若手社員教育にeラーニングを導入するメリットとは?具体的なeラーニング教材もご紹介!
若手社員教育を自社で実施する際、育成テーマの選定や、教育施策の実施方法をどのようにするかなど、さまざまな側面でお悩みの担当者も多いのではないでしょうか。本記事では、若手社員教育にeラーニングを導入するメリットをご紹介し、効果的な若手社員育成についてご紹介します。また、具体的なeラーニング教材の一例もご紹介します。
実際に企業でどのように人材育成をしているのか、他社事例を知りたい方は「導入事例:住友ゴム工業株式会社 / 株式会社メガネトップ / 株式会社オカムラ / 他」で詳しくご紹介します。
etudesでは「人材育成の運営工数を削減したい」「eラーニングで育成施策の成果を上げたい」企業様をご支援しています。人材育成にお困りの方はお気軽にご相談ください。
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目次[非表示]
- 1.eラーニングとは
- 2.若手社員とは入社何年目まで?
- 3.若手社員の育成にeラーニングを導入するメリット
- 4.eラーニングでできる若手社員研修の内容
- 4.1.ひとりだち意識の獲得
- 4.2.ロジカルシンキング
- 4.3.タイムマネジメント
- 4.4.PCスキル
- 5.若手社員向け人材育成はeラーニング導入だけで良い?
- 6.eラーニングを導入する流れ
- 7.eラーニングならLMS「etudes」の導入をご検討ください
- 7.1.人材育成会社が開発したLMS
- 8.アルー株式会社の若手社員研修セットプラン
- 8.1.階層別研修には「etudesPlus」も
- 8.2.オリジナル教材作成サポートも実施
- 9.まとめ
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eラーニングとは
eラーニングとは、PCやスマートフォン、タブレットを用いて行う学習方法のことです。eラーニングの「e」は、electronicの略称で、インターネット環境があれば、マルチデバイスで教材にアクセスすることができ、場所や時間を選ばずに学習できることから、企業への導入も進んでいます。
また、eラーニングを導入する場合は、学習のプラットフォームとしてeラーニングシステム(学習管理システム / LMS / Learning Management System) を利用することが一般的です。自社で開発することも可能ですが、eラーニングシステムを専門に提供するベンダーも多く、階層別やテーマ別のeラーニング教材もシステムとあわせて利用することもできます。
eラーニングシステムは、受講者単位で学習進捗の確認ができるだけでなく、研修管理などの機能も搭載しているものもあります。若手社員教育にeラーニングを導入する場合は、システムを活用することで、より効率的に育成施策を運用することができます。
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若手社員とは入社何年目まで?
若手社員の定義は定まっておらず、企業によってさまざまです。一般的に、入社から1年未満は新入社員、ある程度仕事に慣れ1人でも対応ができるようになってくる2年目から3年目あたりを若手社員と呼ぶことが多いのではないでしょうか。業種や職種によっては入社5年目、7年目、10年目までを指すこともあるでしょうし、年齢に準じて20代を若手社員と呼ぶ考え方もあります。また、これらの考え方は新卒採用の社員と中途採用の社員とで異なります。
こうした対象者の定義だけでなく、若手社員教育が必要な社員は評価制度や評価基準によっても異なります。企業ごとに入社後の年次や年齢よって必要な能力レベルや求められる役割を整理した上で対象者を選定する必要があるでしょう。
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若手社員の育成にeラーニングを導入するメリット
若手社員の人材育成にeラーニングを導入するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
- 個々のスキルレベルに応じて教材を選ぶことができる
- 繰り返し学ぶことができ理解度が深まる
- 若手社員に親和性が高く継続しやすい
以下にて、詳しい内容を見ていきましょう。
