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企業におすすめのLMSベンダーをまとめてご紹介。比較のポイントは?

社内研修を実施したものの、受講者の学習状況把握や学習履歴のデータ化などの管理業務が多く、お困りの方も多いのではないでしょうか。「LMS(eラーニングシステム・学習管理システム)」を導入することにより、これまでの膨大な社内研修の運営工数を大幅に削減できます。
本記事では社内研修やeラーニングの運営に課題を抱える企業様に向けて、おすすめのLMSベンダーをご紹介します。

eラーニングシステムの選定に役立つ比較表は、以下からダウンロードできます。

etudes_eラーニング比較検討表 資料ダウンロード

こちらの「eラーニング比較検討表」では、各社のeラーニングシステムを

  • 大企業向け
  • 中小企業向け
  • 定額制サービス

といったカテゴリ別で比較し、ご紹介しています。「自社に最適なeラーニングシステムを見つけたい」とお考えの方は、ぜひご活用ください。

実際に企業でどのように人材育成をしているのか、他社事例を知りたい方は「導入事例:住友ゴム工業株式会社 / 株式会社メガネトップ / 株式会社オカムラ / 他」で詳しくご紹介します。

etudesでは「人材育成の運営工数を削減したい」「eラーニングで育成施策の成果を上げたい」企業様をご支援しています。人材育成にお困りの方はお気軽にご相談ください。
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目次[非表示]

  1. 1.LMSを人材育成におすすめする理由
    1. 1.1.学習管理を効率化できる
    2. 1.2.社内教育にかかるコストを削減できる
    3. 1.3.柔軟なスケジューリングで受講しやすい
    4. 1.4.学習進捗を可視化しやすい
    5. 1.5.教育の品質が確保できる
    6. 1.6.研修を実施した記録をデータで保存できる
  2. 2.LMS(学習管理システム)とは
    1. 2.1.LMSとeラーニングの違い
    2. 2.2.LMSの機能一覧
  3. 3.企業向けおすすめLMSを一覧で紹介
    1. 3.1.etudes
    2. 3.2.WisdomBase
    3. 3.3.SpeedLMS Pro
    4. 3.4.CAREERSHIP
    5. 3.5.learningBOX
    6. 3.6.LearnO
    7. 3.7.AirCourse
  4. 4.【企業別】LMSのおすすめ活用例
    1. 4.1.工場や店舗などを多拠点展開している企業
    2. 4.2.代理店やフランチャイズ契約が多い企業
    3. 4.3.中途入社や人員の入れ替わりが多い企業
    4. 4.4.社内ノウハウを外部向けに販売したい企業
  5. 5.LMSを導入する上での比較ポイント
    1. 5.1.1.運用形態
    2. 5.2.2.料金体系
    3. 5.3.3.学習管理機能
    4. 5.4.4.マルチデバイス対応
    5. 5.5.5.サポート体制
  6. 6.LMSの導入に「etudes(エチュード)」がおすすめな理由
    1. 6.1.企業向け研修に特化した独自のeラーニング教材
    2. 6.2.学べる環境のための豊富な機能
    3. 6.3.直感的なUI/UXによる操作性の良さ
  7. 7.etudesの導入事例
  8. 8.まとめ


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LMSを人材育成におすすめする理由

まずは、LMSがなぜ企業の人材育成におすすめなのか、6つの視点から紐解いていきましょう。

  • 学習管理を効率化できる
  • 社内教育にかかるコストを削減できる
  • 柔軟なスケジューリングで受講しやすい
  • 学習進捗を可視化しやすい
  • 教育の品質が確保できる
  • 研修を実施した記録をデータで保存できる

一つずつ、詳しく解説していきます。

学習管理を効率化できる

企業が、LMSを活用したeラーニング研修を導入する大きなメリットの一つに、学習管理の効率化があげられます。
従来の集合研修では、以下のような課題がありました。

  • 受講者の管理が大変
  • 教材の配布が手間
  • メール配信やデータ入力が面倒

eラーニング研修なら、これらの課題を解決できます。
受講者の管理は、LMSにより自動化されるので、手間がかからず効率的です。教材は、オンラインで一括配信でき、個別の配布作業が不要になります。
また、LMSには研修の対象者にメールを自動配信する機能が搭載されているため、担当者の作業工数を大幅に削減できるでしょう。

