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LMS(学習管理システム)7選を比較してご紹介|失敗しない選び方を解説

LMS(学習管理システム)は、研修のオンライン化や社外向けコンテンツ販売を行う際になくてはならないツールです。「自社でLMSを導入したいが、どれがベストなのかわからない」とお悩みの方に向けて、実際のLMSを提供ベンダーの特徴ごとに分類して比較しご紹介します。

この記事では、企業におすすめのLMS7選と、LMSを比較する前に確認しておくべきポイントをご紹介します。失敗しないLMS選びを進めたい方は比較ポイントをまとめた「LMSの失敗事例9選」の無料ダウンロードがおすすめです。

また、用途別に複数のプラットフォームを比較し検討したいとお考えの方は「eラーニング比較検討表」をダウンロードしてください。

実際に企業でどのように人材育成をしているのか、他社事例を知りたい方は「導入事例:住友ゴム工業株式会社 / 株式会社メガネトップ / 株式会社オカムラ / 他」で詳しくご紹介します。

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目次[非表示]

  1. 1.LMSとは
  2. 2.自社に合ったLMSを比較する方法
  3. 3.LMSの活用シーン
    1. 3.1.社内研修
    2. 3.2.代理店・フランチャイズ研修
    3. 3.3.自社コンテンツの外部販売
  4. 4.LMSの基本機能
    1. 4.1.あると役立つおすすめの機能
  5. 5.【提供ベンダーの特徴で比較】LMS7選
  6. 6.人材育成・教育関連企業が提供するLMS
    1. 6.1.etudes(アルー株式会社)
    2. 6.2.GLOPLA LMS(株式会社グロービス)
  7. 7.IT企業・システムベンダーが提供するLMS
    1. 7.1.SpeedLMS Pro(株式会社ITBee)
    2. 7.2.eden LMS(エデン株式会社)
    3. 7.3.WisdomBase(株式会社シェアウィズ)
    4. 7.4.CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)​
    5. 7.5.学び~と(エスエイティーティー株式会社)
  8. 8.LMSを比較するポイントを徹底解説
    1. 8.1.1.育成対象
    2. 8.2.2.運用形態
    3. 8.3.3.導入・運用費用
    4. 8.4.4.UI/UX
    5. 8.5.5.機能の充実度
    6. 8.6.6.オリジナルコンテンツ対応
    7. 8.7.7.サポート体制
    8. 8.8.8.導入実績
  9. 9.まとめ


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LMSとは

LMSを比較する前に、言葉の意味を明確にしておきましょう。まず、「LMS」とは、学習管理システムとも呼ばれる、eラーニングを効果的に実施するための根幹となるシステムのことです。

「Learning Management System」の略称で、受講者の学習管理や教材データの管理・保管など多岐にわたる機能が搭載されています。eラーニングによるオンライン研修を実施するにあたって、LMSはなくてはならないツールといえます。

LMSは、さまざまなベンダーから提供されています。自社のサーバーに構築できるものや、eラーニング教材がすでにプリセットされているものなど、そのサービス内容も多種多様です。
数多く流通しているLMSを比較する時、どのような点を比べればいいか分からない方も多いのではないでしょうか。今回は、LMSを比較するポイントについてご紹介していきます。

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自社に合ったLMSを比較する方法

LMSを比較する際は、以下の3つのポイントが大切です。


  • 導入目的を明確にする

LMSを導入する目的は、企業によってそれぞれ異なります。自社に合った機能を搭載しているLMSを選ぶため、まずはLMSを導入する目的を明確にしましょう。例えば、企業によっては「全社研修をeラーニングによるオンライン実施に切り替えたい」「社員に対して自由に学べる『学習の場』をオンラインで設けたい」といった目的でLMSを導入するケースがあります。どのような目的でLMSを導入したいのか明確にすることにより、迷いなくLMSを比較・検討することができるでしょう。


  • 社内で抱えている課題を明確にする

続いて、自社が現在抱えている社内教育の課題を明確にする必要もあります。人材育成の効率化や社内リソース不足の解消など、「LMS導入によってどの問題が解決されることを期待しているのか」を明確にしましょう。導入にあたってベンダーに相談をする際も、現状の課題分析は重要になります。