個々のスキルレベルに応じて教材を選ぶことができる
eラーニング教材はさまざまな種類があるため、職種やスキルレベルに応じたeラーニング教材を選ぶことでより効率的に学ぶことができます。集合型の研修の場合、扱えるテーマに限りがあったり、実施した内容の理解度に差が出る場合もあります。
eラーニングシステムの機能によって、管理者が推奨するコースを設定できたり、教材検索ができたりするので、システムを活用すれば自分の学びたいスキルや苦手なスキルに応じたeラーニング教材で学ぶことができます。
また、eラーニング教材と動画視聴や集合型研修などの手法を組み合わせたブレンディッドラーニングも実施しやすくなり、限られた時間を有効活用して若手社員を育成することができます。例えば事前に必要な知識をeラーニング教材でインプットしてから、集合研修で実践するといった施策を実施すれば、より効果的に育成の成果を出すことができるでしょう。
繰り返し学ぶことができ理解度が深まる
若手社員の育成にeラーニングを導入するもう1つのメリットは、繰り返し学習ができることが挙げられます。紙の資料を使って繰り返し学ぶ場合は、紙の資料を保管しておく場所が必要です。しかしeラーニングでは、クラウド上に学習に必要なすべての資料が保管されているため、場所も、保管にかかる手間も必要なく、繰り返し学習を行うことができるのです。
理解度が異なる場合でも、苦手な部分を繰り返し学習すれば学んだ知識やスキルが定着しやすくなります。eラーニングシステムにはテスト機能があるものもあり、テストの実施も学びの定着や理解度を深めるために役立ちます。
数値で結果がでれば若手社員が自己のスキルレベルを客観的に把握しやすくなり、企業側から学びの働きかけもしやすくなります。また、eラーニングは、いつでもどこでも学習ができるため、繰り返し学ぶ場合でも継続しやすくなります。
若手社員に親和性が高く学びが継続しやすい
これからの若手社員の多くはZ世代・ミレニアル世代です。幼い時期からインターネットに慣れ親しんだZ世代・ミレニアル世代にとって、eラーニングは学習形式としてより親和性が高いといえるのではないでしょうか。
大勢の若手社員に同じテーマの研修を一度に実施する集合型研修だけでなく、eラーニング教材やブレンディッドラーニングの手法を導入することで、一人ひとりの若手社員に適した人材育成を実施しやすくなります。学びの目的を踏まえて必要な形式を検討すると良いでしょう。
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eラーニングでできる若手社員研修の内容
若手社員の研修をeラーニングで行うメリットを紹介してきましたが、ここからはeラーニングでできる若手社員研修の内容についてまとめていきます。eラーニングを用いた若手社員研修では、若手社員にどのようなことを学んでもらうでしょうか。
- ひとりだち意識の獲得
- ロジカルシンキング
- タイムマネジメント
- PCスキル
では、以下にて詳しい内容を見ていきましょう。
ひとりだち意識の獲得
若手社員には研修を通じて、新人を卒業しひとりだち意識を獲得するための方法を学んでもらいます。そのために、eラーニングで自己分析を実施しましょう。自己認識が、「過剰な自信」と「過剰な謙遜」のどちらの傾向にあるか考え、適切な自信をもつことの重要性を知っていくのです。
自分が「優れている・上手くやれていると思うこと」と「劣っている・上手くやれていない」と思うことについて、演習を用いて振り返ります。
プロフェッショナル・プロフェッショナル意識とは何か定義を理解し、自身がプロフェッショナルであるという自覚をもてるよう学んでいきます。「ひとりだち意識の獲得」のために今後どのような行動をしたいかを明確にし、不安に思うことと率直に向き合っていくのです。
ロジカルシンキング
ビジネスにおいて重要な思考のコツである、ロジカルシンキングも若手社員研修で実施すべき学習内容です。
ロジカルシンキングの定義や必要性、ロジカルシンキングにおける4つのルールについて理解させましょう。「グルーピング」「メッセージ」「根拠づけ」「MECE」について、動画と演習を用いて学ばせる教材が効果的です。
タイムマネジメント
タイムマネジメントは、今後チームリーダー候補となる可能性がある若手社員には、ぜひ受けてもらいたいeラーニング研修です。
