自社コンテンツはどこで販売すれば良い?販売の流れや注意点を解説
今まで自社で培ってきたノウハウや独自の情報をコンテンツとして販売したいと考える企業は少なくないかと思いますが、コンテンツ販売を成功させるためには、コンテンツ制作・販売・運用のそれぞれにノウハウが必要となります。
この記事では、そもそもコンテンツ販売とは何かという点から解説し、コンテンツ販売を行うメリットや自社コンテンツを作成して販売するまでの流れ、販売する際のポイントなどを詳しく紹介していきます。
また、実際に企業でどのように自社コンテンツやeラーニング教材の販売ビジネスを立ち上げたのか、事例を詳しく知りたい方はぜひこちらの記事「導入事例:株式会社日経BP / 株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ / 株式会社アット・アップ」をご覧ください。
etudesでは「自社コンテンツやeラーニング販売のビジネスを立ち上げたい」「現在の販売システムを変更したい」企業さまに、プラットフォームをご提供しています。システムのビジネス向け利用について知りたい方はお気軽にご相談ください。
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目次[非表示]
- 1.コンテンツ販売とは
- 1.1.コンテンツ販売で取り扱う商品
- 2.コンテンツ販売のメリット
- 2.1.自社のノウハウを収益につなげられる
- 2.2.自社の研修教材を有効活用できる
- 2.3.在庫を抱えるリスクがない
- 2.4.資産として残すことができる
- 3.自社コンテンツを販売する流れ
- 3.1.コンテンツのジャンルを調査する
- 3.2.どこで売るかを決める
- 3.3.コンテンツを作成する
- 3.3.1.無料コンテンツの質にもこだわる
- 3.4.コンテンツの販売を開始する
- 3.5.コンテンツ改善を定期的に行う
- 4.自社コンテンツを販売する際のポイント
- 4.1.自社独自のコンテンツを作成する
- 4.2.ユーザーの意見も反映して改善する
- 5.自社コンテンツの販売なら「etudes」にご相談ください
- 5.1.自社コンテンツの作成をサポート
- 5.2.直感的に操作できるシンプルな操作性
- 5.3.Microsoftによる高度なセキュリティ
- 6.まとめ
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コンテンツ販売とは
コンテンツ販売とは、自社独自の情報や今まで培ってきたノウハウなどをコンテンツとしてまとめて販売するビジネスのことです。不安や悩みを抱えているユーザー、知識や情報を求めているユーザーに向けて提供します。
商材が情報なので、一度コンテンツを制作すれば、情報が古くなったり変わったりしない限り、持続的な収益を目指すことが可能です。
コンテンツ販売で取り扱う商品
コンテンツ販売と一言で言っても、取り扱う商品はさまざまです。販売するコンテンツの商品例としては、下記のような内容があります。
- テキストコンテンツ
- 音声コンテンツ
- 動画コンテンツ
- オンラインセミナー
- 有料メルマガ
以前までは手軽に情報を伝えられるテキストコンテンツを販売する企業が多い傾向でしたが、現在では情報を音声と映像の両方から伝えられる動画コンテンツを販売する企業も増えてきました。
大切なのは、コンテンツの内容によってターゲットを明確にし、そのターゲットに合わせて最も適した形態での提供を考えることです。
コンテンツを動画で販売したいという企業担当者の方は、「動画教材を販売するには?販売方法やプラットフォームを分かりやすく解説」の記事もぜひご参照ください。
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コンテンツ販売のメリット
コンテンツ販売とは何かという点について解説してきましたが、自社コンテンツを販売することによって、企業はどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここでは、コンテンツ販売の主なメリットを4つ解説していきます。
- 自社のノウハウを収益につなげられる
- 自社の研修教材を有効活用できる
- 在庫を抱えるリスクがない
- 資産として残すことができる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
自社のノウハウを収益につなげられる
数多くの企業が日々の業務を通してさまざまなノウハウを蓄積していますが、これらのノウハウをただ社内で共有するだけでなく、外部へ向けてコンテンツ化して販売することで、新たなビジネスチャンスが得られるのです。コンテンツ販売には、本業における収益だけでなく、副収入としての安定的な利益が期待できるというメリットがあります。
自社の研修教材を有効活用できる
研修のために作成した教材を内部でのみ使用している場合、その価値は社内にとどまってしまいます。しかし、これらの研修教材を外部へ向けて販売すれば、企業がこれまで培ってきたノウハウや知識を資産として有効に活用することが可能です。教材の再利用による収益の増加だけでなく、企業のブランドや知名度の向上にもつながるでしょう。
在庫を抱えるリスクがない
有形の商品を扱う物販とは異なり、コンテンツ販売の主要な商材は情報なので、物理的な在庫として保管する必要がありません。そのため、売れ残りによる在庫過多、在庫管理のためのコストや労力、場所の確保といった課題を抱える心配がなくなります。初期投資を抑えつつ、効率的に収益を上げることが期待できるでしょう。