  • 実際に利用する学習者の視点で選ぶ

LMSは、管理者側の利便性はもちろんですが、学習者の利便性も大きなポイントです。学習者がどのようなコンテンツを学びたいかはもちろん、学習者の操作性に配慮したUI/UXが搭載されたLMSを選択することで、導入後の積極的な受講につながるでしょう。いくら良いLMSでも、使ってもらわなければ役に立ちません。学習者が使いやすく、高いモチベーションを持って利用できるLMSを選択する、ということを忘れないようにしましょう。


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LMSの活用シーン

LMSは、企業の学習や研修を効率的に管理・運営するための強力なツールです。企業の研修や教育を一元化することで、時間や場所に縛られず学びの環境を提供でき、業務の効率化にもつながります。

多様な活用シーンがあり、社内研修だけでなく、代理店やフランチャイズ研修、さらには自社コンテンツの外部販売にも利用されることが増えています。これらの具体的な活用シーンを見ていきましょう。

社内研修

社内研修においてLMSは、従業員に必要なスキルや知識を効率的に学ばせるために効果的なツールとなります。LMSがあれば、研修の進捗状況をリアルタイムで把握でき、社員ごとの学習進度や成績をデータで確認できます。

さらに、従業員は自分のペースで学習を進められるため、忙しい業務の合間でも時間を有効に使えます。これにより、研修の効果が高まり、社員のスキルアップが実現できます。

代理店・フランチャイズ研修

LMSは、代理店やフランチャイズチェーンの研修にも大きな役割を果たします。

複数の拠点にまたがる場合でも、オンラインで統一された研修プログラムを提供でき、各拠点の進捗を一元管理できます。また、標準化された内容を提供することで、どの地域でも同じ品質のサービスが提供されるようになります。代理店・フランチャイズ研修にLMSを活用すれば、品質管理が徹底され業務の均一化が図れます。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。
『代理店教育を効率的に運営するには?eラーニングシステムを活用した教育方法を解説』

自社コンテンツの外部販売

LMSは、自社が作成した教育コンテンツを外部に販売する際にも役立ちます。

多機能のLMSを導入すれば、企業が持つノウハウや専門知識をオンラインコースとして提供し、外部の企業や個人に対して販売することが可能です。これにより、収益源が増え、新たなビジネスチャンスを創出することができます。また、外部の受講者の進捗状況も管理できるため、質の高い教育を提供し続けることができます。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。
『自社コンテンツはどこで販売すれば良い?販売の流れや注意点を解説』

LMSの基本機能

LMSの基本機能としては、学習コンテンツの配信、学習者の進捗管理、レポート機能などが挙げられます。しかし、企業の研修ニーズに応じて、さらに便利で高度な機能を備えているLMSもあります。以下では、あると役立つおすすめの機能についてご紹介します。

LMSの機能については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
『LMS(学習管理システム)の機能一覧を紹介!選び方・使い方は?』

あると役立つおすすめの機能

以下は、多機能なLMSに搭載されていることが多い便利な機能です。機能面でLMSを比較したい場合はぜひ参考にしてください。

  • 飛ばし見防止機能

受講者が教材を飛ばし見することを防止する機能は、特にオンライン研修において重要です。コンテンツを一定時間見ないと次に進めない設定や、シークバーの移動を防止する機能が有効です。この機能により、受講者が学習内容をしっかりと理解した上で次のステップに進むことができます。

  • URL配信機能

eラーニングだけではなく、Zoomなどを利用したオンライン研修を実施する際、LMS上でURLを共有する機能が搭載されているLMSがあります。この機能によって研修管理業務を一元化でき、急なURL変更によるメール配信といった手間も無くなります。

  • 決済機能

自社コンテンツを外部に販売する場合、決済機能付きのLMSが役立ちます。教材画面から決済システムにスムーズに遷移することで、受講者がオンラインで簡単に支払い、コースにアクセスできるようになります。これにより、ユーザビリティが向上するとともに、収益化のチャンスも広がります。

  • セキュリティ対策

学習コンテンツは、知的財産や機密情報を含む場合があります。セキュリティ対策が充実しているLMSは、受講者の個人情報や学習データを保護するために暗号化、アクセス制限、ログイン認証などの強力なセキュリティ機能を提供します。これにより、外部からの不正アクセスや情報漏洩を防ぐことができます。

これらの機能を活用することで、企業は研修の効率化だけでなく、受講者の学習体験を向上させ、セキュリティや運営面でも安心して利用できます。

【提供ベンダーの特徴で比較】LMS7選

LMSを比較する際は、どのようなベンダーから提供されているのかに注目することが大切です。以下からは、2パターンのベンダーごとにおすすめのLMSをご紹介します。

人材育成・教育関連企業が提供するLMS

  • etudes(アルー株式会社)
  • GLOPLA LMS(株式会社グロービス)

