「ロジカルシンキング」を社員に学んでもらうなら、eラーニングを活用しよう!
ビジネスの場では「ロジカルシンキングが重要」と言われることが多いですが、実際にどのような場面で活用できるのか、どのようにして社員にスキルを身につけてもられば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。このようなビジネススキルは継続的に学ぶことで身につけやすくなります。
社員のロジカルシンキング能力を伸ばすためには、必要なインプットとアウトプットができる環境を提供することが大切です。この記事では、ロジカルシンキングの意味や社員に学ばせるメリット、eラーニングなどおすすめの学習の方法についてご紹介します。
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目次[非表示]
- 1.ロジカルシンキングとは?
- 2.ロジカルシンキングを社員に学んでもらうメリット
- 2.1.伝達能力が上がる
- 2.2.コミュニケーション能力が上がる
- 2.3.客観的に物事を見られるようになる
- 3.ロジカルシンキングができないと起こること
- 3.1.コミュニケーションが上手くとれない
- 3.2.問題が上手く解決できない
- 4.ロジカルシンキングを社員に教える方法
- 5.ロジカルシンキングの習得にはeラーニングがおすすめ!
- 5.1.いつでもどこでも学習ができる
- 5.2.講師によって教育の質が左右されない
- 5.3.学習管理が簡単にできる
- 6.eラーニングでロジカルシンキングを習得するためには何をする?
- 6.1.ピラミッドストラクチャー
- 6.2.ロジックツリー
- 7.eラーニングでロジカルシンキングを習得するなら「etudes」
- 8.まとめ
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ロジカルシンキングとは?
ロジカルシンキングは、物事を整理しながら論理的なつながりを把握し、筋道を立てて体系化し、他社に分かりやすく伝える思考能力のことです。日本語では、ロジカルシンキングは論理的思考と呼ばれます。ビジネスの現場では様々な課題解決や、合理的な意思決定が求められるため、ロジカルシンキング能力が求められます。
次の3つの方法が、ロジカルシンキングを進める上での手法の一例です。これらのスキルを習得することで論理的思考が強化され、整理されたわかりやすい情報を上司やクライアントに対して伝えられるようになるでしょう。
- グルーピング
- 根拠づけ
- MECE
フレームワークや手法としてこれらを一つづつインプットや習得したうえで、アウトプットの場として演習を組み込み実践的に活用できるように学ぶ機会を設けると良いでしょう。
グルーピング
グルーピングでは、様々な内容が混在する情報に対し、要素を全て洗い出し、そこから類似した内容や共通点のあるものを分類していきます。情報をグルーピングをした後は、本当にこの分類は正しいのか、新しい分類を派生させる必要はないのかなどを思考します。切り口を変えて考えてみることで、新たな考え方が見えてくることもあるでしょう。
グルーピングは論点を整理するために行うため、ロジカルシンキングにの基礎となる能力になります。習得の目的を明確にしたうえで、より意識的に情報整理にグルーピングの手法を活用していくと良いでしょう。
根拠づけ
ロジカルシンキングでの根拠づけとして良く活用されるのが「So What?(それで結論は)」「Why So?(なぜそう思うのか)」です。根拠づけを行う前の重要な作業として、なぜこのような結論に至ったのかという根拠を提示する必要があります。
仕事の現場で、ほとんどの場面で求められているのは、個人の感想にとどまらない論理的な意見や見解です。意見を他者に伝えたり主張する場面では、数字をはじめとした何かしらの根拠や裏付けがある状態で、その根拠の内容や結論に至った論理も含めて分かりやすく伝える必要があります。根拠なしに意見を伝える場合、意思決定のために必要な情報が不足してしまいます。ビジネスで必要なコミュニケーションにとってロジカルシンキングは欠かせないスキルです。
MECE
MECE(Mutually Exclusive Collectively Exhaustive)とは、「全体として漏れなく、相互に重複しない」という意味になり、ロジカルシンキングにおいて重要な項目です。ある事象についてMECEの考え方を取り入れた場合、情報を重複なく整理し、かつ、全体を網羅的に漏れなく捉えることができます。論理的に問題解決をする際に必要なロジカルシンキングの手法とされています。
MECEが身についていると、部下から上司に業務状況を報告する場面などで、必要な情報を漏れなく重複なく整理することができるため、コミュニケーションを取る際の抜け漏れや論点のズレを防ぐことができるでしょう。また上司側が身につけていれば、意思決定の確実性が高くなる、問題が起きた場合の解決がしやすくなるなどのメリットがあります。
