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eラーニング導入時に知っておきたいセキュリティ対策について

eラーニングとは、インターネットを通じて学習する方法で、eラーニングシステム(LMS)を活用して社内導入することが一般的です。

eラーニングシステムは人材育成で活用できる多くのメリットがあると同時に、インターネットを介しているためセキュリティのリスクもあります。
eラーニングシステムを通じて不正なアクセスが発生し、その結果個人情報や機密情報が漏洩してしまった場合、企業の信用に深刻な影響を与える可能性があります。そのため、eラーニングシステムを導入する場合には、セキュリティについて、導入前に充分に確認しておく必要があるでしょう。


本記事では、eラーニングシステムにおけるセキュリティ対策のポイントを押さえ、安全にeラーニングを導入する方法などをご紹介します。


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目次[非表示]

  1. 1.eラーニング導入時のセキュリティリスクとは
    1. 1.1.eラーニングから流出する可能性がある情報
    2. 1.2.セキュリティ面で脆弱性が高い配信方法の例
  2. 2.eラーニングのセキュリティ対策7選
    1. 2.1.LMSベンダーのセキュリティ体制を確認する
      1. 2.1.1.Pマークとは
      2. 2.1.2.ISMSとは
    2. 2.2.LMSのセキュリティを確認する
    3. 2.3.ログイン時の認証の強化
    4. 2.4.ユーザ端末の保護
    5. 2.5.LMSに載せるコンテンツの内容に注意する
    6. 2.6.データのバックアップが取れるように対策をする
    7. 2.7.総務省のセキュリティ対策ガイドラインを活用する
  3. 3.eラーニングのセキュリティについてのよくある質問
    1. 3.1.クラウド型はセキュリティに弱いって本当?
    2. 3.2.パスワードはどんなものが安全?
    3. 3.3.社外秘の教材を配信するのにリスクを感じるのですが。
  4. 4.eラーニングを安全に導入するなら、「etudes」をご利用ください
    1. 4.1.保守・管理はMicrosoftが実施
    2. 4.2.サイバー攻撃への対策も万全
  5. 5.まとめ


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eラーニング導入時のセキュリティリスクとは

eラーニングはその性質上、インターネット接続が必要になることがほとんどです。セキュリティ対策が万全でなければ情報漏洩のリスクが高まります。
特に、社員の個人情報や成績データ、さらには自社のノウハウなど、企業にとって重要な情報を取り扱う場面が多いため、セキュリティ対策を怠ると甚大な被害を受ける可能性があります。これらのリスクを軽減するために、適切なセキュリティ対策を講じることが必須です。
以下では、eラーニングにおける具体的なセキュリティリスクや対策について詳しく解説します。


eラーニングから流出する可能性がある情報


eラーニングで取り扱う情報には、流出すると企業に大きな影響を与える機密データが含まれることがあります。具体的には以下のような情報が該当します。

  • 社員の個人情報(氏名、メールアドレス、成績情報など)
  • 自社のノウハウ(製品開発に関するデータ、業務プロセスの詳細)
  • 決算情報(売上データ、コスト管理情報など)

これらの情報が外部に流出すると、企業の信頼を損なうだけでなく、法的責任が発生する場合もあります。特に、社員の個人情報に関する漏洩は、従業員との信頼関係に深刻なダメージを与える可能性があるため、取り扱いには細心の注意が必要です。


セキュリティ面で脆弱性が高い配信方法の例

eラーニングの運用方法によっては、セキュリティ面で脆弱性を招く場合があります。以下は注意すべき配信方法の一例です。

・メールで動画を配信

動画ファイルを直接メールに添付して送信すると、誤送信や第三者によるデータの不正取得が発生するリスクがあります。

・動画アップロードサービスを利用

一般的な動画共有サービスを利用する場合、リンクの共有範囲を誤ると、不特定多数に機密情報が閲覧される可能性があります。


これらの方法は一見便利に思えるかもしれませんが、セキュリティ対策が不十分であるため、企業の情報が流出するリスクを高める結果となります。安全性の高いeラーニングシステム(LMS:学習管理システム)を利用することで、これらのリスクを最小限に抑えることが可能です。
適切なセキュリティ対策を講じることで、eラーニングを安全かつ効果的に運用することができます。セキュリティリスクを軽視せず、導入段階から慎重に配慮することが成功の鍵となります。

