【2024年最新】eラーニングシステム(LMS)の比較項目を徹底解説!
自社にとってベストなeラーニングシステムを選ぶには、まず各社のeラーニングシステムを比較・検討することが重要です。
eラーニングシステムを比較するには、どのようなセキュリティ対策を採用しているか、準備期間と費用はどれくらいかなど、複数の検討項目があります。
今回は、eラーニングシステムを比較・検討したい時に知っておくべきことや、eラーニングシステムを導入する前の注意点などをまとめて解説します。
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実際に企業でどのように人材育成をしているのか、他社事例を知りたい方は「導入事例:住友ゴム工業株式会社 / 株式会社メガネトップ / 株式会社オカムラ / 他」で詳しくご紹介します。
etudesでは「人材育成の運営工数を削減したい」「eラーニングで育成施策の成果を上げたい」企業様をご支援しています。人材育成にお困りの方はお気軽にご相談ください。
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目次[非表示]
- 1.自社に最適なeラーニングシステムを見つけるにはまず比較!
- 1.1.そもそも、eラーニングとは?
- 1.2.eラーニングによる社員研修が注目される背景
- 2.eラーニングシステムの比較項目一覧
- 2.1.汎用コンテンツが充実しているか
- 2.2.オリジナルコンテンツの配信が可能か
- 2.3.オンプレミス型かクラウド型か
- 2.4.学習管理機能は充実しているか
- 2.5.受講者・管理者ともに使いやすいシステムか
- 2.6.セキュリティ対策ができているか
- 2.7.標準規格(SCORM)への準拠
- 2.8.スムーズに導入可能か
- 2.9.運用開始後のサポート体制は万全か
- 2.10.料金形態や相場に合っているか
- 2.11.人材育成に関する知見があるベンダーか
- 3.eラーニングシステム導入前には必ず無料トライアルがおすすめ
- 3.1.教材のアップロードの方法
- 3.2.受講者管理の方法
- 3.3.管理者権限が分かれているか
- 3.4.動作の速さや使いやすさ
- 4.使いやすいeラーニングシステムなら「etudes」
- 4.1.etudesのLMS機能
- 4.2.定額制受け放題eラーニング「etudes Plus」
- 4.3.etudesの料金システム
- 5.etudesと他社LMSの比較
- 5.1.【比較②】教材の内容
- 5.2.【比較③】運営サポート体制とセキュリティ対策
- 5.3.【比較④】利用できる従業員規模の制限
- 6.まとめ
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自社に最適なeラーニングシステムを見つけるにはまず比較!
多くの企業では、自社で行っている研修を、eラーニングによってオンライン化したいと考えています。eラーニングを管理するツールは、さまざまなベンダーから提供されているため、まずは比較して検討することが重要です。
しかし、ツールとなるeラーニングシステムやLMS(学習管理システム)は、どこを基準に比較すれば良いのかわからないことも多いでしょう。
eラーニングの比較ポイントについて理解を深めるため、まずはeラーニングの基本情報からご紹介します。
そもそも、eラーニングとは?