社内教育にかかるコストを削減できる

LMSを導入することで、教育にかかるコストを大幅に削減できます。従来の集合研修では、講師料・会場費・交通費などの直接費用に加え、研修に参加する従業員の人件費や業務停滞による機会損失などの間接コストが発生していました。

一方、LMSを活用したeラーニング研修なら以下のようにコストが抑えられます。

  • 講師を毎回雇う必要がなく、eラーニング教材の制作費用のみ
  • オンラインで受講するため、会場費や交通費がかからない
  • 従業員は業務に支障なく受講できるため、機会損失リスクが低減する

さらに、eラーニング教材は一度制作すれば繰り返し利用できるため、教育対象者数が増えるほど、1人当たりのコストは低下していきます。

柔軟なスケジューリングで受講しやすい

集合研修に対して、eラーニング研修は柔軟なスケジュールで研修が実施できます。LMSがあれば、カリキュラムごとの受講者をリストにまとめたり、再研修の日程変更もシステム上で簡単に行えるため、eラーニングならではのメリットを最大限享受できるでしょう。
受講者にとっては、動画コンテンツのオンデマンド視聴や、自分のペースで学習できる柔軟性が大きなメリットです。また、通勤時間や待ち時間などの短い空き時間も有効活用できるでしょう。LMS活用により、受講者一人ひとりの事情に合わせてカスタマイズされた学習スタイルが可能となり、企業の生産性向上や人材育成に大きく貢献します。

学習進捗を可視化しやすい

担当者は、LMSを導入することにより、受講者ごとの受講状況や学習時間、テスト結果などのデータをLMS上で確認できるようになります。
受講者の学習履歴や成績をリアルタイムで管理できるため、一人ひとりの学習進捗を可視化しやすくなります。
また、進捗が遅れがちな受講者に対して、個別に声がけを行うなど、適切なフォローアップが可能です。

LMSは学習進捗の「見える化」を実現し、企業の人材育成を効率的にサポートします。

教育の品質が確保できる

LMSは、オンライン学習のプラットフォームとして利用することができます。
優秀な講師によるリアルタイム研修を録画し、動画教材としてオンデマンド配信するという使い方が可能です。これによって、講師の質によるバラつきのない、安定した品質の研修が実施できます。
またLMSの活用により、eラーニング教材の内容を常に最新情報にアップデートできるため、古い情報による品質低下を防ぐことができるでしょう。

研修を実施した記録をデータで保存できる

LMSを導入することで、企業は研修の実施記録をデータとして一元的に保存・管理できるようになります。これにより、誰がいつどの研修を受講し、どの程度理解しているのかを正確に把握でき、管理者側の集計や報告の手間が大幅に軽減されます。

また、過去の履歴を基に人材育成の計画を立てたり、監査や法令対応に必要な記録をスムーズに提出できたりと、運用面でも大きなメリットがあります。

官公庁や金融業界など、研修の実施を証明し提出するケースがある企業では、LMSの機能が役立つでしょう。



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LMS(学習管理システム)とは

ここからは、LMSに関する基本情報をおさらいしていきます。

LMS(Learning Management System)とは、eラーニング導入の際にプラットフォームとなる学習管理システムのことで、学習効果を上げるための様々な機能が搭載されています。LMSの活用により、学習履歴や学習進捗をシステムから管理閲覧できるだけでなく、研修運営における付帯業務(参加確認・テスト実施など)も一元管理することができます。研修や人材育成に関わる様々な管理業務を簡素化し、効率的な運営を実現します。
LMSは、企業・組織全体の学習効率の向上や、効果的な研修運営を目的として、多くの企業で導入されています。 学習管理システムと聞くと、学習者向けの利点がイメージされやすいですが、管理者視点からも、効率的に人材育成業務が運営できるシステムです。

LMSの基本情報については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
『LMSとは?学習管理システムの基本情報とメリットを徹底解説』

LMSとeラーニングの違い

LMSとeラーニングはよく混同されますが、実は異なる概念です。

eラーニング(e-learning)とは、インターネットやコンピュータを利用した教育のことを指します。動画教材の視聴や、オンライン通信を利用した演習問題など、様々な手法が含まれます。

