コンテンツ販売はどのプラットフォームで売るべき?LMSがおすすめな理由
スマートフォンが普及してオンラインでのサービス提供が増えている現代においては、知識やノウハウを商品として販売する企業も増加傾向にあります。このようなコンテンツ販売を始めるには、どのようなプラットフォームを選べば良いでしょうか。
この記事では、コンテンツ販売を行う際のプラットフォーム(システム)の選び方について解説します。
際に企業でどのようにコンテンツ販売のビジネスを立ち上げたのか、事例を詳しく知りたい方はぜひこちらの記事「導入事例:株式会社日経BP / 株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ / 株式会社アット・アップ 」をご覧ください。
etudesでは「オンラインでの講座販売のビジネスを立ち上げたい」「現在の販売システムを変更したい」企業さまに、プラットフォームをご提供しています。システムのビジネス向け利用について知りたい方はお気軽にご相談ください。
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目次[非表示]
- 1.コンテンツ販売ができるプラットフォームとは?
- 2.プラットフォームで販売できるコンテンツの種類
- 2.1.文字で内容を伝える「テキストコンテンツ」
- 2.2.音だけで情報を伝える「音声コンテンツ」
- 2.3.音声と映像で伝える「動画コンテンツ」
- 2.4.配信で講義を行う「オンラインセミナー」
- 3.コンテンツ販売に利用するプラットフォームの選び方
- 3.1.提供形態
- 3.2.サービス利用料・各種手数料
- 3.3.決済・支払い方法
- 3.4.機能
- 4.コンテンツ販売のプラットフォームにはLMSがおすすめ
- 4.1.決済機能と連携できるLMSでコンテンツ販売
- 4.2.LMSならではの便利な機能
- 5.LMSをプラットフォームにコンテンツ販売を行っている事例
- 6.コンテンツ販売のプラットフォームなら「etudes」
- 6.1.分かりやすいシンプルな価格体系
- 6.2.受講申込から受講までをシームレスに連携
- 6.3.複数組織の一元管理や細かい権限設定が可能
- 6.4.教材作成サポートも充実
- 6.5.セキュリティ面も安心
- 7.まとめ
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コンテンツ販売ができるプラットフォームとは?
コンテンツ販売ができるプラットフォームとは、制作者がデジタルコンテンツを販売し、購入者がそのコンテンツを閲覧・ダウンロードできるシステムを提供するサービスのことです。
プラットフォームには、以下のようなコンテンツ販売に必要な機能が提供されています。
機能 |
説明 |
---|---|
商品登録 |
コンテンツの価格設定、説明文の入力など |
決済 |
クレジットカード決済、コンビニ払いなど |
コンテンツ配信 |
購入者へのコンテンツ提供 |
プラットフォームを活用することで、企業独自でコンテンツを制作・販売することが可能になります。
プラットフォームで販売できるコンテンツの種類
デジタルコンテンツとして販売できる種類はさまざまで、発信したい内容やターゲット層によって適したコンテンツは異なります。
- 文字で内容を伝える「テキストコンテンツ」
- 音だけで情報を伝える「音声コンテンツ」
- 音声と映像で伝える「動画コンテンツ」
- 配信で講義を行う「オンラインセミナー」
- 有益な情報をメール配信する「有料メルマガ」
それぞれのコンテンツの特徴やメリットデメリットについて、詳しく解説します。
文字で内容を伝える「テキストコンテンツ」
「テキストコンテンツ」は、比較的手軽に取り組むことができるコンテンツです。
実際のプラットフォームとして、以下のようなサービスや手段が挙げられます。
- note
- 会員限定サイトでのブログ公開
最大のメリットは、コンテンツ開発に必要な機材やソフトウェアがほとんど不要で、初期費用を抑えられるという点です。
また、テキストコンテンツの特性としては、ユーザーが知りたい情報にピンポイントでアクセスできる点も挙げられます。