eラーニングとはインターネットを利用した学習形態のことです。「e」はelectronicの略で、eラーニングという言葉は「電子学習」を意味します。主にパソコンやスマートフォン、タブレットを用いて学習が行われます。
1950年代にはコンピューターを利用した学習が着目されており、1990年代にはパーソナルコンピューターやCD-ROMを利用した初期のeラーニングが一般化していきました。2000年代には「eラーニング」という言葉と、Webを利用した学習方法が広まっていきます。
そして2010年代、スマートフォンやタブレットに対応したeラーニングが登場し、現在に至ります。
eラーニングそのものについて、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
『eラーニングとは?意味やメリット・デメリットについて簡単に解説』
eラーニングによる社員研修が注目される背景
eラーニングによる社員研修が一般化した背景には、働き方の変化や企業のDX推進などがあります。
全国の社員を本社に集めて集合研修を行う場合、会場費・交通費・宿泊費といったコストが発生しているにもかかわらず、時間や場所が制限されるため多忙な社員が参加できないという事態もしばしば発生します。
従来のアナログな研修方法を見直し、居住地や勤務場所に関わらず、全ての社員に対して均等に研修を実践するために、eラーニング研修を導入する企業が増加しています。
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eラーニングシステムの比較項目一覧
eラーニングの基本情報を理解したところで、ここからはeラーニングシステムの比較項目を見ていきましょう。
以下にまとめる11のポイントを比較して、自社にとってベストなeラーニングシステムを選ぶ参考にしてください。
比較項目 |
内容 |
---|---|
汎用コンテンツが充実しているか |
汎用的なスキルを学べるベンダー提供コンテンツがあるかどうか |
オリジナルコンテンツの配信が可能か |
自社オリジナルの教材を作成し、配信できる機能があるかどうか |
オンプレミス型かクラウド型か |
物理サーバーが必要なオンプレミス型か、仮想サーバー上で構築できるクラウド型か |
学習管理機能は充実しているか |
LMSとしての機能の充実度 |
受講者・管理者ともに使いやすいシステムか |
受講画面と管理画面どちらも操作しやすいかどうか |
セキュリティ対策ができているか |
自社の機密情報が流出するのを防ぐ |
標準規格(SCORM)への準拠 |
eラーニング標準規格に準拠していれば配信できるコンテンツの幅が広がる |
スムーズに導入可能か |
導入までの流れや初期費用の確認 |
運用開始後のサポート体制は万全か |
ベンダーによってサポート内容は異なる |
料金形態が相場に合っているか |
利用料固定か、従量課金制か |
人材育成に関する知見があるベンダーか |
人材育成会社が開発したeラーニングシステムがおすすめ |
それぞれの比較項目について、詳しく解説します。
汎用コンテンツが充実しているか
eラーニングシステムによっては、ベンダーが作成した汎用コンテンツを搭載した状態で導入できるものがあります。
汎用コンテンツの内容としては、「ビジネスマナー」「コンプライアンス」「情報セキュリティ」などです。eラーニングシステムのベンダーによって充実度は異なります。
自社にeラーニング教材が無く、導入後すぐにeラーニング研修を始めたいとお考えの方は、汎用コンテンツが充実しているeラーニングシステムを選びましょう。
オリジナルコンテンツの配信が可能か
汎用スキルではなく、自社のサービスに特化したオリジナルコンテンツの配信を中心に、eラーニング研修を実施したいと考えているケースもあるでしょう。
その場合は、オリジナルコンテンツの配信の可否と自由度を比較しましょう。自由度の高いeラーニングシステムなら、
- 動画コンテンツ
- スライド式コンテンツ
- テキスト式コンテンツ
といったさまざまな形式でのオリジナルコンテンツ配信が可能です。
オンプレミス型かクラウド型か
eラーニングには、「オンプレミス型」と「クラウド型」の2種類のプラットフォーム提供形態が存在します。
オンプレミス型は自社サーバーにLMSを構築する形態で、カスタマイズ性に優れていますが、高い初期投資と維持費が必要です。クラウド型はSaaSサービスとしてLMSを利用する形態で、低コストで導入できますが、カスタマイズに制限があります。
