
eラーニングとは?学習者と企業側のメリット・デメリットをわかりやすく徹底解説
人材育成施策にeラーニングを導入してみたものの、受講が形骸化してしまっている、十分な育成の成果を得られていないなどのお悩みを持つ育成担当者も多いのではないでしょうか。この記事ではeラーニングを導入するメリットとデメリットを企業側と学習者側の視点で解説し、運用を成功させるポイントをご紹介します。
実際に企業でどのように人材育成をしているのか、他社事例を知りたい方は「導入事例:住友ゴム工業株式会社 / 株式会社 メガネトップ / 株式会社オカムラ / 他」で詳しくご紹介します。
etudesでは「人材育成の運営工数を削減したい」「eラーニングで育成施策の成果を上げたい」企業様をご支援しています。人材育成にお困りの方はお気軽にご相談ください。
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目次[非表示]
- 1.eラーニングとは?
- 1.1.eラーニングのトレンド
- 2.etudesの社内利用事例
- 2.1.住友ゴム工業株式会社
- 2.2.株式会社 メガネトップ
- 3.企業側(管理者側)eラーニングのメリット
- 3.1.研修のコストを削減できる
- 3.2.学習データを自動でシステムに蓄積できる
- 3.3.人材ポートフォリオの作成に活用できる
- 3.4.学習者の管理を効率的にできる
- 3.5.社内のノウハウを継続的に活用できる
- 3.6.効率的な情報共有ができる
- 3.7.汎用的なスキルを効率よく取り入れられる
- 4.社員側(学習者側)eラーニングのメリット
- 4.1.時間や場所を気にせず学習できる
- 4.2.反復学習ができる
- 4.3.集合研修と比べてより効率的に学べる
- 4.4.自分の興味関心のあるスキルが習得できる
- 4.5.ノウハウやスキルをコンテンツとして発信できる
- 5.企業側(管理者側)eラーニングのデメリット
- 5.1.ITの知識が必要になる
- 5.2.自社でコンテンツを作る場合は手間がかかる
- 5.3.実際に活用してもらうために働きかけが必要になる
- 5.4.学習者本人の主体性や自律性が求められる
- 5.5.データ分析を行い戦略的なカリキュラム提供が必要になる
- 6.社員側(学習者側)eラーニングのデメリット
- 6.1.インターネット環境がないと利用できない
- 6.2.モチベーションが維持しづらい
- 6.3.実技実習のスキル習得には工夫が必要となる
- 6.4.受講者によって理解度の差がでる
- 6.5.自己成長が個人の自律性に任せられる
- 7.eラーニングの導入を成功させるには?
- 7.1.導入の目的を明確にする
- 7.2.eラーニングシステム(LMS)の搭載機能を活用する
- 7.3.学習意欲をアップさせる工夫をする
- 7.4.フィードバックを定期的に実施する
- 8.eラーニングのメリットを最大化するならetudes
- 8.1.緻密な受講管理が可能
- 8.2.「etudes Plus」なら教材が受け放題
- 9.まとめ
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eラーニングとは?
eラーニングとは、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスとインターネットを活用し、時間や場所を問わず学習や研修が行える学習方法・サービスの総称です。
一般的にeラーニングを実施する際は、コンテンツの配信や学習の進捗管理を行うためのプラットフォームである「学習管理システム(LMS)」を使用します。
LMSには下記のような機能が搭載されています。
- 教材の配布機能
- 学習の進捗管理機能
- 理解度の確認テスト機能
- フィードバック機能
- コミュニケーション機能
これらの機能を活用することで、効率的に人材育成を行えます。また、eラーニングは時間や場所の制約を受けずに、自分のペースで学習を進められるため、今後ますますニーズは高まっていくでしょう。
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eラーニングのトレンド
近年、eラーニングを活用する研修スタイルは、eラーニング単体ではなく、集合研修やオンライン研修とeラーニングを組み合わせるブレンディッドラーニングが主流となっています。
ブレンディッドラーニングを活用することで、インプットとアウトプットをバランスよく行えるため、受講者の理解度や定着率を高められます。
ブレンディッドラーニングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
『ブレンディッドラーニングとは?導入のメリットや効果を高める方法4つを紹介』
また、技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、リスキリングへの取り組みにおいて、eラーニングが重要な学習手段として注目を集めています。
リスキリングとは、既存の社員が新しい知識やスキルを学ぶことで、DX推進の加速や人材不足の解消、採用コストの削減、自律型人材の育成などを実現することです。
リスキリングにeラーニングを活用することで、効果的に社員のスキルアップを後押しでき、企業競争力を強化できます。
リスキリングについては、詳しくは以下の関連記事で詳しく解説しています。
『リスキリングとは?メリットから導入のステップ、効果的な実施方法まで』