現在、企業でeラーニングを販売する場合、動画コンテンツが多い傾向がありますが、知識習得のみの学習の場合は、テキストコンテンツが中心になることもあるでしょう。
音だけで情報を伝える「音声コンテンツ」
「音声コンテンツ」はラジオ番組のように音声のみで情報を伝えます。移動中など目を使うことができない状況でも情報を取り入れ、学べることが特徴です。通勤時や休憩中といったスキマ時間を有効活用したい社会人に人気のコンテンツです。
音声コンテンツを販売できるプラットフォームとして、以下が挙げられます。
- Podcast
- Spotify
近年では、効率的に時間を使うことへの意識、いわゆる「タイムパフォーマンス」への注目度が高まっていることから、音声コンテンツの需要も拡大しています。
スマートスピーカーの普及により、アクセスが簡単になったことも音声コンテンツの需要が拡大した要因の一つでしょう。
販売する側にとっても、動画コンテンツに比べて編集の手間が少なく、手軽に取り組める点がメリットです。
音声と映像で伝える「動画コンテンツ」
「動画コンテンツ」は音声と映像を組み合わせて情報を伝えます。
動画コンテンツを販売するプラットフォームとして、以下が挙げられます。
- YouTube
- Vimeo
- Udemy
- LMS(学習管理システム)
動画コンテンツは、実際の動作を具体的に見せながら伝えることが可能なので、テキストや音声だけで説明するより情報量が多くなり、受け手にとって分かりやすいコンテンツが作れます。このようなメリットから、現在では社員にeラーニングを提供する際に、動画コンテンツを選択する企業が非常に多く、さまざまな種類の動画教材が発信されています。
しかし、撮影時にはカメラやマイクなどの機材が必要となる上に、分かりやすい動画にするためには編集スキルが求められます。テキストコンテンツや音声コンテンツと比較すると、制作に関しては取り組むハードルが高め、という印象を持つ企業も少なくないでしょう。
配信で講義を行う「オンラインセミナー」
「オンラインセミナー」は講義をリアルタイムで配信します。
有料のオンラインセミナーを実施する方法として、以下が挙げられます。
- YouTubeライブ
- LMS上でのZoomURLの配信
動画コンテンツとは違い、リアルタイムでの配信なので参加者からの質問をその場で受け取ることができます。オフラインでのセミナー開催と比べると経費を大幅に削減できる点もメリットと言えるでしょう。
しかし、使用するプラットフォームの不具合や通信環境などの理由から、配信中にトラブルが発生するリスクがある可能性に注意が必要です。
オンラインセミナー・オンライン研修については、「オンライン研修とは?メリット・デメリットから実施のポイントまで」の記事も参考にしてみてください。
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コンテンツ販売に利用するプラットフォームの選び方
コンテンツ販売ビジネスの収益化は、導入するプラットフォームに影響されます。プラットフォームを選択する際に着目すべきポイントを解説します。
- 提供形態
- サービス利用料・各種手数料
- 決済・支払い方法
- 機能
詳しく見ていきましょう。
提供形態
コンテンツの提供形態はさまざまな形式があります。ダウンロード形式は、購入者の端末に直接ダウンロードして視聴・閲覧するスタイルを指します。この形態の特徴は、一度ダウンロードすればインターネットの接続がなくても利用できることです。しかし、デジタルコンテンツの特性上、無断で複製・共有されるリスクがあります。
ストリーミングは、オンラインでのみコンテンツの閲覧が許される形態です。この方式は、公開期間の制限や閲覧回数の設定、特定のユーザーへの限定公開、さらには画面キャプチャの禁止といった管理が可能となります。
プラットフォームによって機能や利用条件が異なるため、自社の運営方針を明確にしたうえで、各プラットフォームの詳細を導入前に確認しておくようにしましょう。
サービス利用料・各種手数料
プラットフォームを使用する場合、サービス利用料だけでなく、さまざまな手数料が発生する場合があります。手数料には、決済手数料や販売手数料、振込手数料などが挙げられます。プラットフォームごとに必要な費用が異なるので、詳細を確認しておくようにしましょう。