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ロジカルシンキングを社員に学んでもらうメリット
社員がロジカルシンキングを学べば、互いのコミュニケーションがスムーズになり、生産性が向上することでしょう。ここでは、ロジカルシンキングを社員に学んでもらうメリットについて詳しく解説していきます。メリットとしては、主に次の3つが挙げられます。
- 伝達能力が上がる
- コミュニケーション能力が上がる
- 客観的に物事を見られるようになる
ロジカルシンキングは簡単に身につくスキルではありませんが、思考のコツを実践させることでさまざまなメリットを享受できるでしょう。
一つずつ、詳しく解説していきます。
伝達能力が上がる
ロジカルシンキングを社員に学んでもらうことによって、伝達能力の向上が見込めます。自分が理解すべき事柄や相手に伝えるべき情報が明確になり、より正確な情報を受けとれるようになるだけでなく、相手に分かりやすいように伝えられるのです。
また、伝達能力が上がれば、互いの認識ズレが起きにくくなり、仕事の効率化を最大化させられます。上司と部下の無駄なやりとりが減って、上司は自分の仕事に専念できますし、部下に仕事を任せやすくなるでしょう。全体的に仕事ができる人が増えれば、会社全体で良い循環を生み、利益も大きく上げることも期待できます。
コミュニケーション能力が上がる
伝達能力とも共通しますが、相手に伝えるべき情報が明確になることによって、スムーズに会話を展開できるようになります。情報整理の基礎力が身に付くことで、無駄なコミュニケーションを減らしつつ、コミュニケーション能力が向上していくことができるでしょう。
上司や部下などの社内のコミュニケーションだけでなく、取引先などの社外の人とのコミュニケーションも良好になれば、社員にとっても会社にとってもメリットになるでしょう。コミュニケーション能力が高くなれば、業務がより効率的に回るだけでなく、社内・社外問わずに人脈を築けて、仕事や取引をスムーズに進められるようになるはずです。また、コミュニケーション能力の向上によって、周りの社員をまとめられるような人材に育てば、リーダー格などのまとめ役や中心的なポジションに適した人材へと成長することが期待できます。
客観的に物事を見られるようになる
ロジカルシンキングがある程度できるようになってくると、自身の思考も整理されて、客観的に物事を見られるようになります。それによって、今自分がどのような立ち位置で、何をするのが最もベストな選択なのかを、より正確に判断できるのです。社員全体がロジカルシンキングを身につけられれば、自分の役割を全うできるようになるため、業務の効率化につながるでしょう。
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ロジカルシンキングができないと起こること
ここまで、ロジカルシンキングを社員が身につけていることによるメリットを紹介しましたが、反対にロジカルシンキングを身につけていない場合はどのような問題が起こりえるのでしょうか。ここでは、ロジカルシンキングができないと起こることを2つご紹介します。
- コミュニケーションが上手くとれない
- 問題が上手く解決できない
それぞれの問題点を見ていきましょう。
コミュニケーションが上手くとれない
先ほど、ロジカルシンキングが身についているとコミュニケーション能力が上がると解説しました。ロジカルシンキングができないと、情報を整理する能力が欠けるため、物事を正確に理解するのが難しくなります。また、相手にどのように伝えたら良いかも明確でなくなってしまうので、コミュニケーションが思うようにとれない可能性が高いのです。
ロジカルシンキングが社員に身についていないと、業務の遂行が滞ったり、求めるアウトプットが正確に得られなかったりといった問題を引き起こすリスクがあります。
問題が上手く解決できない
ロジカルシンキングのように、物事を整理したり、状況を正確に把握したりする能力が養われていないと、問題解決がスムーズに進まない可能性があります。問題が思うように解決できないと、課題が山積みになって業務が滞ってしまったり、新たな問題が発生しても対処が遅れてしまったりなどの二次被害につながりやすいです。
また、問題解決のために行った施策が失敗となると、その施策にかけた時間や手間が無駄になります。業務における無駄をなくすためにも、ロジカルシンキングは欠かせない能力と言えるでしょう。
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ロジカルシンキングを社員に教える方法
社員にロジカルシンキングを定着させたいと思っているものの、どのように学習を促せば良いのか分からず、なかなか実行できないという人もいるのではないでしょうか。その場合、まずは以下の3つの方法を試してみることをおすすめします。