etudesの社内利用事例
eラーニングはLMSなどのシステムを介して配信することで、より高い効果が見込めます。なかでも、etudesは、多くの企業に導入されているおすすめのeラーニングシステムです。
ここでは、etudesの社内利用事例を2つご紹介します。
- 住友ゴム株式会社
- 株式会社 メガネトップ
住友ゴム工業株式会社
住友ゴム工業株式会社は、「DUNLOP」「FALKEN」を主力のブランドとして、タイヤ事業やスポーツ事業、産業品事業等を展開している総合ゴム製品メーカーです。
同社の研修の日程調整は、人事システムから対象者を抽出し、対象者の上司をCCに入れて研修内容をメールで送るという形で、手作業で行っており、研修運営に労力がかかっていました。
そこで、eラーニングシステムであるetudesを導入し、研修運営の工数削減に着手しました。
etudesを活用したことで、研修日程の調整を受講者自身がシステム上でできるようになりました。これにより、研修受講者のスケジュール管理や名簿作成等の業務工数の大幅な削減に成功しました。
本事例について詳しく知りたい方は、下記からご覧ください。
株式会社 メガネトップ
株式会社 メガネトップは、「眼鏡市場」を日本国内に1,000店舗以上展開している、国内眼鏡市場No.1メーカーです。常にお客様にとって「いちばんのメガネ店」であるために、商品力・人材力・店舗力の強化を図っています。
かねてより、同社では一人ひとりのニーズに沿った学びを提供することが重要と考えていましたが、従来型の集合研修では効率が悪く自律型教育が確立できないことが課題でした。
そこで「受講者の主体性の向上」と「企画側の管理の効率化」を目指して、eラーニングシステムであるetudesを活用していくことにしました。
etudesは、システムの自由性が非常に高く、必要に応じて担当者によるコンサルティングも受けられると好評でした。
etudesを活用した成果としては、下記の通りです。
- 社員が自律的に学習する風土の構築に成功した
- 任意のグルーピングによって研修管理が効率化できた
- 管理機能が直感的で操作しやすく、機械操作が苦手な運営メンバーでも安心して利用できた
- etudesを活用することで、人的資本の強化に成功し、運営担当者のスムーズな管理業務にも寄与できました。
本事例について詳しく知りたい方は、下記からご覧ください。
企業側(管理者側)eラーニングのメリット
ここからは、企業側(管理者側)のeラーニングのメリットについてご紹介します。
企業側(管理者側)のeラーニングのメリットは、下記の通りです。
- 研修のコストを削減できる
- 学習データを自動でシステムに蓄積できる
- 人材ポートフォリオの作成に活用できる
- 学習者の管理が効率的にできる
- 社内のノウハウを継続的に活用できる
- 効率的な情報共有ができる
- 汎用的なスキルを効率よく取り入れられる
研修のコストを削減できる
eラーニングを導入することで、対面での研修にかかるコストを大幅に削減できます。
集合研修の実施には、会場費や交通費、宿泊費、講師料など、さまざまなコストが発生します。さらに、研修対象者の人数が増えていけば、配布用教材の準備、学習者への連絡などの運営業務も増えてしまうでしょう。
eラーニングであれば、インターネット環境さえあればいつでも受講可能なため、研修にかかるコストを大幅に削減できます。また、eラーニングシステムを活用すれば研修運営にかかる業務も、システムで一元管理して工数を削減できます。eラーニングの導入には一定のコストがかかりますが、デジタル化によって運営工数を削減できるため、長期的に見て大幅なコスト削減につながるといえるでしょう。
学習データを自動でシステムに蓄積できる
従来の集合研修では、管理側が受講者の出席情報や学習の進捗具合などのデータを手動でまとめ、数値化する必要がありました。LMS(学習管理システム)を使えば、受講者の学習時間・進捗率・テストの取得点数などが自動的に記録されます。これにより、管理側は少ない工数でデータを取得、蓄積できるだけでなく、そのデータを分析することによって、人材情報の把握や教育施策の検討に活用できるでしょう。
人材ポートフォリオの作成に活用できる
eラーニングシステムで得られるデータは、人材ポートフォリオの作成に活用できます。
どのような知識・スキルを持った社員が、どこの部署に何名在籍しているのか把握できれば、自社のビジネス戦略と照らし合わせて、今後の方針を見出しやすくなります。例えば、ビジネスの拡大にはどのような人材が不足しているのか、どのスキルを伸ばしていく必要があるのかを明らかにできるでしょう。人的資本経営の観点からも、自社の人的資本を整理する人材ポートフォリオの作成は、重要な基本情報となります。
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学習者の管理を効率的にできる
eラーニングを利用すれば、進捗状況やテスト結果などを管理者がリアルタイムで確認でき、学習者の管理を効率的に行えます。
例えば、進捗が遅れている場合はリマインドを送ったり、テストの結果を把握し、個別に必要なカリキュラムを追加したりすることが可能です。受講者の理解度がテストなどの数値で把握できるため、受講者のレベルに合わせた学習プログラムの提供がスムーズに実現できます。
自社の目的に応じて受講者一人ひとりの自律学習を支援しながら、企業全体のスキルアップを図れます。
社内のノウハウを継続的に活用できる