サービス利用料は毎月かかる費用で、多くのプラットフォームが月額料金制やID課金制をとっています。自社にとって最適なプラットフォームを選ぶために、サービス利用料もチェックしておきましょう。コスト面を考慮する際は、プラットフォームの提供する機能やサービス体系と、自社のビジネスモデルや運営体制が合致しているかをしっかりと評価することが大切です。
決済・支払い方法
ユーザーがコンテンツを購入する際に、対応している決済・支払い方法が多いほうが、より幅広いユーザーの獲得につながります。「クレジット決済」「コンビニ決済」「銀行振込」など、さまざまな決済・支払い方法に対応していれば、ユーザーの選択肢が増え、支払いにおける制約が少なくなります。
機能
各プラットフォームには、それぞれ独自の管理機能や受講機能があります。プラットフォームで利用できる機能が、自社のビジネスモデルやブランドイメージに合致しているかどうかを確認することは必要不可欠です。
また、運営する側が確認する管理者画面とユーザー側が見る受講者画面が、見やすく使いやすい状態となっているかどうかというユーザビリティも大切なポイントとなります。使ったことがない方でも直感的に操作できるプラットフォームを選択することで、管理者も受講者もストレスなく利用できるでしょう。
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コンテンツ販売のプラットフォームにはLMSがおすすめ
コンテンツ販売に使えるさまざまなプラットフォームをご紹介しましたが、最もおすすめなものがLMSです。LMSとは「学習管理システム」とも呼ばれ、多くの企業でeラーニング研修の管理などに活用されています。LMSは、管理者側がシステム上に教材をアップロードし、ユーザーはログインIDを用いて受講するという使い方が一般的ですが、自社のオリジナルコンテンツを社外向けに販売、提供する学習のプラットフォームとして活用することも可能です。
決済機能と連携できるLMSでコンテンツ販売
LMSでコンテンツ販売を行うにあたっての重要な機能が、決済機能との連携です。全てのLMSが決済機能と連携できるわけではないので、導入前に必ず確認しましょう。決済機能との連携が可能なLMSなら、ユーザーがコンテンツを購入した際に、スムーズに決済できます。購入のしやすさは、ユーザビリティを高めるだけではなくリピート購入にもつながります。
決済機能と連携できるLMSについて、詳しくは以下の記事もご覧ください。
『決済機能を利用してeラーニング教材を販売|活用シーンやメリット』
LMSならではの便利な機能
LMSは、学習管理に特化したシステムです。そのため、他のプラットフォームにはないLMSならではの便利な機能が多く搭載されています。
- ユーザー管理機能
ユーザー一人ひとりをアカウント化し、学習の進み具合や閲覧した教材の履歴などを確認できる。また、属性を付与してグループ化も可能。無料ユーザーと有料ユーザーに分けて、配信するコンテンツを変えることもできる。
- 学習管理機能
テストの配信だけではなく、自動で採点して集計できる。テストの結果次第で、修了証を交付するといった対応も自動化可能。
受講画面や管理画面のカスタマイズがしやすいという自由度の高さもLMSの魅力です。
LMSをプラットフォームにコンテンツ販売を行っている事例
実際に、LMS「etudes」を使ってコンテンツ販売を行っている企業の事例をご紹介します。
- 株式会社日経BP様
- 株式会社HUG様
それぞれ、詳しくみていきましょう。
株式会社日経BP様
株式会社日経BP様では、教育のインフラ整備に課題がある中小企業向けに「社員の学び場 GOKUU」というeラーニングサービスを提供しており、プラットフォームとしてetudesをご導入いただいています。
同社は、日本経済新聞グループとして、著名な経営者によるセミナーの音声データや動画データを保有していました。これらをコンテンツ化することで、中小企業の人材育成に役立てられないかと考えたことがきっかけで、LMS「etudes」を活用したeラーニングサービスの運用が始まりました。
現在でも、月に5本ほどのコンテンツを追加し、高評価をいただいています。
