悩みをお持ちの方に最適です。
動画や演習によって身につきやすい
ビジネスマナー研修では、例えば「お辞儀の角度」などを学ぶ場面があります。その際に、テキストだけで「会釈は約15度の角度で、立ち止まってゆっくりと頭を下げ……」と説明されても今ひとつイメージしにくく習得につながりません。
eラーニングなら、動画による教材の配信が可能です。良いマナーと悪いマナーの例を視覚的に認識し覚えることで、より実践しやすいビジネスマナー研修となります。
また、eラーニングであれば一度見た動画教材を繰り返し何度も再生することもできます。
新入社員研修などで、よりビジネスマナーの習得に力を入れたい場合は、講師による演習をzoomなどでオンライン配信しeラーニングシステムで学習管理をすることも可能です。
習熟度や進捗を管理しやすい
eラーニングは自主学習というイメージが強いため、「大規模な人数ではそれぞれがきちんと研修を受けたかどうかわかりにくいのでは?」と考えてしまうかもしれません。
eラーニング教材がLMS(学習管理システム)に搭載されていれば、受講者一人ひとりの学習進捗を手軽かつ確実に管理できます。
動画を飛ばしながら視聴する行為の防止機能や、習熟度をチェックするテスト機能まで搭載されているため、オンラインでもビジネスマナーがしっかり身につく研修を実施できるのです。
eラーニングで学ぶビジネスマナーは新入社員研修にもおすすめ
ビジネスマナーを教えるのにベストなタイミングは、入社直前や直後でしょう。新入社員向けの研修でビジネスマナー講習を行う際にも、eラーニングでの実施が効果的です。
全国に支社があると、新入社員研修のために全員を本社に呼ぶことは業務面・コスト面ともに負担が大きいでしょう。中には、当日どうしても参加できない新入社員が出る可能性も十分考えられます。
このような場合でもeラーニングなら場所や時間を問わず、新入社員全員に質の高い研修を受けさせることができます。
オンラインで実施できるため内定者研修にも
場所や時間を問わず学習ができるという点は、新入社員研修だけではなく内定者向け研修でも役立ちます。
勤務地から離れた場所に住んでいる内定者にも「入社式までにこちらのeラーニングを受講してください」という連絡を配信し、受講状況をオンラインで確認することができます。交通費や宿泊費をかける必要はありません。
より自社の方針やサービス内容にそった内容の内定者研修を行いたいという要望があれば、オリジナル教材の作成・配信ができるeラーニングシステムを選びましょう。
eラーニングでビジネスマナー習得を目指すなら「etudes」
ビジネスマナーのeラーニング教材も配信可能なeラーニングシステムをお探しなら、「etudes(エチュード)」をご検討ください。
etudesは、UI/UXの優れた誰にでも使いやすいLMS(学習管理システム)です。教材の配信・蓄積だけではなく、受講者の学習進捗や理解度のチェックといった学習管理までまとめて実施できます。まさに、社内の学習の課題をこれ一つで解決できるのが「etudes」の強みです。
etudesでは、導入後すぐに配信できるビジネスマナーのeラーニング教材を2種類ご用意しています。
- ビジネスマナー
- 差がつく!接客マナー研修
それぞれのカリキュラム内容をご紹介いたします。
カリキュラム①:ビジネスマナー
こちらのカリキュラムでは、eラーニングによって社会人としての基本的かつ汎用的なマナーが学べます。
カリキュラムの流れは以下です。
- 事前テスト
- ビジネスマナー基礎編
- 名刺交換
- 電話応対
- 訪問・来客
- 席次
- 差がつくマナー
- オンライン会議におけるマナー
- 知識確認テスト
- 実践意欲の確認アンケート
特徴的なのが、事前テストと事後テストによって受講者が自身のビジネスマナー理解度を実感することができる点です。
また、時代の変化に合わせてオンライン環境でのビジネスマナーまでしっかりとカバーしています。
カリキュラム②:差がつく!接客マナー研修
こちらは、接客業の現場で活用できる接客マナー研修のカリキュラムです。
最低限の接客マナーから、他店・他社と「差がつく」マナーとは何かを学ぶことができます。
接客の際についとってしまいがちなNG行動や、すぐに実践できるちょっとした心がけ、コツを丁寧にレクチャーしています。
従業員の接客シーンで課題を感じているマネージャーや、より顧客に選ばれるサービスへとステップアップしたい企業におすすめのeラーニング教材です。
まとめ
ビジネスマナーの研修をeラーニングで実施するメリットについて詳しく解説いたしました。
ビジネスマナーは全ての社員にばらつきなく身につけさせるべきスキルです。しかし、大規模な集合研修ではコストがかかったりそれぞれの習熟度を確認することが難しいといった課題があります。
それらの課題を解決できるのがeラーニングです。
eラーニングなら、オンラインで受講者にとっても学習しやすく、学習管理システムによって学習の管理もしやすくなります。
eラーニングの導入をお考えなら、社内の学習の課題をまとめて解決できる「etudes(エチュード)」をご検討ください。
人材育成会社アルーがそのノウハウを結集して開発したetudesは、全ての方にとって使いやすいeラーニングシステムとして多くの企業に採用されています。まずはお問い合わせから、お気軽にご相談ください。