「仕事の優先順位づけ」と「計画の進捗管理」二つの要素を理解し実践できる人材に育成できることを目標としましょう。「仕事の優先順位づけ」とは、種類・難易度の異なる複数の仕事を行う際の優先順位づけの方法を学び、時間をマネジメントする方法を学ばせます。
「計画の進捗管理」では、突発事項が発生した際、計画をどのように軌道修正するとよいのかを学び、時間の有効な活用方法を知っていきます。
etudesのeラーニング教材「仕事の優先順位づけ」
etudesのeラーニング教材「計画の進捗管理」
PCスキル
若手社員の中には、業務で使用するソフトの操作は研修ではなく、実務を通じて学んだという方もいるでしょう。
業務の範囲内では問題なく操作ができても、基礎的なスキルとして身に付いていないと、できる仕事の幅が狭まってしまうリスクがあります。そのため、若手社員研修においてPCスキルのeラーニング学習を実施するのも効果的です。
主にMicrosoft Excel・Word・PowerPointの基本と応用スキルを学ばせましょう。Excelは基礎的な操作方法から関数などの有効活用の方法を、Wordは基礎的な操作方法から表の作り方など有効活用の方法まで、PowerPointは基礎的な操作方法からテンプレートを使ったデザインなど有効活用の方法を学びます。習得状況によっては、Excel中級者向けにIF関数、VLOOKUP関数、COUNTIF関数などの少し踏み込んだ内容の学習も実施します。
etudesのeラーニング教材「Microsoft Excel ベーシック編」
「Microsoft Excel アドバンス編」
「Microsoft Word ベーシック編」
「Microsoft Power Point ベーシック編」
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若手社員向け人材育成はeラーニング導入だけで良い?
では、若手社員への人材育成はeラーニングだけを導入すれば、成果がでるのでしょうか?より育成効果を導き出すための一例として、ブレンディッドラーニングについて紹介していきます。
ブレンディッドラーニングでさらなる効率化を目指せる
ブレンディッドラーニングとは、eラーニングと集合研修などを組み合わせた学習手法を指します。具体的には、集合研修が行われる前に、関連の知識をeラーニングを用いて予習しておきます。若手社員は自分が何が分からなかったか、疑問に思ったことは何か分かった状態で、集合研修に参加すると、予習を行わないよりも効率的に学習を行うことができるのです。
ブレンディッドラーニングは、オンラインで完結できるeラーニングと、ロールプレイや実習もできる対面研修、両方のよさを兼ね揃えた学習手法だといえるでしょう。
ブレンディッドラーニングについては『ブレンディッドラーニングとは?人材育成を効率化する方法について』の記事も併せてご覧ください。
eラーニングシステム(LMS)は効果測定もしやすい
本記事のはじめで紹介した「eラーニングシステム / LMS」は、機能として学習進捗管理がシステム上で一元管理できるものもあります。学習進捗管理が可能な場合、若手社員一人ひとりの学習効果測定が簡単にできるだけでなく、取り組みや成果が芳しくない若手社員へのフォローアップがしやすくなります。LMSの機能には、そのほか、テストやアンケート実施、レポートの提出管理もできるため、さまざまな学習手法に活用しやすくなっています。
さらに自社運営に適したシステム選定をすれば、若手社員だけでなく、人材育成に関わる業務全般を効率化することもできます。
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eラーニングを導入する流れ
一般的にeラーニングを導入する流れは、以下のようなものとなります。
- 契約締結
- 環境構築
- 運用準備
- 運用開始
eラーニング導入までには、複数のベンダーを比較検討することをおすすめします。気になったeラーニングサービスがあれば気軽に資料請求や問い合わせを行いましょう。ここぞというベンダーが見つかり、eラーニング導入における不安や不明点を解決したら、契約締結となります。
次に環境構築です。アカウント発行やシステム開発を行っていきます。ここは自社がeラーニングでどのように課題を解決したいかによって、大きく要する時間が変わってくるフェーズです。どのくらいの時間がかかるのか、ベンダーに確認しておくとよいでしょう。