特に、小規模なビジネスを行っている企業やスタートアップ段階の企業にとっては、資本を無駄にせず、事業をスムーズに運営していく上で大変有効な方法です。
資産として残すことができる
コンテンツ販売の魅力的なメリットとして、自社が提供するコンテンツを永続的な資産として残せる点があります。同じ情報発信でも、広告の場合は設定した期間や予算が終了するとその情報発信の効果が終わってしまいます。
しかし、コンテンツ販売であれば、自社で制作・保有したコンテンツは、一度作成すれば何度でも繰り返し販売や配信を続けることが可能です。
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自社コンテンツを販売する流れ
実際に自社のコンテンツを販売するとなると、どこから手をつければ良いのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。続いては、自社コンテンツ販売に取り組む流れについて、順番に解説していきます。
- コンテンツのジャンルを調査する
- どこで売るかを決める
- コンテンツを作成する
- コンテンツの販売を開始する
- コンテンツ改善を定期的に行う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コンテンツのジャンルを調査する
まずは、販売するコンテンツのテーマや内容を具体的に決めるため、どのジャンルの情報が求められているのかをしっかりと調査します。
単に自社が得意とする分野や深く知識を持っているジャンルだけでなく、市場の動向を見て、将来性が高く今注目されている話題性のあるジャンルを選ぶことで、より収益につながりやすくなります。
ジャンル選びの際には、競合とのバランスも考慮する必要があるでしょう。ある程度の範囲でジャンルを絞り込むことによって、自社の特色をしっかりと打ち出しやすくなります。
どこで売るかを決める
コンテンツ販売の方法は、大きく分けて下記の2つの方法があります。
- 自社サイトを立ち上げて販売する方法
- 既存のプラットフォームを活用して販売する方法
自社サイトを立ち上げる方法の最大のメリットは、デザインや機能を自由にカスタマイズできる点にあります。これにより、自社のブランドやコンセプトを鮮明に打ち出し、他社との差別化を図ることが容易になります。
一方、既存のプラットフォームを利用する方法の利点は、コンテンツの販売をスムーズに進められる点です。サイトの作成・運営・管理などの手間がなく、知識を持っていなくてもすぐに販売を開始できます。また、トラブル発生時のサポートが充実している場合が多いため、初めてコンテンツ販売を行う場合でも安心して利用することが可能です。
コンテンツ販売におけるプラットフォームの選び方や活用方法については、「コンテンツ販売でプラットフォームを活用するメリットと選び方を解説」の記事をご覧ください。
自社コンテンツを作成して販売するなら「etudes」にお任せください
eラーニングを配信して学習状況を管理するLMS「etudes」は、オリジナル教材の配信にも対応しています。さらに、企業向け研修の提供を行うアルー株式会社がコンテンツ作成のサポートも行っています。教材の企画立案からプラットフォーム導入まで幅広くサポートしていくので、初めてコンテンツを作成・販売する企業でも安心してご利用いただけます。
実際に、株式会社日経BP様や株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ様など、多くの企業でetudesをコンテンツ販売のプラットフォームとして導入していただいています。
自社の価値あるコンテンツを効果的に販売したいとお考えの方は、「etudes」の活用をぜひご検討ください。
コンテンツを作成する
コンテンツをどこで販売するかを決めたら、自社が持つ独自のノウハウやすでに使用している研修資料などを元に、外部のユーザーにも役立つコンテンツを作成しましょう。
この際、専門的な知識を分かりやすく伝える形に落とし込むことが大切です。例えば、専門用語の使用は避ける、注釈や図解を用いて具体的に解説するなど、初心者や異業種の方々にも内容が伝わるよう工夫すると良いでしょう。
また、ユーザーが飽きずに集中できるよう、1つのコンテンツの長さや構成なども意識するようにしてください。
無料コンテンツの質にもこだわる
コンテンツを作成する際には、有料のコンテンツだけでなく、無料で提供するコンテンツも同時に用意しておくのがおすすめです。有料コンテンツをいきなり購入するのはハードルが高いと思ってしまうユーザーも少なくありません。そこで、無料コンテンツでまず興味を持ってもらい、さらに深く知りたい場合に有料コンテンツを購入してもらうといったように、段階的に購入を検討してもらいましょう。
このとき、有料コンテンツのクオリティはもちろん大切ですが、マーケティングなどでも活用できるため、無料コンテンツの内容や質にもこだわりましょう。無料コンテンツのアプローチ方法としては、有料コンテンツの一部を無料で公開する、コンテンツの概要や導入部分を無料で提供して詳細や本筋を有料で提供するなどがあります。無料コンテンツをうまく活用して、有料コンテンツの認知や売上を向上させましょう。
コンテンツの販売を開始する
コンテンツの作成が完了したら、実際に販売を行っていきます。コンテンツの販売を開始する際には、自社のSNSやサイトなどで積極的にコンテンツの告知を行うことが大切です。
さらに、ターゲット層を明確に捉えた広告戦略を展開することで、より購買意欲の高い顧客層を獲得する可能性も広がります。これらのアプローチを組み合わせれば、より幅広いユーザー層にコンテンツの魅力を伝えられるでしょう。
コンテンツ改善を定期的に行う