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eラーニングのセキュリティ対策7選

eラーニングのセキュリティ対策には、主に次の7つの方法があります。


  • LMSベンダーの体制を確認する
  • LMSのセキュリティを確認する
  • ログイン時の認証の強化
  • ユーザ端末の保護
  • LMSに載せるコンテンツの内容に注意する
  • データのバックアップが取れるように対策をする
  • 総務省のセキュリティ対策ガイドラインを活用する


以上の方法について、一つずつ紹介いたします。


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LMSベンダーのセキュリティ体制を確認する

まずは、LMS(eラーニングシステム)のベンダーの体制を確認しましょう。個人情報保護規程を定め、ウェブサイト等で公表しているかどうかや、Pマーク(プライバシーマーク)・ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の取得がされているかどうかを確認しましょう。
PマークやISMSの認証を取得しているベンダーであれば、セキュリティに対する意識が高く、情報管理体制も整っているため、安心して利用することができます。


Pマークとは

Pマーク(プライバシーマーク)は、個人情報の適切な保護体制を整備している事業者に与えられる認証制度です。日本産業標準調査会の審査を経て認証されるため、取得している事業者は信頼性が高いといえます。Pマークを取得しているベンダーを選ぶことで、安心してサービスを利用することが可能です。


ISMSとは

ISMS(Information Security Management System)は、情報セキュリティ管理の国際的な標準規格であるISO/IEC 27001に基づいて構築される管理体制のことです。このシステムでは、組織が情報セキュリティに関するポリシーやプロセス、手順を設計・実装し、それを監視・評価する枠組みを提供します。
Pマークが個人情報の保護に特化している一方、ISMSは企業のあらゆる情報資産を対象とし、包括的な保護を提供します。グローバルなビジネス環境においては、ISMSを取得しているベンダーの選択が特に重要です。


LMSのセキュリティを確認する

次に、LMSそのものが適切なセキュリティ対策を講じているかを確認しましょう。LMSのセキュリティ対策で確認しておきたい点は以下の通りです。


  • SSL化がされているか
  • WAF、プロキシ等を設置して外部からの攻撃を防ぐようになっているか
  • データが暗号化されて保護されているか
  • セキュリティパッチを定期的に当てているか
  • データのバックアップはどのように取られているか

上記の点を中心に、セキュリティ対策がしっかりと講じられているかを確認しましょう。


ログイン時の認証の強化

第三者が本人になりすましてログインすることができないように、LMSのログイン時の認証機能を確認しましょう。メール認証やSMS認証などの多要素認証に対応しているかどうかや、より高いセキュリティを担保したい場合は、顔認証などの本人確認の機能があるかどうかを確認しておくと安心です。


ユーザ端末の保護

eラーニングを安全に運用するためには、一般的な業務で求められるセキュリティ対策を徹底することが重要です。
例えば、パソコンやタブレットの端末には必ずセキュリティソフトを導入し、定期的に更新することが基本です。セキュリティソフトが最新の状態でない場合、不正アクセスやウイルス感染のリスクが高まるため、適切な更新を怠らないようにしましょう。
また、端末を外出先で使用する場合は、画面の覗き見を防ぐためにプライバシーフィルターを装着するなど、周囲の目を意識した対策が求められます。こうした物理的な保護だけでなく、画面をつけたまま席を離れるような行動を避け、端末には必ずパスワードロックを設定しておくことも大切です。社員がこれらの基本的な対策を徹底することで、端末の安全性が保たれるだけでなく、eラーニングを通じた情報漏洩のリスクを軽減できます。


さらに、セキュリティ対策を強化するためには、社員一人ひとりが日常的に、安全性についての意識を持つことが不可欠です。端末を適切に取り扱うためのルールを社内で明確化し、それを全員に周知することが、組織全体のセキュリティ強化につながります。このように、基本的なセキュリティ対策を怠らず、適切に運用することが、eラーニング環境の安全を確保する鍵となります。


