
決済機能を利用してeラーニング教材を販売|活用シーンやメリット
eラーニングは、受講者がいつでもどこでも学習を進めることができる学習方法です。最近ではリモートワークが普及してきた背景もあり、企業がeラーニングを活用して研修を実施することは一般的になってきています。
自社のノウハウが詰まったeラーニング教材は社内の研修だけではなく、社外向けに販売することも可能です。決済機能が搭載されたLMSを用いれば、自社で作成したeラーニングコンテンツをスムーズに外部へ販売することができます。
決済機能が搭載されたLMSでeラーニング教材を販売する方法や、そのメリットについて見ていきましょう。
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目次[非表示]
- 1.決済機能付きLMSでeラーニング販売を始めよう!
- 1.1.決済機能の設定方法
- 1.2.支払い方法
- 1.3.コンテンツの価格・受講期間
- 2.【eラーニングの決済機能】活用シーン
- 3.決済機能を導入するメリット
- 3.1.ECサイトなどを利用せずに決済が完結
- 3.2.スムーズな決済でユーザーの離脱を防ぐ
- 4.eラーニング販売ができるLMSは「etudes」
- 4.1.etudesの活用事例を紹介
- 4.2.eラーニング教材作成サポートも充実
- 4.3.まとめ
決済機能付きLMSでeラーニング販売を始めよう!
eラーニングで用いる教材は、スマートフォンやタブレット端末、PCなどを通じていつでもどこでも視聴できます。このeラーニングならではの強みを生かして行われているのが、オリジナルコンテンツの社外向け販売です。
eラーニングの教材を社外へ向けて販売するためにはいくつかの方法が考えられますが、中でもおすすめなのが決済機能のついたLMSを通じて販売する方法です。コンテンツへのライセンスやアクセス権をECサイトで販売するという方法も考えられますが、直接LMSと連携して販売したほうがスムーズに取引できますし、運営の手間もかかりません。
オリジナルコンテンツの社外向け販売を検討している場合は、LMSを選定する段階で決済機能があるものを選択するとよいでしょう。
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決済機能の設定方法
eラーニングの教材を社外向けに販売する際には、LMSでいくつかの項目を設定する必要があります。
まず検討しておきたいのは、教材を購入する際に利用できる決済手段です。クレジットカード決済や銀行振込が一般的ですが、中にはコンビニ決済などに対応しているLMSもあります。
続いて、コンテンツの価格や受講期間もLMSを通じて設定しましょう。教材の受講期間の延長を可能にする場合は、延長した場合の料金設定なども行います。
LMSで決済機能を設定する方法について、以下から詳しく見ていきましょう。
支払い方法
LMSで社外向けに自社コンテンツを販売する場合は、まず支払い方法を設定します。
さまざまな支払い方法がありますが、必ず対応しておきたいのはクレジットカード決済です。また、銀行振込もよく用いられる支払い方法ですので、あわせて対応しておく必要があります。
上記2つの方法と比較するとやや優先度は落ちますが、最近はコンビニ決済に対応しているLMSも多いです。コンビニ決済の場合は、コンビニ決済を選択後に発行される支払い番号を用いて決済を実施します。
決済機能をサポートしている多くのLMSでは、これらの支払い方法の管理が画面上で実施できるようになっています。
コンテンツの価格・受講期間
eラーニングの教材を外部向けに販売する際には、コンテンツの価格を設定する必要があります。コンテンツの価格は、オリジナル教材の売れ行きを左右する大切な要素です。
既に似たような分野の教材が他社から販売されている場合もありますので、事前によく競合を調査し、価格を設定します。価格が決まったら、LMSの決済連携画面などから設定を行いましょう。
また、購入者が教材にアクセスできる受講期間の設定も必要です。学習する内容やコンテンツの量に応じて検討し、こちらもLMSの販売管理画面上から設定を行いましょう。
【eラーニングの決済機能】活用シーン
eラーニング教材の外部販売は、自社でオリジナルのeラーニング教材を作成している企業を中心に近年注目を浴びています。教材を販売する企業にとっては新たなビジネスチャンスが生まれ、教材を購入する企業にとっては高品質な教材に気軽にアクセスできるため、教材の販売側と購入側の双方に大きなメリットがあるのが特徴です。
実際にeラーニングの決済機能を活用する具体的なシーンとして以下の3つが挙げられます。
- 自社ノウハウをeラーニング教材として販売したい
- 有料セミナーをオンライン化したい
- 無料コンテンツと有料コンテンツを分けて配信したい
一つずつ見ていきましょう。
自社ノウハウをeラーニング教材として販売したい
「自社に蓄積されている独自のノウハウを、外部へeラーニング教材として発売したい」と考えている場合は、LMSの決済機能の活用がおすすめです。
企業内には、企業が長年の経営で培ってきた独自のノウハウや知識、経験などが数多く蓄積されている一方、これらが教育に生かされる機会は限られていました。
しかし、eラーニングを活用すれば社内に蓄積されたノウハウを金銭的価値に置き換えることができます。社外向けにeラーニング教材のパッケージ販売を行うことで、知識という目に見えない資産を自社の売上に直結させられるのです。
有料セミナーをオンライン化したい
「今までは対面で有償のセミナーを開催していたが、オンライン化を検討したい」と考える企業も多いのではないでしょうか。セミナーをオンライン化することにはコスト削減や参加者の負担軽減など、数多くのメリットがあります。リモートワークの普及もあり、実際にセミナーをオンライン化させた企業も多くあります。
セミナーのオンライン化を検討する場合にも、決済機能のあるLMSが役立ちます。
LMSを用いればユーザーをアカウント化し、セキュリティ面でも安全な環境でセミナー動画の配信が可能です。質の高い有料セミナーをアクセスしやすく外部に提供することで、継続的な売上を生み出すことができるでしょう。