一方、LMSは先述の通りeラーニングを管理・運用するためのシステムを指します。

つまり、eラーニングはオンライン学習方法の一つで、LMSはそれらを管理するためのプラットフォームと捉えることができます。企業が「研修にeラーニングを導入する」と決断した際に、必要となるシステムが「LMS」です。

LMSとeラーニングの違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
『eラーニングとLMSの違いとは?なぜLMSは必要?詳しく解説』

LMSの機能一覧

LMSの主な機能の一覧です。

機能名

内容

コース管理

研修コンテンツの登録・編集・公開を一元管理できます。

受講者管理

受講者の登録や権限設定、進捗状況の確認ができます。

レポート

受講状況や成績、修了証の発行状況などを確認できます。

テスト・アンケート

理解度をチェックするテストや、アンケートを配信して集計できます。

メール配信

受講の対象となる社員を検索し、まとめてメール配信ができます。受講が遅れている社員への促進も可能です。

このように、LMSには研修の企画・実施・運営・評価に必要な機能が網羅されています。ただし、LMSベンダーによってLMSの機能は異なるため、自社にとって必要な機能はどれなのかを事前に明確にしておくことが大切です。

LMSの機能については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
『LMS(学習管理システム)の機能一覧をご紹介!選び方・メリットは?』


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企業向けおすすめLMSを一覧で紹介

それでは、企業向けのおすすめLMSとして以下の7サービスをご紹介します。

  • etudes
  • WisdomBase
  • SpeedLMS Pro
  • CAREERSHIP
  • learningBOX
  • LearnO
  • AirCourse

それぞれのおすすめポイントも解説していきますので、ぜひ選定の参考にしてください。


etudes

エチュードサイトトップ画像

引用元:etudes(エチュード)公式サイト

etudesは、アルー株式会社が提供するクラウド型LMSで、社内外の教育やeラーニング販売ビジネスにも対応しています。

動画、テスト、アンケート、集合研修管理、提出物管理など、多彩な教材形式に対応し、学習履歴も1秒単位で正確に記録できます。14種類の管理者権限設定やマルチデバイス対応により、大規模組織でも柔軟な運用が可能です。初期費用がかからず、月単位で契約できるため、導入のハードルも低く、コストと機能のバランスに優れています。

etudesのおすすめポイント
初期費用無料・誰でも使いやすい操作感・人材育成会社による充実した教材

etudes


WisdomBase

WisdomBaseは、研修提供会社向けに最適化されたeラーニングシステムで、研修や講習会を開催する一連の流れをオンライン化できます。

本人確認(顔認証)やインカメラによる不正防止機能を搭載しており、法令に基づく講習会や厳格な試験などをオンラインで開催可能です。また、複雑な紙ベースの試験も完全にデジタル化でき、大規模なオンライン試験にも対応しています。

WisdomBaseのおすすめポイント
社外向けに特化した学習管理機能・不正防止機能

WisdomBase


SpeedLMS Pro

SpeedLMS Proは、株式会社ITBeeが提供するeラーニングシステムで、カスタマイズ性が特長です。社内システムとのシングルサインオン連携や顔認証機能、クレジット決済機能など、多様な機能追加が可能で、企業のニーズに合わせた柔軟な運用が実現できます。

SpeedLMS Proのおすすめポイント
顔認証機能・多言語対応でグローバル企業の利用に最適

SpeedLMS Pro


CAREERSHIP

CAREERSHIPは、株式会社ライトワークスが提供する統合型LMSでスキルマップ構築支援や人材開発支援、運用代行支援など、企業の成長戦略に直結する人材開発を支援しています。また、eラーニングコンテンツの提供や、グループ全体の教育、全社的な教育、部門別・施策別の教育などに対応しています。

CAREERSHIPのおすすめポイント
豊富な支援サービス・多言語対応でグローバル企業の利用に最適

CAREERSHIP


learningBOX

learningBOXは、直感的な操作で教材の作成や管理、ユーザー管理、成績の保存や閲覧などが行えます。動画、PDF、レポート課題など多様な教材形式に対応しており、AIアシスト機能や不正対策機能、EC機能、多言語対応など、豊富な機能を備えています。

learningBOXのおすすめポイント
教材の規格に幅広く対応・AIアシスト機能

learningBOX


LearnO

LearnOは、Mogic株式会社が提供するクラウド型eラーニングシステムでリーズナブルな料金体系が特長です。動画やPDF、テスト、アンケート、ライブ配信なのコンテンツ形式に対応し、学習進捗やテスト結果の詳細な管理が可能です。スマートフォンやタブレットにも対応しており、場所を選ばず学習できます。