LMSに載せるコンテンツの内容に注意する

どれほどシステムや端末のセキュリティ対策を徹底していても、コンテンツの内容が流出するリスクを完全に防ぐことは難しい場合があります。例えば、パソコンの画面を第三者がカメラで撮影するだけで、eラーニング教材の内容が外部に漏れる可能性があります。


そのため、LMSに掲載するコンテンツの内容は慎重に精査する必要があります。特に、教材として扱う情報がどの程度まで許容されるのかについては、各企業で明確なポリシーを作成し、ルールとして設定しておくことが重要です。例えば、機密情報は教材に含めないことや、公開しても問題がないレベルの情報に限定することが基本的な対策です。このようなルールを事前に策定しておけば、コンテンツ作成時の判断基準が明確になり、リスクを回避することができます。


さらに、コンテンツを共有する際には、誰がどの情報にアクセスできるかを制限する仕組みも取り入れると良いでしょう。こうした取り組みを通じて、LMS上の教材内容が流出するリスクを最小限に抑えることが可能になります。明確なルール作りと適切な運用を組み合わせることで、eラーニングをより安全に活用することができます。


データのバックアップが取れるように対策をする

eラーニングのセキュリティ対策は漏洩リスクだけではなく、データ削除やウイルス感染といったリスクに備えることも必要です。リカバリーのためのバックアップシステムがあれば、復旧を比較的短時間で行うことができます。
こういったリスクは人的なものだけではなく、落雷などの自然災害によっても引き起こされる可能性があるため、バックアップの保存場所を分散しておくことも有効です。
クラウド型のLMSを利用する場合には、クラウドサービス事業者がシステムやバックアップデータを複数のデータセンターに分散させていることが多いため安心です。
データを失うリスクに備えるためには、定期的なバックアップの実施と保存場所の多様化が不可欠です。これらの対策を講じることで、LMSの安定運用を支え、安心してeラーニングを活用できる環境を構築することができます。


総務省のセキュリティ対策ガイドラインを活用する

上記のようなセキュリティ対策については、総務省から出ているSaaSサービスのセキュリティガイドラインを参考にして、ベンダーに対してセキュリティチェックリストを示して確認してもらうのが良いでしょう。


総務省のセキュリティ対策ガイドラインは、以下のページからご確認いただけます。
参考:クラウドサービス提供における 情報セキュリティ対策ガイドライン (第3版)


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eラーニングのセキュリティについてのよくある質問


ここでは、eラーニングのセキュリティ対策を進めるなかでよくある質問をまとめました。
質問は以下の通りです。


  • クラウド型はセキュリティに弱いって本当?
  • パスワードはどんなものが安全?
  • 社外秘の教材を配信するのにリスクを感じるのですが。

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それぞれ詳しく見ていきましょう。


クラウド型はセキュリティに弱いって本当?

現在では、クラウドベンダーがセキュリティ対策を強化しているため、オンプレミス型よりもセキュリティが弱いということはありません。
従来では、クラウド型はセキュリティ対策が万全でない場合があり、第三者に情報保護を一任することはリスクが大きいために、オンプレミス型のツールを使用することが多くありました。
しかし、現在ではクラウドのベンダーがセキュリティ対策を万全に講じており、セキュリティの観点のみで比較した場合はオンプレミスに軍配が上がるものの、その差は縮まりつつあります。
また、自然災害問題にも対処しているものがほとんどであるため、オンプレミス型よりもリカバリーがしやすく、迅速な復旧が可能であるというメリットもあります。
ただし、セキュリティレベルは各ベンダーによって異なりますので、PマークやISMSを取得しているかどうかなどをしっかり確認しましょう。


パスワードはどんなものが安全?