IT企業・システムベンダーが提供するLMS

  • SpeedLMS Pro(株式会社ITBee)
  • eden LMS(エデン株式会社)
  • WisdomBase(株式会社シェアウィズ)
  • CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)
  • 学び~と(エスエイティーティー株式会社)

人材育成・教育関連企業が提供するLMS

まずは、人材育成・教育関連企業が提供するLMSを2つ紹介します。

  • etudes(アルー株式会社)
  • GLOPLA LMS(株式会社グロービス)

これらのLMSは、ベンダーが開発した高品質なeラーニング教材を利用できる点や、人材育成のノウハウがあるからこその使いやすさが魅力です。


etudes(アルー株式会社)

etudesは、アルー株式会社が提供するクラウド型eラーニングシステムです。

初期費用0円から利用可能で、自社教材の無制限アップロードや、利用者数も無制限という導入のしやすさが特徴です。​動画・テスト・アンケートなど多彩な教材形式に対応し、学習履歴を1秒単位で管理できます。​また、マルチデバイス対応や柔軟な権限設定により、大規模組織での運用もスムーズに行えます。

etudesでは、アルー株式会社が開発した豊富なeラーニング教材をプリセットした状態での導入も可能です。また、月額定額制の受け放題プラン「etudes Plus」なら、導入してすぐに階層別研修を実施することができます。

etudesは、社内研修を管理するツールとしてだけではなく、社外向けコンテンツ販売にも適しており、多くの企業に選ばれた導入実績があります。

etudes公式サイト


GLOPLA LMS(株式会社グロービス)

GLOPLA LMSは、株式会社グロービスが開発したLMSで、研修オペレーションの工数削減や運用の属人化解消をサポートします。​

受講者が学びたい研修を容易に見つけられる設計で、受講履歴や研修評価のデータを可視化する機能も備えています。​これにより、企業の人材育成を効率的かつ効果的に推進できます。

また、人事システムや株式会社グロービス運営の他のサービスとの連携ができる点も魅力です。すでに株式会社グロービスの他サービスを利用している企業におすすめのLMSと言えるでしょう。

GLOPLA LMS公式サイト


IT企業・システムベンダーが提供するLMS

続いて、IT企業・システムベンダーが提供するLMSを5つ紹介します。

  • SpeedLMS Pro(株式会社ITBee)
  • eden LMS(エデン株式会社)
  • WisdomBase(株式会社シェアウィズ)
  • CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)
  • 学び~と(エスエイティーティー株式会社)

SpeedLMS Pro(株式会社ITBee)

SpeedLMS Proは、株式会社ITBeeが提供するLMSで、カスタマイズ性の高さが特徴です。​ユーザーの使いやすさを追求し、ブランディングに沿ったデザインのサイト構築が可能です。
​また、社内システムとのシングルサインオン連携や顔認証機能、クレジット決済機能など、多彩な機能拡張が可能で、安定した運用を実現します。

SpeedLMS Pro公式サイト


eden LMS(エデン株式会社)

eden LMSは、エデン株式会社が提供するクラウド型eラーニング&人材育成支援システムです。​技術的な知識がなくても、PowerPointや動画などから効果的な学習教材を簡単に配信できます。​
また、ZoomやTeamsと連携して対面研修の募集や管理も行えます。​初期費用なしで導入でき、ユーザー数も月単位で柔軟に変更可能です。

eden LMS公式サイト


WisdomBase(株式会社シェアウィズ)

WisdomBaseは、株式会社シェアウィズが提供するLMSで、研修の外部提供と販売に特化した機能が特徴です。
WisdomBaseは​学習コンテンツや検定の販売、顧客教育、代理店教育に活用でき、研修企業や教育機関など多様な組織で導入されています。システム構築にプログラミングなどの専門知識は不要ですが、​初期導入サポートやメール・チャットによるサポート対応も充実しています。

WisdomBase公式サイト


CAREERSHIP(株式会社ライトワークス)​

株式会社ライトワークスが提供する統合型LMS「CAREERSHIP」は、eラーニング配信、研修管理、スキル管理など、多彩な機能を備えたプラットフォームです。
CAREERSHIPは統合型LMSとして、人材育成の全てのフェーズで使える発展性に強みがあります。​これにより、企業内の学習活動を一元的に管理し、従業員の自律的なキャリア形成を支援します。​また、マルチデバイス対応や多言語対応により、場所や言語を問わず柔軟な学習環境を提供します。​