詳しくは、以下のリンクからお読みいただけます。
etudes で実現する「経営者の分身作り」。中小企業幹部候補向けLMSの挑戦
株式会社HUG様
株式会社HUG様は、株式会社博報堂と株式会社ユーキャンのジョイントベンチャーとして2023年に設立された会社です。
働く人々が新たなスキルを身につける支援を行う「リスキリングサービス」において、プラットフォームとしてetudesをご利用いただいています。
etudesをお選びいただいた決め手は、わかりやすいUIと管理画面の操作性の高さ、リーズナブルな導入費用とランニングコストでした。
シンプルで使いやすいetudesによるプラットフォームは、「わかりやすい」と満足の声をいただいています。
詳しくは、以下のリンクからお読みいただけます。
etudesはビジネス利用において気軽に試せる、使い勝手の良いLMS
コンテンツ販売のプラットフォームなら「etudes」
コンテンツ販売プラットフォームを導入する際には、数多くの検討ポイントを事前にチェックし、自社のビジネスや運営に適したシステムを選ぶことが大切です。eラーニングコンテンツの販売を検討している企業のご担当者様は、ぜひアルー株式会社が提供する「etudes(エチュード)」の導入をご検討ください。
ここでは、eラーニングコンテンツの販売におけるetudesの特徴を解説します。
分かりやすいシンプルな価格体系
オンライン講座販売で使うプラットフォームの料金体系が複雑な場合、コスト管理が難しくなってしまいます。etudesはユーザーの利便性を最優先に考えた、月額費用のみのシンプルな価格体系でご提供しています。毎月の有効ID(ログインできるID)の数に応じてご請求金額が決定するため、無駄な費用を抑えることが可能です。具体的な料金については、お気軽にお問い合わせください。
受講申込から受講までをシームレスに連携
etudesでは、受講の申込から開始までの過程をシームレスに連携することが可能です。これにより、講座の提供者と受講者双方が無駄な手間を省き、スムーズにコンテンツの提供や学習を進められます。etudesを利用すれば、煩雑な手続きや管理作業から解放され、効率的にオンライン講座の運営を行うことが可能です。
複数組織の一元管理や細かい権限設定が可能
etudesでは管理者の権限を細かく設定することができるため、コンテンツ管理や受講管理などの、運営に係る管理業務を効率化できます。etudesを導入した企業において、複数の組織が教材コンテンツを活用する場合、管理者はすべてをシステムで一元管理することができます。あるいは、それぞれの組織に管理権限を渡し、各組織が設定と管理、運営を行うこともできます。
教材作成サポートも充実
コンテンツを作成する際に、今まで対面で行っていたセミナーの動画データや紙で配布していた教材など、既存の教材を生かして作成したい事業者の方もいるでしょう。etudesでは、既存の教材をデジタル化するサービスも提供しています。多くの企業の研修資料作成を手がけてきた経験から、質の高い教材を作成するためのサポートを行っています。
セキュリティ面も安心
etudesは、Microsoft AzureのPaaSを基盤として活用しており、IaaSを利用して構築されている他のサービスよりも、より強固なセキュリティ対策を講じることが可能です。
定期的に外部の機関による脆弱性診断も実施し、コンテンツの無断転載や不正利用といったリスクを抑えているため、安心してオンライン講座の運営が可能です。
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まとめ
コンテンツ販売を行うプラットフォームを選ぶ際は、提供形態やサービス利用料、機能などのさまざまな点から比較して検討しましょう。
また、デジタルコンテンツの販売を成功させるためには、コンテンツの作成も重要です。どのような内容でターゲット層を引きつけるのか、目標とするターゲットの数や属性は何かなど、方針や戦略に基づいて魅力的な教材の開発を進めていきましょう。
eラーニングコンテンツの販売には、ぜひeラーニングシステム「etudes」をご利用ください。教材作成サポートやセキュリティ面など、コンテンツ販売をスムーズに進めるための機能やサポートが充実しています。