コンテンツの販売を開始したら、ユーザのコンテンツへの反応や評価を常に確認しましょう。どのコンテンツが特に売れているのか、ユーザーの評価はどうなっているのかなど、細かくデータを収集しておくと、今後のコンテンツ作成の参考になります。
特に販売実績の良いコンテンツがあれば、それをさらにブラッシュアップして質を向上させていくことで、長期的な収益を上げるための土台を築くことができるでしょう。
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自社コンテンツを販売する際のポイント
デジタルコンテンツであふれている昨今、コンテンツ販売を成功させるためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。続いては、自社コンテンツを販売する際のポイントを2つ紹介していきます。
- 自社独自のコンテンツを作成する
- ユーザーの意見も反映して改善する
それぞれ詳しく解説していきます。
自社独自のコンテンツを作成する
現代の情報社会には多種多様なコンテンツがあるため、その中で需要を取り込むにはオリジナリティが求められます。同じ内容を提供しているコンテンツがある場合、先に販売されているもののほうが一般的に認知度が高く、利用者からの信頼を獲得しやすいためです。
したがって、既存のコンテンツよりも少し進んだ、さらに深い内容を提供することで、独自性を確保しましょう。
また、内容だけでなく伝え方も非常に大切です。内容が豊富で独自性があっても、文章が複雑で読みにくかったり、分かりやすく伝えるための工夫がされていなかったりすると、その価値を十分に伝えられません。受け手の立場に立ってコンテンツを設計していきましょう。
ユーザーの意見も反映して改善する
コンテンツを公開していると、プラットフォーム上でのコメントやSNSなどからユーザーの意見を得ることができます。このようなユーザーの声を真摯に受け止め、コンテンツの改善に役立てていくことで、自社では気がつかなかったポイントや新たな視点を得られます。
ユーザーの声に耳を傾け、それを反映してコンテンツを改善するというプロセスを繰り返していくと、コンテンツの質の向上はもちろんユーザーからの信頼にもつながります。
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自社コンテンツの販売なら「etudes」にご相談ください
社外向けのコンテンツ販売を成功させるためには、負荷の少ない管理システムやプラットフォームが必要です。コンテンツ販売を成功させたい方は、ぜひetudesにご相談ください。企業の研修などに関する豊富な知識を持つアルー株式会社がサポートしており、eラーニングコンテンツを提供できるプラットフォームとして、多くの企業に導入いただいている実績があります。
ここでは、etudesの特徴について詳しく見ていきましょう。
自社コンテンツの作成をサポート
企業が長年培ってきた研修内容をデジタルコンテンツ化する場合であっても、その研修内容をそのまま動画にするだけでは、ユーザーに見てもらうのは難しいでしょう。ただ動画にするだけではなく、テロップの追加や写真・イラストを駆使して視覚的に理解しやすくするなど、さまざまな工夫をして編集する必要があります。
etudesは、eラーニングによる企業向け人材育成のノウハウを持っているため、企業のオリジナルコンテンツ作成を全面的にサポートすることが可能です。企業の特色を活かした、分かりやすく効果的なデジタルコンテンツの制作方法を提案させていただきます。
直感的に操作できるシンプルな操作性
デジタルコンテンツを継続的に利用してもらうために、操作性の高さは不可欠です。たとえ価値のある内容のコンテンツを提供していても、使い勝手が悪ければユーザーは離れてしまいます。
etudesはユーザーフレンドリーな操作性を重視したサイト設計をしており、直感的かつシンプルに操作できるUI/UXとなっています。そのため、操作に慣れていない方でも、迷わずにコンテンツを楽しむことが可能です。結果として利用者の満足度が高くなり、ユーザーの定着・拡大につながります。
Microsoftによる高度なセキュリティ
デジタルコンテンツの販売において、コンテンツの流出やユーザーの個人情報の漏洩は大きなリスクとなります。そのため、セキュリティ面における万全な対策は、コンテンツ販売を行う上で絶対的な条件と言えるでしょう。
etudesはセキュリティを非常に重要視しており、Microsoft AzureのPaaSを採用しています。IaaSを利用して構築されているサービスと比べて、このPaaSにより強固なセキュリティ対策がなされているため、すべての利用者は安全にコンテンツの販売・視聴を行うことが可能です。
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まとめ
コンテンツ販売は、企業独自の情報やノウハウを効果的に収益化する手段として近年注目を集めています。企業でコンテンツの販売を行うことで、自社のノウハウや研修教材を収益につなげられるだけでなく、企業のブランドや知名度の向上につながる、永続的な資産として残せるといったメリットを得ることが可能です。
しかし、コンテンツ販売での収益化を望むなら、自社独自のコンテンツ作成やユーザーのフィードバックを反映したブラッシュアップが重要となります。
etudesは、eラーニングを活用した人材育成を行ってきたノウハウがあるため、スムーズかつ高品質なeラーニングコンテンツの制作・販売のサポートが可能です。eラーニング系のコンテンツ販売を検討している企業担当者様は、ぜひ「etudes」のご利用をご検討ください。