- 本を読んでもらう
- 対面研修
- eラーニング
それぞれの方法について解説していくので、参考にしてみてください。
本を読んでもらう
ロジカルシンキングに安価で素早く触れられるツールとして、本を読んでもらうという方法が挙げられます。ロジカルシンキングに特化した本は多く出版されているため、社員一人ひとりに課題図書として読んでもらうことによって、ロジカルシンキングのアウトラインを掴んでもらいやすくなるでしょう。
しかし、中には読書が苦手な社員もいます。その場合には、同じ本をオーディオブックで聞いてもらう、簡単な漫画本から触れてもらうといったアプローチをしてみましょう。
ただしこの方法は社員に独学してもらうスタイルとなるため、ロジカルシンキングをどれだけ理解しているのかを把握することは難しくなります。
対面研修
自社で独自に研修を行う、ロジカルシンキングの講義に長けている企業に委託するなど、対面研修を実施するのも有効な手段です。社員を一カ所に集めて同じ情報をインプットさせることで、身につけてほしいロジカルシンキングに関する知識や考え方を、ある程度足並みを揃えて習得してもらえます。
しかし、講師によって研修の内容が異なる場合があるので注意してください。また、対面研修の内容を復習して定着させたいという方もいると思いますが、時間が上手くとれず復習が正確にできない可能性があります。研修の際に紙媒体の資料が配布されることがあっても、紙媒体では研修内容を詳細に思い出すのは難しいでしょう。
対面研修は、ロールプレイや演習によって身をもって学習できるというメリットがありますが、時間と場所の制約があるという点がデメリットとなります。
eラーニング
近年ではeラーニングを活用して、社員にあらゆるスキルを習得してもらうという企業が増えてきています。eラーニングの中にはもちろん、ロジカルシンキングの習得を目指した教材も多数用意されています。
eラーニングを導入するメリットは、何度も社員が復習できる、最近のトレンドを含んだリフレッシュ教育ができるといった点です。そのため、忘れたころや研修で学んだことの振り返りをしたい場合には、eラーニングは学習しやすいツールの一つになります。
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ロジカルシンキングの習得にはeラーニングがおすすめ!
ロジカルシンキングを身につける方法として3つご紹介しましたが、おすすめはeラーニングです。eラーニングをおすすめする主な理由は、下記の3つです。
- いつでもどこでも学習ができる
- 講師によって教育の質が左右されない
- 学習管理が簡単にできる
ロジカルシンキングの習得には、質の良いインプットとアウトプットができる環境を準備するのが重要です。社員に効率良くスキルを身につけてほしいという方は、ぜひeラーニングを検討してみてください。
いつでもどこでも学習ができる
研修でロジカルシンキングについて学んでもらう場合、社員に時間を合わせて参加してもらわなければいけません。仕事の状況や社員のスケジュールによっては、時間を合わせるのが難しいこともあるでしょう。
また、本などで独自で勉強してもらう場合は、学習場所や時間にあまり制限はありません。しかし、本や教材などによる独学は個人の能力に依存する部分が大きく、学習の習得度に個人差が生じやすいです。
eラーニングでは、業務時間内外を問わず、インターネット環境とデバイス(PCやタブレット、スマートフォン)さえあればいつでもどこでも学習できます。通勤中や寝る前などの隙間時間に視聴してもらうことも可能です。
講師によって教育の質が左右されない
対面研修を行う場合は、講師によって教育の質が異なります。良い講師に依頼できれば企業としては大きな成果を得られますが、あまり質が良くない講師にあたってしまうと、研修の時間が無駄になる可能性もあるのです。
eラーニングで良い教材を選び配信すれば、このような教育の差は発生しません。さらに、研修では講師の教えている情報が古い可能性もありますが、eラーニングでは常に新しい情報が反映されているため、「せっかく身につけた知識が実際より遅れていた」などの問題が起こるリスクを軽減できます。
学習管理が簡単にできる
学習管理が簡単にできる点も、eラーニングがおすすめのポイントです。社員それぞれの能力や習熟度に合わせて進められるため、確認問題や間違えやすいところなどを重点的に学びながら、何度でも復習して身につけられます。
さらに、進捗度合いを可視化してくれるなど、学習面のサポートも充実しています。また、管理職などの上長が部下の進捗状況を見られるので、社員にどの程度スキルが身についているのかをすぐに把握することが可能です。
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eラーニングでロジカルシンキングを習得するためには何をする?