どちらを選ぶかは企業のニーズやリソースに依存しますが、近年では導入・運用がしやすいクラウド型が主流になっています。
オンプレミス型とクラウド型の詳しい比較を知りたい方は『クラウド型eラーニングとは?オンプレミス型との比較とメリットについて』をご覧ください。弊社クラウド型eラーニング「etudes」の導入事例も紹介しています。
学習管理機能は充実しているか
eラーニングシステムによって、受講者一人ひとりの学習進捗や成果を管理したいとお考えなら、LMS(学習管理システム)機能が搭載されているシステムを選びましょう。
LMSとしての機能性が高いeラーニングシステムなら、以下のような便利な学習管理機能が活用できます。
- 学習進捗の確認… 受講者一人ずつの受講状況をデータで確認
- 受講データの保管… 誰がどの教材を学んだかデータで保管
- 受講のリマインド… 受講の進捗が捗々しくない受講者に自動で通知
- テスト・アンケート機能… 理解度を確認するテストやアンケートを配信
上記のLMS機能を活用することで、人事担当者の研修管理業務を効率化できるでしょう。
LMSの基本情報や機能について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
『LMSとは?学習管理システムの基本情報とメリットを徹底解説』
受講者・管理者ともに使いやすいシステムか
eラーニングシステムは、多くの社員が利用するツールです。
受講する社員だけではなく、研修の管理を行う社員にとっても使いやすいシステムかどうかを比較しましょう。
使いやすさは、画面のUIデザインや、マニュアルが無くても感覚的に理解できる操作感かといった点で判断できます。
導入前に実際の使い心地を確認したい場合は、無料トライアルの活用がおすすめです。
多くの企業様から、使いやすさを高く評価されているeラーニングシステム「etudes」の無料デモンストレーションのお申し込みはこちらから
セキュリティ対策ができているか
セキュリティ対策は、eラーニングシステムの信頼性を保証する重要な要素です。
eラーニングでは、場合によって社外秘の情報を取り扱うこともあります。データ漏洩は企業の評判に甚大な影響を及ぼすため、システム選定時はISMS認証の有無やセキュリティ機能についても比較しましょう。
eラーニングの導入にあたって必要なセキュリティ対策については、以下の記事で詳しく解説しております。
『eラーニング導入時に知っておきたいセキュリティ対策について』
標準規格(SCORM)への準拠
eラーニングには、SCORM(スコーム)と呼ばれる国際的な標準規格があります。SCORMは、Sharable Content Object Reference Modelの略称です。
eラーニングは、「eラーニングコンテンツ」と「LMS」の、2つの要素から構成されています。この2つの要素が構築される規格の標準形が、SCORMです。たとえば、この規格が適応されていないeラーニングコンテンツを採用してしまうと、使用したいLMS上で正常に作動しなくなってしまいます。
eラーニング導入時はSCORMの理解を深め、SCORM規格に則って作成されたものを選択するようにしましょう。
スムーズに導入可能か
スムーズに導入できるかどうかは、eラーニングシステムを比較するうえで欠かせないポイントです。
一般的には、LMSの機能が多いほど導入時に必要となる作業が増えていきます。特に海外製の高機能を謳うLMSの場合は、導入時にコンサルティング会社の支援なしに導入することは難しく、LMSの費用よりも導入費用が高くなる可能性があります。
導入時に必要となる作業を、ベンダー側と自社側とに分けて把握し、ベンダー側の見積もり費用と、自社作業に掛かる人件費を合計した総額で比較することが重要です。
導入時の作業量を減らすためには、自社に必要な機能を見極めて相応のLMSを選ぶことが必要です。過剰に高性能なLMSを導入してしまうと、使わない機能のために導入作業と費用が膨らんでしまうので注意しましょう。
運用開始後のサポート体制は万全か
システムをスムーズに運用するために、サポート体制も確認しておきましょう。
eラーニングシステムを導入するにあたって、立ち上げから仕組み化までのサポート体制が整っていると、学習への取り組みがスムーズになります。サポートには、メール・電話・チャットボットなどの種類があります。内容を比較検討して、自社のニーズに合ったものを選ぶとよいでしょう。
また、トラブル発生時に、迅速に対応できるかどうかもeラーニングシステム選びでは重要です。