続いて運用準備です。運用担当者を決め、マニュアルの準備や関係者周知を行います。
最後に運用開始です。運用開始日はトラブルが起こることを前提として導入を行いましょう。自社内で対応できることは窓口を設置し対応を行い、自社で対応が難しいことはベンダーにいつでも聞けるようにしておくとよりよいです。
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eラーニングならLMS「etudes」の導入をご検討ください
若手社員の研修にeラーニングを導入したいなら、アルー株式会社が提供するLMS「etudes(エチュード)」はいかがでしょうか。etudesは、1人から数万人規模の大人数まで運用することが可能です。まずは数人の若手社員から研修を取り入れ、慣れてきた頃合いに部署単位、会社単位、グループ企業全体など、拡大させていくことが可能でしょう。
人材育成会社が開発したLMS
アルー株式会社は、約20年の歴史を誇る人材育成会社です。人を、企業にとって有益な「人材」に変える人材育成のノウハウを余すところなく結集させて作られたのが、etudesなのです。
etudesではオリジナルeラーニング教材を作成し配信することも可能ですが、アルー株式会社の知見を活かしたeラーニング教材を配信することもできます。中には、そのまま研修カリキュラムとして利用できる「若手社員研修セットプラン」もあります。
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アルー株式会社の若手社員研修セットプラン
アルー株式会社では、若手社員研修のセットプランを用意しております。本記事でご案内した「ひとりだち意識の獲得」や「ロジカルシンキング」など14のeラーニング教材がまとまっているため、これひとつで効果的な若手社員研修が行えます。詳細は以下の通りです。
- ひとりだち意識の獲得
- 経験学習サイクル
- 相手の期待を超える
- 仕事の優先順位づけ
- 計画の進捗管理
- 他者への配慮
- ロジカルシンキング
- キャリアの自己決定
- アサーティブコミュニケーション
- レジリエンス
- Microsoft Excel ベーシック編
- Microsoft Excel アドバンス編
- Microsoft Word ベーシック編
- Microsoft Power Point ベーシック編
階層別研修には「etudesPlus」も
eラーニングで階層別研修を実施するなら、300の動画、600の演習が見放題となる、eラーニング受け放題サービス「etudesPlus(エチュードプラス)」の導入をおすすめします。
これまでのeラーニング受け放題サービスは、教材が多すぎて自分がどのeラーニングを受講すればいいのか分からなくなるという課題がありました。
etudesPlusなら、新入社員から若手社員、チームリーダーや管理職まで、階層や関心にあわせた100以上のカリキュラムをご用意しております。優れたUI/UXにより、社員一人ひとりが直感的に興味のあるeラーニングを選択することができ、効果的なeラーニング導入が叶います。
オリジナル教材作成サポートも実施
アルー株式会社は、貴社独自の研修教材作成を、企画から制作・効果測定までトータルでサポートいたします。すでに長年にわたり社内で使用していた若手社員研修などの対面研修をeラーニング化したり、完全に1からeラーニング教材を制作することも可能です。
アルー株式会社が誇る経験豊富なコンサルタントが、貴社のお悩みや課題を丁寧なヒアリングによって解決し、問題解決につなげるeラーニング導入を叶えます。
詳しくは『オリジナル教材を作成』をご覧ください。
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まとめ
新入社員には一人ひとり丁寧に業務を教えますが、若手社員となってくると業務を手取り足取り教える段階は過ぎ、ある程度1人で判断してもらわなければなりません。その段階で問題となってくるのは、新しい学びがおろそかになることと、社員が放置されていると感じることです。
eラーニングを若手社員に受けてもらうことは、若手社員のスキルが向上するだけでなく、放置されていると感じる若手社員の不満を解消することにもつながるのです。eラーニング研修の導入をお考えの担当者様は、ぜひetudesのご利用をご検討ください。