LearnOのおすすめポイント
低コスト・マルチデバイス

LearnO


AirCourse

AirCourseは、KIYOラーニング株式会社が提供するクラウド型eラーニングサービスで、動画やスライド、テスト、アンケート、提出課題を組み合わせて、柔軟にコースを作成でき、学習パスやSNS型の知見共有機能も備えています。低コスト運用も可能です。

AirCourseのおすすめポイント
低コスト・手軽にオリジナルコース作成

AirCourse


【企業別】LMSのおすすめ活用例

続いて、LMSの導入をぜひおすすめしたい企業の具体例をご紹介します。

  • 工場や店舗などを多拠点展開している企業
  • 代理店やフランチャイズ契約が多い企業
  • 中途入社や人員の入れ替わりが多い企業
  • 社内ノウハウを外部向けに販売したい企業

LMSの導入がおすすめな理由を、説明していきます。

工場や店舗などを多拠点展開している企業

工場や店舗を全国に複数展開している企業では、従業員の教育機会を公平に提供することが課題となります。しかし、拠点ごとに人材を集めて対面研修を行うと、移動コストがかさみ非効率的です。

LMSを活用することにより、従業員一人ひとりが所属拠点の端末から手軽にeラーニングコンテンツを受講できます。
コストが削減できるだけでなく、研修が受けやすくなり、受講率アップも期待できます。さらに、LMSの学習機能により遠方の従業員の学習状況も的確に把握できます。
店舗スタッフの育成にLMSを活用する方法について詳しく知りたい方は、以下のリンクより関連資料をダウンロードできますので、ぜひご利用ください。

『店舗スタッフ育成でのLMS活用のポイント』


代理店やフランチャイズ契約が多い企業

先述のような店舗とは異なり、代理店やフランチャイズ契約によって販路を拡大している企業もあるでしょう。その場合でも、LMSによるeラーニング研修が有効です。
LMSを導入すれば、本社と各拠点の従業員に対して、同一の教育コンテンツを柔軟に提供できます。

例えば、新製品発表時の販売研修を想定してみましょう。
従来の集合研修では、代理店スタッフは、新製品について学ぶためだけに本社に集まる必要がありました。また、研修後のアフターフォローがしにくい点も課題でした。

LMSの活用により、動画や資料をシステム上にアップロードするだけで、代理店のスタッフは好きな時間に好きなだけ学ぶことができます。視聴後にテストを行えば、誰がどの程度内容を理解したかを把握することも可能です。
情報の変更時には、システム上で更新でき、アフターフォローも実施できます。

代理店教育にLMSを導入するメリットについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
『代理店教育を効率的に運営するには?eラーニングシステムを活用した教育方法を解説』


中途入社や人員の入れ替わりが多い企業

中途入社や人員の入れ替わりが多い企業では、新入社員に対して効率的かつ標準化された教育を行う必要があります。
LMSを活用すれば、教育コンテンツをデジタル化できるため、新入社員に対して均一の内容を提供できます。また、入社時研修などをeラーニング化することで、時間と場所を選ばず受講可能になります。
さらに、階層別や職種別の学習プランをシステム上で自動的に割り当てられるため、どのような役職の中途社員が対象であっても、ベストなeラーニング研修が実施できるでしょう。年度によって入社する社員数が増減しても、、LMSで研修の管理が自動化できていれば社内リソースを圧迫しません。

このように、人員の入れ替わりが多い企業も、LMSを導入することにより教育の効率化とコスト削減が図れます。

中途入社研修にLMSを活用するポイントは、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
『中途入社の社員向け研修にはeラーニング!メリットとおすすめ教材を紹介』


社内ノウハウを外部向けに販売したい企業

自社で培ってきた専門知識やノウハウを収益化したい企業にとって、LMSの導入は非常に有効です。製造業や士業などが持つ技術資料・研修コンテンツをeラーニング形式に変換することで、一般ユーザー・企業向けに有料で提供できます。

LMSによっては、受講料の決済機能や受講者ごとのID管理、視聴履歴の取得など、販売・管理に必要な機能が備わっているため、効率的な運用が可能です。また、コンテンツを自社ブランドで配信できるカスタマイズ性も、ブランディングや信頼獲得に役立つでしょう。