日本国内で開発を行っているベンダーであれば、システム運用中の不具合対応も迅速に行うことができます。システムを継続利用する場合は、信頼できる開発体制が整っているベンダーを選びましょう。
料金形態や相場に合っているか
eラーニングは、導入形態や規模によってかかる費用が異なります。
クラウド型は初期費用0円から始められるものも多く、月額5万円程度からの利用も可能です。オンプレミス型は開発の仕方によって変わり、初期費用は10万円~1,000万円。場合によっては1,000万円を超えるものもあり、運用費用は月額で3万円~10万円程度です。
また、基本料金は安く設定されていても、基本料金の範囲を超えたときの超過料金がかかるタイプがあるので、見落としがちな隠れたコストにも注意が必要です。さらに、アップロードしたコンテンツ容量に応じて追加料金がかかるものや、子会社での利用にもその都度初期費用がかかるものもあります。料金形態について、きちんと意識しておきましょう。
また、利用料金の裏付けとなる契約条件の確認も重要です。1ユーザーごとに○○円といった料金設定の場合、1ユーザーから登録可能なケースと、最低利用人数が決められているケースがあります。スモールスタートを考えている場合は前者を、始めから大人数での利用が決まっている場合は後者を選ぶと良いでしょう。
人材育成に関する知見があるベンダーか
eラーニングシステムの選定では、技術面だけでなく、提供するベンダーが人材育成に関する知見を持っているかどうかも重要な比較ポイントです。
さまざまな研修プログラムを実施しているベンダーは、ブレンディッドラーニングの設計や実施に関する深い知見を持っており、結果としてeラーニング導入の成功に直結する可能性が高いです。
単なるシステム提供者ではなく、実務に即した知見を持つベンダーの選定は、eラーニング導入の成果を最大化するための鍵となります。
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eラーニングシステム導入前には必ず無料トライアルがおすすめ
eラーニングシステム導入前には、無料トライアルを実施することが大切です。無料トライアルを通じて、以下の内容に問題がないか確認しておきましょう。
教材のアップロードの方法
eラーニングシステムにおいて、教材のアップロード方法は簡単かつ直感的だと作業効率がアップします。
eラーニングシステムによって、アップロードできるファイルの形式や方法は異なります。課題やレポートの提出には、ファイルアップロード形式やフォームに直接入力などの方法があります。PDF・Excel・Word・Zipなどのファイル形式に対応しているかどうかを、チェックしておきましょう。
また、教材をアップできるストレージ数もさまざまなので、ユーザー独自の教材を作る場合は制限数も確認しておくとよいでしょう。
受講者管理の方法
eラーニングの管理者は、各個人の理解度格差を縮めるために、受講者が適切なプログラムや進度で受講できているのかを把握する必要があります。
受講者が多い場合や組織が複雑化している場合は、受講履歴管理に手間と時間がかかってしまうのが難点です。学習日時や点数の記録、動画の閲覧履歴などのデータを細かく把握できるシステムを選べば、効果的な受講管理が可能です。
管理者権限が分かれているか
複数人でコースを管理するなら、管理者権限が分かれていると便利です。
管理者権限が細かく設定できれば、コースごとに管理者を登録し、役割分担が可能です。また、不適切な操作を防ぐためのセキュリティ対策としても効果的で、安全性とシステムの効率性の両方を確保できます。
動作の速さや使いやすさ
システムの応答速度と使いやすさは、ユーザーの満足度を大きく左右します。
動作が高速で使いやすいシステムは、受講者の学習意欲を高め、より良い学習成果を生み出します。一方で、動作が遅いまたは複雑なシステムは、受講者にとってストレスになり、学習意欲を低下させるので注意が必要です。
無料トライアルで動作の速さや使いやすさを実際に体験することで、受講者にとって最適な学習環境を選択することが可能になります。
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使いやすいeラーニングシステムなら「etudes」
eラーニングシステムの選定にお困りなら、「etudes(エチュード)」の導入をおすすめします。etudesは、約20年の人材育成経験を持つアルー株式会社が開発した国産LMSです。豊富な教材選択肢、カスタマイズ可能な教材作成サポート、そしてブレンディッドラーニングの実施にも対応しています。