無料コンテンツと有料コンテンツを分けて配信したい
社外のユーザーにいきなり有料の教材を購入してもらうというのは、なかなかハードルが高いものです。まずはお試し版として、研修の初回分の映像のみを無料で外部へ提供したいというケースもあるでしょう。
無料コンテンツと有料コンテンツを分けて配信する際にも、決済機能のついたLMSの活用がおすすめです。例えばECサイトなどを通じて研修へのライセンスを販売すると、初回のみ無料といった柔軟な対応は難しいでしょう。一方でLMSを用いれば教材の視聴者の受講状況を個別に管理できるため、無料コンテンツと有料コンテンツを分けるといったケースでもLMS上で対応できます。
決済機能を導入するメリット
eラーニングの教材を社外向けに販売する際には、LMSと連携する以外にもさまざまな方法が考えられます。それでは、LMSと決済機能を連携させることのメリットとしてはどのようなポイントがあるのでしょうか。
第一に、ECサイトなどを経由せずに決済ができるというメリットがあります。また、スムーズに決済が終了することで顧客体験が向上する、運営の負担が軽減できるという点もメリットです。それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
ECサイトなどを利用せずに決済が完結
一昔前までの教材の外部販売でよく行われていたのが、ECサイトなどを通じた取引です。
教材を販売する側は外部のECサイトへ教材を登録し、そこで支払いを行うという流れが一般的でした。しかし、ECサイトを利用するためには一定の利用料をECサイト側に支払う必要がありますし、教材の学習状況と購入状況を一元管理することができません。
LMSを通じて決済を行えば、ECサイトなどを利用せずに決済を完結させることができます。決済手数料をECサイト側へ支払わなくてよいといった金銭的なコスト面でのメリットはもちろん、教材をECサイトへ登録する手間も省けるため、大きなメリットです。
スムーズな決済でユーザーの離脱を防ぐ
外部サイトを経由して教材の販売を行う場合、決済の際に外部サイトへ遷移してもらう必要があります。しかし、決済までの手順が長くなってしまうと、決済の途中でユーザーが離脱してしまうことが懸念されます。また、外部サイトへ繰り返し遷移することで、ユーザーが不信感を抱いてしまう可能性もあるでしょう。
LMSを通じて決済を行えば、決済の一連の流れがスマートになります。LMS上で支払いが完結することで、ユーザーは支払いから教材の利用までを一貫してLMSで行えるため、購入から利用までが簡潔になります。スムーズな決済フローはユーザーの満足度向上と、リピート購入のしやすさにもつながるでしょう。
運営の手間が省ける
eラーニング教材をECサイトなどで販売する場合、教材へのアクセスに必要なライセンスを購入者のデータと別途、照らし合わせる必要があります。規模が小さければ手動で支払いを確認することもできますが、購入者が増えてくるとそうもいきません。また、手動で設定を行うことによる管理ミスはユーザーからの不信感に直結してしまうため、極力防ぎたいものです。
決済機能があるLMSを利用すれば、このような運営側の手間も省けます。先述したように、LMS上での学習状況と教材の購入状況を連携できるため、運営側の負担を増やさずに教材の外部販売を行えるのです。
eラーニング販売ができるLMSは「etudes」
社外向けにオリジナルeラーニング教材を販売するためには、決済機能のついたLMSの導入が必要不可欠です。また、決済機能に限らず、例えばセキュリティ面やUI/UXデザインなどは教材の売れ行きを大きく左右するでしょう。
eラーニング教材の販売をご検討の際には、人材育成会社アルーが開発したLMS「etudes」の利用をご検討ください。etudesには、決済機能はもちろん、教材の社外向け販売を実現する多くのサポート機能がついています。
社内に蓄積された貴重なノウハウを外部へ提供したいといったニーズに、etudesの導入は最適です。
etudesの活用事例を紹介
etudesは実際に、教材の社外向け販売を実施した多くの企業様にご利用頂いています。中でもここでは、etudesのeラーニングシステムを導入・活用いただいている「日経新聞」様の事例をご紹介します。
日経新聞様では、研修力やメディア力が社内に蓄積されており、これらを活かした研修を社外向けeラーニングコンテンツとして提供しています。課長やリーダーといったミドルマネージャーを育成するeラーニングの育成講座は200講座以上に上り、DXやマネジメントといったトレンドをおさえた教育も展開中です。
etudesを活用した日経新聞様のオンライン教育プラットフォームは、多くのユーザーから好評の声をいただいています。
▼株式会社日経BP様のetudes導入事例はこちらから
eラーニング教材作成サポートも充実
eラーニングで研修を実施する際には、対面形式での研修内容をそのまま動画に反映すればよいというわけではありません。パソコンやタブレット端末などを通じた学習になるため、効果的な研修を実施するためにはeラーニング独自の研修ノウハウの獲得が必要不可欠です。
etudesを運営するアルー株式会社は、eラーニングの教材作成サポートも実施しています。さまざまな企業様をサポートしてきた実績を活かし、貴社に最適化された研修プランをご提案いたします。研修のオンライン化や、自社のオリジナル教材の社外販売も含めたオンライン研修の実施をご検討している場合はぜひアルーにお任せください。
まとめ
eラーニングで用いるオリジナル教材を社外販売する際にぜひ知っておきたい、LMSの決済機能について紹介しました。
LMSで購入データを管理することで、購入から利用までがLMS上で完結する、管理側の手間が省けるといった数多くのメリットがあります。
自社のeラーニング教材をLMSを通じて販売することは、目に見えないノウハウや知識を売上に直結させることができる、非常におすすめの手法です。
ぜひアルーのLMS「etudes」を活用して、社外向けeラーニング販売を始めてみましょう。
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