講義動画や資格講習など、外部に展開できるコンテンツを持つ企業にとって、LMSは新たな収益源となり得ます。
LMSを活用して社外向けにコンテンツを販売する方法については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
『LMSで社外向けにeラーニングを販売!ビジネスプラットフォームとしての活用方法』


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LMSを導入する上での比較ポイント

チェックリスト

ここでは、LMSを導入する上での5つの比較ポイントを解説します。

  1. 運用形態
  2. 料金体系
  3. 学習管理機能
  4. マルチデバイス対応
  5. サポート体制

一つずつ、詳しく解説していきます。

1.運用形態

LMSは、どこのサーバーにシステムを構築するかによって、下記の2つに分けることができます。

  • オンプレミス型
  • クラウド型

オンプレミス型は、自社に設置したサーバー内にLMSを構築し、社内ネットワークでeラーニングにアクセスします。

クラウド型は、LMSベンダーがクラウド上のサーバー内にLMSを構築し、外部ネットワークでeラーニングにアクセスする形式です。

近年では、コスト・開発期間で比較した場合の導入のしやすさからクラウド型LMSが主流となりつつあります。クラウド型は外部ネットワークを利用するため、セキュリティ対策が万全のLMSを選定するようにしましょう。

2.料金体系

LMSを導入する上で、各社サービスの導入・運用費用も比較する必要があります。予算内での導入・管理・メンテナンスが行えないと、継続した運用が難しくなります。各社で提供される製品によって、費用に大きな差が出ることもあるため、導入後の料金シュミレーションをしておきましょう。

また、クラウド型サービスには無料トライアルが提供されているので、利用してみても良いでしょう。実際の性能や操作性を事前に確認でき、導入後の費用などに関する具体的なイメージを持つことができます。

ただし、費用が高額で高性能な製品が使いやすいとは限りません。自社に合ったサポートを受けられ、適正価格で販売されている製品を選ぶようにしましょう。

3.学習管理機能

LMSの導入を検討するのであれば、どのような学習管理機能が備わっているかを比較することが大切です。導入目的を明確にしておくことにより、どのような機能が必要なのか判断しやすくなり、自社に最適なLMSを導入することができます。
導入目的を明確にするには、以下の項目を考えてみましょう。

  • 導入後に目指す最終的な目標
  • 現在の教育体制にある課題
  • 企業・組織全体の今後の方向性

導入目的から選ぶべきLMSを導き出す方法として、以下の例を参考にしてください。

目標
選ぶべきLMS
新卒採用枠を増やして若い世代の育成に力を入れる

若い世代にとって学習がしやすい、動画によるeラーニング教材を充実させる。

動画配信機能が強いLMSを選ぶ。

新入社員から役員まで、幅広い役職ごとに研修を受けさせ、社員全員の意識のアップデートを図りたい

各役職ごとのeラーニング教材が揃っているLMSを選ぶ。

ビジネスにおける思考方法やマインドセットに関する教材を扱っているLMSならなお良い。


4.マルチデバイス対応

ほとんどのLMSでは、マルチデバイスでの利用が可能ですが、一部の製品では対応していないことがあります。企業・組織で効率良く運用するには、マルチデバイス対応は必須条件といえるでしょう。

従来のeラーニングでは、自宅や職場のパソコンから受講する必要がありました。しかし、マルチデバイス対応のLMSを利用することにより、受講者の好きな時間にスマートフォンやタブレット等で動画教材等の視聴を行うことができます。
比較する際は、対応しているデバイスの種類を正確に確認しておきましょう。

5.サポート体制

長期的にLMSを運用していくために、導入後の管理・メンテナンスなどのサポートが整っているかどうかを確認しましょう。サポート体制が十分でないと、トラブル発生時に柔軟な対応ができず、使いづらくなってしまいます。
導入時に、以下のようなサポートが含まれていることを確認しましょう。

  • 機能や操作方法についての説明
  • 導入から実装までのレクチャー
  • メンテナンスやトラブル時の対応

▼LMSを選定する際にポイントについて詳しくはこちらから


  『LMS選定で考えるべきポイント6選』資料ダウンロード|LMS・クラウド型eラーニングシステムetudes(エチュード) 『LMS選定で考えるべきポイント6選』の資料を無料でダウンロードいただけます。LMS(学習管理システム)と一口に言っても、機能や料金体系はさまざまです。自社に合ったLMSを選定するために、必ずチェックしてほしい6つのポイントをまとめました。 etudes