etudesのLMS機能
etudesは、LMS一体型のeラーニングシステムです。
そのため、LMSとしての機能が充実しています。学習進捗管理機能はもちろん、
- テスト・アンケートの配信と自動集計
- 受講者一人ひとりをアカウントで管理
- 柔軟な権限設定
といった便利な機能を有しています。
eラーニングによるインプットと、オンラインや対面型の集合研修によるアウトプットを組み合わせたブレンディッドラーニングも、システムで一元管理でき、受講履歴はすべてCSVで取得することができます。
人材育成の成果の可視化、人材育成全体にかかる工数削減や、学習履歴の分析などを実施でき、より良い人材育成施策を生産性高く実施するための機能を標準装備しています。
定額制受け放題eラーニング「etudes Plus」
etudesを開発したアルー株式会社では、定額制の受け放題eラーニング「etudes Plus」も提供しています。
etudes Plusは、LMS一体型のetudesに、100種類以上の教材と約600本の演習が搭載された月額定額制で受け放題となるシステムです。
「社員教育をオンライン化したいが教材を用意するのが難しい」「受講者自身が教材を選ぶ自律的研修を実施したい」といったニーズがある企業様に多く選ばれています。
etudesの料金システム
etudesはクラウド型eラーニングシステムであるため、初期費用はかかりません。1アカウントから利用でき、利用者数に応じた従量課金制となっています。また、ユーザー数の制限もありません。
わかりやすい料金形態に加えて、システムの機能性や利便性を事前に体験できる無料トライアルも提供しています。大規模運用が可能な国産eラーニングシステムとして、効果的な人材育成と教育運営の効率化を実現します。
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etudesと他社LMSの比較
さまざまな企業向けLMSがあるなかで、etudesが多くの企業から選ばれ、導入されているのは、使いやすさと機能性以外にも多くのメリットがあるためです。
ここからは、etudesと他社LMSを4つの項目で比較していきます。
- 【比較①】価格
- 【比較②】教材の内容
- 【比較③】セキュリティ対策
- 【比較④】対象企業規模
一つずつ、詳しく解説します。
【比較①】価格
まず価格を見ていきましょう。価格だけでなく、料金体系や契約条件についても加味して比較する必要があります。同じ1IDごとの単価では価格に大きな差が見られなくても、契約ID数に条件があったり、契約条件に違いがある場合があります。ボリュームディスカウントも、ベンダーによって条件はさまざまです。
自社の運営に適した料金設定のシステムを選ぶと良いでしょう。
ID契約条件 |
課金条件 |
利用期間条件 |
|
etudes |
・月額25,000円~ |
・月間の有効IDのみの課金制 |
・1ヶ月から利用可能 |
A社 |
・最低利用ID数あり |
・固定ID制で契約したID数の利用料を月額請求 |
・実際のシステム利用者が0人でも課金 |
B社 |
・最低利用ID数なし |
・1ID~契約したID数の利用料を月額請求 |
・最低契約期間6カ月 |
固定ID数で毎月決まった利用料を支払う場合は、月単位の経費予測はしやすくなりますが、一方で実際の利用者の比率が低い場合、ロスが出てしまいます。
有効ID課金制の場合、実際の利用IDのみの請求となるため、利用者が限られていたり、毎月利用しない運用の場合はコストが安くなります。有効IDと無効IDを管理する必要がありますが、システム上で簡単に設定できるため、運営工数を増やさず、コストをおさえることができます。
【比較②】教材の内容
続いて、教材内容の特徴を比較していきましょう。ベンダーがオリジナルのeラーニング教材を持つ場合と、システムのみ提供する場合とがあります。
さらに、システムに自由に自社の資料や動画をアップロードでき、自社オリジナルのeラーニングコースを作れるものもあります。
教材の有無とシステムの汎用性は、必ず事前に確認することをおすすめします。
新人向け・管理職向けなどの階層別eラーニング教材を持つベンダーがある一方、テーマ別の教材のみを扱っている会社もあります。提供されているコンテンツが動画教材中心の場合は、受講しやすく広い知識を習得することができますが、その反面Youtube視聴などとの差別化が難しく、社内研修が形骸化してしまう可能性があります。