ロジカルシンキングとは、簡単にいえば思考法の一つです。そんな思考法をeラーニングで学ぶとなると、どのようなことを学ぶのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、eラーニングでロジカルシンキングを習得するために学ぶ内容の一例として、2つのフレームワークをご紹介します。
- ピラミッドストラクチャー
- ロジックツリー
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
ピラミッドストラクチャー
ピラミッドストラクチャーは、ピラミッド状に伝えたい結論とその根拠を図式化するフレームワークです。結論をピラミッドの頂点に置いて、それを設営するための根拠を下部に並べていく考え方となっており、できあがった図がピラミッドのような構造になることから、ピラミッドストラクチャーと呼ばれてます。ロジカルな提案や報告をするために必要なスキルです。
ロジックツリー
ロジックツリーは、あらゆる問題解決方法を、木の幹から枝分かれしていくように書き出しながら考えていくフレームワークです。ロジックツリーが構築できると、社内での難しい課題の解決や新たなプロジェクトの遂行などに役立ちます。これは俗に言うマインドマップや思考ツリーなどと似たような概念で、問題定義の確定や自身の理論の整理に有効です。
ロジカルシンキングのeラーニングでは、このようなフレームワークを実例を通して学んだり、ドリル形式で反復学習することができ、より効果的に身につけることができます。
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eラーニングでロジカルシンキングを習得するなら「etudes」
eラーニングでロジカルシンキングを習得してもらいたいという方は、ぜひ「etudes(エチュード)」をご利用ください。etudesでは、eラーニングによるあらゆる社内教育を提供し、社員のロジカルシンキング定着を確実に促します。代表的なカリキュラムは以下の通りです。
- カリキュラム①:ロジカルシンキング
- カリキュラム②:ロジカルシンキングドリル
- カリキュラム③:ロジカルコミュニケーション
それぞれのカリキュラムについて解説していくので、社員にロジカルシンキングを効率的に身につけてもらうにはどうすれば良いのかとお悩みの人事部ご担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。
カリキュラム①:ロジカルシンキング
物事を緻密かつスピーディーに考え、分かりやすく伝えるための基本的な思考方法を学べます。そもそものロジカルシンキングの定義や必要性から学べるため、なぜロジカルシンキングを学ぶ必要があるのかという根本的な部分を社員が納得した上で進められて、より学習に集中しやすくなるでしょう。また、基本的な思考方法に加えて、説得力のある根拠づけをする方法なども合わせて複合的に学べるので、より実践的なスキルを身につけてもらえます。
カリキュラム②:ロジカルシンキングドリル
ロジカルシンキングにおける構造化方法の一つ「ピラミッド構造」を作るための4つのルールについて、一問一答のドリル形式でトレーニングします。4ヶ月のスパンでじっくり取り組んでいき、若手社員から中堅・リーダー層に成長するための的確な判断力を養うことが可能です。
カリキュラム③:ロジカルコミュニケーション
相手と円滑にコミュニケーションを図るために、論理的に自分の考えを整理して分かりやすく伝える発信の技術と、相手の話を的確に整理・理解する受信の技術を学べます。ロジカルコミュニケーションやピラミッドストラクチャーなどについても体系的に学習できて、社員全体のコミュニケーション能力の向上も見込めるでしょう。
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まとめ
今回は、ロジカルシンキングの意味や社員にとってのメリット、学習の方法についてご紹介しました。今やロジカルシンキングは、ビジネスマンの効率的な思考やコミュニケーションとしては欠かせない概念と言っても過言ではありません。
しかし、ロジカルシンキングを社員に身につけてもらうのはすぐにできることではないでしょう。効率的に学んでもらうためには、ぜひeラーニングを活用してみてください。ロジカルシンキングが身につけられるeラーニングサービスをお探しであれば、ぜひ一度etudesをご検討ください。