こちらの資料では、自社にあったLMSを導入する際のポイントもご紹介しています。


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LMSの導入に「etudes(エチュード)」がおすすめな理由

LMSの導入ならクラウド型の「etudes(エチュード)」がおすすめです。etudesは人材育成の課題をオールインワンで解決する、全ての利用者に優しいクラウド型eラーニングシステム(LMS)です。企業がeラーニングに求める機能を全てカバーしているため、企業の人事部・情報システム部などの方々が求める機能・ノウハウが詰まっています。 

etudesの主な特徴は以下の3点です。

  • 企業向け研修に特化した独自のeラーニング教材
  • 学べる環境のための豊富な機能
  • 直感的なUI/UXによる操作性の良さ

それぞれ詳しく解説します。

企業向け研修に特化した独自のeラーニング教材


etudesは、運営元の人材育成会社「アルー株式会社」が独自に設計した「アルーコンピテンシーマップ」に沿った教材を利用することもできます。

自社にeラーニング教材がない場合も、「etudes Plus」というプランをお選びいただければ、eラーニングシステムに豊富な教材がプリセットされた状態で導入していただけます。費用は月額定額制となっているため、受けたい教材を自由に選んで受講する自律型研修にも最適です。

etudes Plusについて詳しくはこちら


学べる環境のための豊富な機能

etudesは、LMSとしての使いやすさを第一に開発されているため、多機能でありながら直感的な操作ができるという点が大きな魅力です。
eラーニングの配信のためだけにeラーニングシステムを利用し、学習管理には別のツールを使っている企業もありますが、この場合、eラーニング関連のシステムを一元化することができません。etudesなら、eラーニング教材のアップロードから保管・配信、さらに受講者の学習進捗や学習履歴の把握まで、これ一つでシンプルに完結します。

直感的なUI/UXによる操作性の良さ

etudesは優れたUI/UXによって、マニュアルがなくても直感的に使える操作性の良さがあります。教材を選ぶ画面も、自分に必要な学習コースが探しやすい「パネル型UI」を採用しています。操作中のストレスを最大限減らしているため、eラーニングへの定着を推進します。

また、受講者の学習状況はリアルタイムで反映されるため、管理者が進捗状況を簡単に把握できます。テストやアンケートを実施できるのはもちろん、ブラウザを活用し問題を簡単に作成できるのもポイントです。パソコン操作が苦手な方でも、普段からブラウザを扱っていれば、すぐに慣れるでしょう。

etudesの機能について詳しくは『機能・特長』をご覧ください。

etudesの詳しい製品紹介を知りたい方は『製品紹介資料』をダウンロードしてください。etudesの特徴やデモ画面、費用をご紹介しています。


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etudesの導入事例

etudesは、登録するアカウント数もアップロード可能な教材データ量も無制限なので、大規模な社内研修を実施する大手企業様に広く導入されています。

今回は、etudesの導入事例から「住友ゴム工業株式会社」様の例をご紹介します。

住友ゴム工業株式会社様は、従来のeラーニング研修方法では、一人ひとりに対する細かい配慮や指導ができず、eラーニング学習そのものが普及しないという課題を抱えていました。そこで問題解決のために、etudesの豊富な学習管理機能と導入の容易性に魅力を感じ、既存のLMSからetudesにリプレイスしました。その結果、研修の学習管理に要する業務コストを大幅に削減でき、さらに社員が自ら学ぶ姿勢も定着しました。今後は、人事システムと連携させ、さらなる自動化も視野に入れています。
住友ゴム工業株式会社様 導入事例


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まとめ

今回は、eラーニングについて課題を抱える企業にLMSをおすすめする理由を解説しました。
 eラーニング教材を使用して研修を行う企業には、今やLMSの導入は必要不可欠といえるでしょう。
これからeラーニング教材を活用した教育を始めようと考えている方、LMSの導入を検討しているもののどの製品を選べば良いかが分からないという方は、ぜひetudesをご一考ください。

人材育成・eラーニングのどんなお悩み・疑問にも
私たちがお答えします。

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