パスワードやIDは、社員番号や社員の個人情報と結び付けたものが使われがちですが、こうしたパスワードは特定されやすいため、セキュリティ対策の観点からは不十分です。
パスワードを設定するためのポイントは、以下の通りです。

  • 英数字と記号を組み合わせ、8文字以上の長さにする
  • ユーザに関係する文字列は排除する
  • 簡単に推測されないランダムな文字列にする(「password123」や「123456」などは避ける)
  • 他のサービスで使用しているパスワードを流用しない
  • 定期的に変更する習慣をつける


これらを取り入れることで、より安全性を向上させることができます。
ただし、パスワードの管理には注意が必要です。
デスクやパソコンなどの誰でも見える位置にパスワードを掲示しておくのは、セキュリティリスクを招く可能性があるため、個人にのみ分かるように厳重に管理することが大切です。


社外秘の教材を配信するのにリスクを感じるのですが。

社外秘の教材を配信する場合は、その教材が見られる場所を社内のみにするなどの対応をすると安心です。
セキュリティ対策を行う際は、接続元のIPアドレスを使ってサービスの利用者を制限する、IPアドレス制限を活用しましょう。
IPアドレス制限を行えば、出張先やリモートワーク、外出先でのアクセスが出来なくなるため、教材を覗き見られたり、悪意を持った人物がアクセスする危険性を排除できます。
さらに、教材の不正な再配布を防ぐために、ダウンロードを禁止する設定や、アクセスログを追跡できるシステムを導入することも効果的です。セキュリティレベルの高いLMSを利用し、配信する教材の内容を精査することで、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることが可能です。


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eラーニングを安全に導入するなら、「etudes」をご利用ください

etudes最新トップ画像

引用元:etudes(エチュード)公式サイト


「eラーニングを導入したいけど、セキュリティ対策に不安がある」という悩みがある場合は、アルー株式会社が提供する LMS「etudes」の導入をご検討ください。

強固なセキュリティ対策はもちろんのこと、幅広い教材形式への対応や細部にわたる学習履歴の取得など、eラーニングに必要な機能はすべて網羅しています。
etudesは、ISMS認証を取得しており、安心してご活用いただけます。etudesのセキュリティ対策については、以下のページも併せてご確認ください。

etudesのセキュリティ|LMS・クラウド型eラーニングシステムetudes(エチュード)


保守・管理はMicrosoftが実施

「etudes」は、Microsoft Azureを採用し、高度なセキュリティを実現しています。Microsoftが保守・管理を担当しているため、脆弱性やサイバー攻撃への対策が常に最新の状態に保たれています。これにより、システム全体を強固で信頼性の高いセキュリティ環境で運用できます。

また、Office365との連携も可能なため、認証やネットワークセキュリティも充実しています。この統合的な環境は、eラーニングシステムを利用する際の安全性をさらに高めるだけでなく、使いやすさも向上させます。安心して利用できるクラウド環境で、効率的なeラーニングの導入をサポートします。


サイバー攻撃への対策も万全

「etudes」では、WAF(Web Application Firewall)を設置しており、Webアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃や、Webサイトそのものへの攻撃を効果的に防御しています。この仕組みにより、多層的なセキュリティ対策が可能となり、セキュリティリスクを大幅に軽減しています。

さらに、SQLインジェクション(SQLi)、クロスサイトスクリプティング(XSS)、ローカルファイルインクルージョン(LFI)といった一般的なサイバー攻撃にも対応した防御システムが構築されています。これにより、eラーニングを利用する際の安全性を確保し、利用者が安心してシステムを活用できる環境をご提供します。

「etudes」は、こうした高度なセキュリティ対策により、あらゆるリスクを排除した状態でeラーニングを円滑に進めることが可能です。


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まとめ

eラーニングは、社外秘の情報や、社員の個人情報を扱うという性質から、セキュリティ対策は必ず万全の状態にしておくことが必要です。

ISMSを取得しているLMSの使用やファイアウォールの設置など、自社の目指すセキュリティポリシーに適した対策をとりましょう。
LMS選びに迷った際は、アルー株式会社が提供しているセキュリティ対策の強固なLMS「etudes 」の導入をご検討ください。

etudes 」は、Microsoftの強力なセキュリティ環境に支えられ、認証やネットワークセキュリティも徹底されています。eラーニングに必要な機能と安心できるセキュリティを兼ね備えた「etudes 」が、貴社の人材育成を全面的にサポートします。


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