CAREERSHIP公式サイト


学び~と(エスエイティーティー株式会社)

学び~とは、駿河台学園のエスエイティーティー株式会社が提供するLMSで、オリジナル教材の作成のしやすさが魅力です。PowerPointから簡単に教材を作成でき、​動画や音楽の挿入も容易で、法務や著作権などの汎用教材も購入可能です。​
また、柔軟な受講管理やレポート機能を備え、複数サイトの管理に適した親子機能も特徴です。​2ヶ月間の無料トライアルも提供されています。

学び~と公式サイト


LMSを比較するポイントを徹底解説

女性の腕組み


ここからは、実際にLMSを比較するポイントを8つの項目に分けてご紹介していきます。

  1. 育成対象
  2. 運用形態
  3. 導入・運用費用
  4. UI/UX
  5. 機能の充実度
  6. オリジナルコンテンツ対応
  7. サポート体制
  8. 導入実績

ここからは、以上の内容について、細かくご紹介していきます。


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1.育成対象

どのような対象者にeラーニングを使ってほしいかは、LMSを比較する上で重要なポイントです。

eラーニングは企業だけでなく、さまざまな教育機関でも利用されています。教育機関向けのLMSはまず対象外として、企業向けのLMSの中から選びます。

まずは、育成対象に合致したLMSをいくつかピックアップするようにしましょう。

一部の社員に向けた研修に特化して使いたいのか、それとも総合的な全社研修に使いたいのかによっても選ぶべきLMSの種類は異なります。

総合的に広い分野に対する教育を行う場合は「統合型」、語学や特定の資格など一つの分野に特化した教育を行う場合は「特化型」というように、タイプごとに選ぶ方法も効果的です。

また、管理できる人数に制限があるLMSもあります。育成対象が何人規模になるのかを事前に推測して、ニーズに合致したLMSを選択するようにしましょう。


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2.運用形態

まず、LMSには

  • クラウド型
  • オンプレミス型

の2種類があります。
クラウド型とは、仮想環境に構築されたシステムを利用するSaaSサービスです。運用に数日から数か月と、比較的短い調整期間でサービスの利用開始が可能です。自社でシステムの開発や保守・運用をする必要がなく、簡単に導入することができます。

一方で、サービスが終了する可能性があったり、ネットワーク負荷が高い時に動作が遅くなったりといったデメリットも存在します。

オンプレミス型とは、自社のサーバー上にLMSを構築する方法です。自社サーバーを利用するため、比較的簡単にLMSのカスタマイズが可能です。

一方、サーバーを置くスペースが必要だったり、導入コストが高くなったり、導入までの期間が長くなったりなどのデメリットがあります。

クラウド型とオンプレミス型eラーニングの比較について詳しくは『クラウド型eラーニングとは?オンプレミス型との比較とメリットについて』をご覧ください。クラウド型であるetudesの導入事例もご紹介しています。


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3.導入・運用費用

LMSの導入・運用にかかる費用も、重要な比較のポイントです。一般的に、オンプレミス型の方が初期費用が高く、運用費はクラウド型の方が高いという特徴があります。
オンプレミス型の初期費用は、サーバー機器の購入費なども含めると100万円を超えるケースもありますが、クラウド型は5万円〜20万円程度となっています。

また、クラウド型の月額利用料の一例は以下の通りです。

  • 月額利用料:5万円〜10万円/100ユーザーまで 7万円〜15万円/200ユーザーまで
  • 月額固定費:5万円〜20万円

クラウド型のLMSの利用料に関しては、ベンダーによってシステムが大きく異なるため、比較検討時には必ず費用に関する問い合わせを行いましょう。

eラーニングの料金システムと相場について詳しくは『eラーニングの開発費用、利用料金とは?料金システムと相場を解説』をご覧ください。


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4.UI/UX

ツールの使いやすさに直結するUI(ユーザーインターフェース)は、LMSの比較において最重要とも言えるポイントです。なぜなら、せっかくコストをかけてLMSを導入しても、使いにくくてはeラーニング学習が社内に定着せず効果が望めないためです。