また、同じテーマの教材であっても、演習の量などが大きく異なる場合もあります。演習がある場合は1つのコースの受講時間は長くなりますが、受講者が主体的に取り組む必要があり、実践に活かしやすいという特徴があります。
いずれも自社の人材育成でどのような教材が必要かを明確にしたうえで、教材を確認することが必要です。教材についても、システムと同様に無料トライアルがある場合が多いので、タイトルだけで判断するのではなく、上記のような視点で実際の教材を試してみることがおすすめです。
教材内容の特徴 |
|
etudes |
・独自の階層別(新人・中堅・管理職など)スキルマップをベースに作成された階層別教材あり |
A社 |
・動画教材のみ |
B社 |
・動画中心の教材 |
C社 |
・階層別教材 / スキルテーマ別教材 |
このように各社が取り扱う教材にも特徴があります。良い悪いではなく、自社に適した内容かどうかを基準に比較することがポイントです。
これから社内運用整備を予定している場合や、目的を広く持ちたい場合は、etudesのような汎用性の高いeラーニングシステムがおすすめです。
etudesは、企業向け研修提供のノウハウを活かしたシステムと教材のため、人材育成全体の運営を効率化し、成果を高めることができます。
etudesの教材について詳しくは『eラーニング教材一覧』をご覧ください。
【比較③】運営サポート体制とセキュリティ対策
実際に導入した後、どのような運営サポートを受けることができるのかも非常に重要な比較ポイントです。自社に特定のサポート担当がつく場合もあれば、サポートセンター全体で対応する場合もあります。
また、24時間 / 365日 サポートを表示していても、実際の対応時間は営業時間のみである場合もあります。
また、システム障害が発生した際に、どのようにアラートが来るのかも確認しておくと良いでしょう。サイトに掲載される、メールが受信される、など細かなサポート内容を事前に確認することがおすすめです。
最後に、システムのセキュリティ対策も重要な比較ポイントの一つです。システム導入ではセキュリティ対策は必須となるため、詳しく見ていきましょう。
セキュリティの特徴 |
|
etudes |
Microsoft® Azure®のPaaSを利用し、高いセキュリティを実現 |
A社 |
2段階認証やアクセス制限でセキュリティを強化 |
B社 |
限られた視聴者のみに高セキュリティに動画を配信できる |
C社 |
社内ポータルとのシングルサインオンを実現 |
etudesは、数多くあるクラウド型eラーニングサービスの中でも、トップクラスのセキュリティを実現しています。ベンダーによってセキュリティ対策の方法は異なるので、資料請求して比べてみると良いでしょう。
etudesのセキュリティについて詳しくは『セキュリティ』をご覧ください。
【比較④】利用できる従業員規模の制限
最後に、利用に関わる企業規模について比較をしていきましょう。ベンダーによってはシステム負荷の関係上、利用する企業規模に制限がある場合もあります。
対象企業規模 |
|
etudes |
すべての規模に対応 |
A社 |
1,000名以上 |
B社 |
すべての規模に対応 |
C社 |
100名以上 ※対象者10名程度でも利用可 |
D社 |
小規模~2,000名以上にも対応 |
E社 |
100ID〜 |
F社 |
1,000IDまで |
etudesは、すべての従業員規模に対応をしていますが、契約自体は1IDから契約できるため、小規模な導入からはじめて、大規模運用に移行していく方法が可能です。
比較した結果からetudesは、導入しやすい価格帯であらゆる規模の企業に対応し、教材の充実度も高くセキュリティ面でも安心なクラウド型LMSであることがわかります。
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まとめ
複数あるeラーニングを選択する際に、eラーニングシステム・LMSとしての機能やサポート内容を知らずに決めてしまうと、導入後に問題が発生する可能性があります。etudesは、比較的安価で教材のアップロード数が無制限、万全のセキュリティ対策を取っており、すべての企業規模に対応できるLMS一体型のeラーニングシステムです。
ご興味をお持ちの方は、是非お気軽にお問い合わせください。
etudesの製品紹介について詳しく知りたい方は『製品紹介資料』をご覧ください。etudesの特徴やデモ画面、費用についてご紹介しています。