LMSのUIを比較する際のポイントは、リテラシーの有無に左右されない使いやすさかどうかという点です。

LMSをプラットフォームとしたeラーニングは、さまざまな年代の方々が使う可能性があります。たとえば役職者向けにeラーニング研修を実施しようとした時に、PC操作が得意ではない年齢層の方でも分かりやすいUIであれば、受講のハードルが下がり受講率アップにつながるはずです。

ITリテラシーの有無に限らず、LMSはさまざまな世代、性別、役職の人が利用するツールです。どのような属性の人にも優しいデザインになっているかは、大きなポイントです。

比較をする際に、LMSのトライアルやデモンストレーションを実施し、実際の操作感を確認しておきましょう。


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5.機能の充実度

教材配信機能と学習管理機能をどれだけ網羅しているかは、LMSを機能面で比較する上で大切なポイントです。学習者に受講してもらいたいコンテンツが配信できるか、学習状況をどの程度管理できるかは少なくともチェックしましょう。

たとえば、学習者がどの教材を、どのくらいの時間行ったかを確認する時、秒単位で学習時間を確認できるLMSもあります。テストやアンケートの自動配信機能などが搭載されていると、eラーニング研修の学習効果をさらに高めることができ、なお良いでしょう。

LMSの代表的な機能について詳しくは『eラーニングに役立つLMS(学習管理システム)の機能をご紹介』をご覧ください。弊社LMS「etudes」特有の機能もご紹介しています。


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6.オリジナルコンテンツ対応

自社オリジナルのeラーニング教材を作成した際に、LMSに保管して配信が行えるかどうかも比較すべきポイントです。

オリジナルコンテンツに対応しているLMSを比較する際には、アップロードできるオリジナル教材のデータ量に制限がないか、セキュリティ面でも十分な対策がとられているかといった点に注目しましょう。

LMSによっては、自社で作成したeラーニング教材を社外に向けて有料で配信するといった、学習コンテンツビジネスに利用できるものもあります。このような活用の実績があるLMSなら、自社オリジナルの教材が配信しやすいと考えられます。

「オリジナルコンテンツをeラーニングで配信したいけど、教材作成のノウハウがない」とお悩みの方には、LMSベンダーが教材作成のサポートを行っているLMSを選ぶことをおすすめします。

これまで口頭で行っていたノウハウ継承がeラーニング化されれば、長期的に見て大幅なコスト削減・人材育成の効率化につながるでしょう。
eラーニング教材を自社で開発するのか、購入するのかについて詳しくは『eラーニングの教材は購入すべき?開発すべき?良い教材のポイントも』をご覧ください。パッケージ商品を購入する際のメリット・デメリット、自社作成のメリット・デメリットもご紹介しています。


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7.サポート体制

LMSに付随するサポート体制が充実しているかどうかも、大事な比較のポイントの一つです。
先ほどご紹介したeラーニング教材作成サポートの他に、以下のようなサポートが存在します。

  • eラーニング定着支援
  • eラーニングコンテンツの外部調達
  • オリジナルeラーニングコンテンツの作成
  • 学習効果測定
  • 業務フロー改善支援
  • eラーニングシステムのカスタマイズ

トラブル発生時はもちろんのこと、平常時も上記のようなサポートを受けることができるかどうかで、LMSを比較してみましょう。


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8.導入実績

LMSを比較する上で最後に確認したいポイントは、導入実績がどれほどあるかです。ただし、一概に導入実績が多いLMSが自社にあう企業だとは言えません。企業によってLMSで解決したい目的や課題は異なるためです。

LMSを検討する時は、

  • 対象のLMSを導入した企業の数
  • 対象のLMSがどのように利用されているかがわかる企業の体験談

以上の2つを確認するようにしましょう。特にLMSを先行導入している企業の体験談を確認することで、自社と近い目的や課題を持っている企業がどのように活用しているかを知ることができます。


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まとめ

LMSベンダーを比較する時、ポイントを押さえておかなければ“なんとなく”の比較・検討となってしまいます。なんとなく大手を選んだり、なんとなく導入実績が多いLMSベンダーを選んでしまっては、結果的に後悔することにもなりかねません。

LMSを比較する際には、「導入目的」と「解決したい社内の課題」を明確にしましょう。また、管理者の視点だけでなく、受講者の視点に立って検討をする必要もあります。

今回紹介した7つのLMSを参考に、各ベンダーを比較・検討してみましょう。きっと自社に最適なeラーニング研修を導入することができるでしょう。

etudesでのeラーニング導入に興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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