スキルを持った現場の社員が自らの知識をeラーニングとして社内共有することで、社内全員のスキルアップや、自社の独自ノウハウを継続的に保有し、活用できます。
具体的には現場の社員が、社内独自の知識やノウハウをeラーニングシステム上にアップロードすることで体系化し、eラーニングコンテンツとしてシステムに蓄積していきます。その情報を適宜アップデートしながら、長いタイムラインで社内ノウハウとして活用していくことができるでしょう。
効率的な情報共有ができる
eラーニングの場合、オンライン上で教材の内容追加や訂正、差し替えや再配布が簡単にできるため、従来より少ない工数でコンテンツを提供できます。また、学習コンテンツだけではなく、社内マニュアルや自社製品・サービスについての情報共有も容易です。これにより、企業側から社員への情報の共有スピードを高められるでしょう。
汎用的なスキルを効率よく取り入れられる
eラーニングを導入すれば、汎用的なスキルを効率よく取り入れられます。
例えば、ビジネスマナーやコミュニケーション、ITリテラシーなどの汎用的な知識・スキルは、多くの社員に必要とされています。しかし、一人ひとりが学ぶべきスキルは異なるため、集合研修で一律に教えるのは難しいのが実情です。そのため、豊富な汎用スキルのコンテンツが搭載されているeラーニングシステムを導入すれば、各社員が必要なスキルを各自のタイミングで学習でき、社員のスキルアップを効率的に進められます。
コンテンツが豊富に揃っているLMSのメリットや選び方については、下記の記事で詳しく解説しています。
『豊富なコンテンツが搭載されたLMSとは?メリットや選び方を解説』
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社員側(学習者側)eラーニングのメリット
ここからは、社員側(学習者側)のeラーニングのメリットをご紹介します。
社員側(学習者側)のeラーニングのメリットは、以下の通りです。
- 時間や場所を気にせず学習できる
- 反復学習ができる
- 集合研修と比べてより効率的に学べる
- 自分の興味関心のあるスキルが習得できる
- ノウハウやスキルをコンテンツとして発信できる
時間や場所を気にせず学習できる
集合研修は、会場まで行く必要があり時間や場所の制約があります。しかし、eラーニングは、受講会場まで行く必要がなく、インターネット環境があれば学習者の都合に合わせて受講できるため、効率的に学習を進められます。また、業務時間とのバランスが取りやすく、短い時間に区切って学ぶことも可能です。このように、個人の都合や勤務時間に合わせて柔軟に学習できるため、社員のモチベーションが下がりにくく、継続的に学習できます。
反復学習ができる
人材育成を実施する際、各個人の基礎スキルや理解力、集中力には差があります。そのためリアルタイムでの講義では、自分の理解が追いつかずわからないまま講義を終えたり、メモを取っているうちに聞き逃しが発生したりする恐れがあります。しかし、eラーニングでの学習であれば、繰り返し同じ箇所を学習する反復復習が可能です。理解できなかった箇所を何度でも学習できるため、自分のペースでスキルを習得できるでしょう。理解度を測るためのテストなどを実施し、不足があればその箇所だけを再度学習することもできるため、効率的です。
集合研修と比べてより効率的に学べる
eラーニングでは同じ教材を使い学習するため、社員全員が安定した知識・スキルを身につけられます。集合研修では、参加者の知識レベルに差がある場合があります。そのため、講義の内容についていけなかったり、質問やディスカッションのレベルが自分のスキルレベルに合わなかったりして、学習効率が下がる恐れがあります。しかし、eラーニングを活用すれば、自分の知識レベルに応じて学習内容を選べるため、より効率的に学習を進められます。
自分の興味関心のあるスキルが習得できる
eラーニングを活用すれば、現在の業務に必要な知識を効率的に学べるだけでなく、自分の興味関心のあるスキルを習得可能です。現在の業務には直接結びつかないことであっても、将来必要となるであろうスキルを選んで学べます。
例えば、将来的に管理職を目指したいのであれば、一般社員のころからマネジメントスキルなどの知識をインプットするなどが考えられます。将来のキャリアビジョンを見据えてスキルを身につけておくことで、その立場になった際に即戦力として活躍することが可能です。
ノウハウやスキルをコンテンツとして発信できる
自社コンテンツをアップロードし、独自のeラーニングコースを作成できるeラーニングシステムを導入すれば、社員が自分のノウハウやスキルをコンテンツとして発信できます。社員が自分のノウハウを社内に共有できれば、継続的に社内知識の蓄積と活用を促進でき、人材育成の質を高められるでしょう。また、蓄積されたノウハウを社内で活用する学びの場を作ることで、社員同士の横のつながりを強化し、組織全体の活性化にもつながります。
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企業側(管理者側)eラーニングのデメリット
ここからは、企業側(管理者側)のeラーニングを導入するデメリットをご紹介します。
企業側(管理者側)のeラーニングを導入するデメリットは、以下の通りです。
- ITの知識が必要になる
- 自社でコンテンツを作る場合は手間がかかる
- 実際に活用してもらうために働きかけが必要になる
- 学習者本人の主体性が求められる
- データ分析を行い戦略的なカリキュラム提供が必要になる
ITの知識が必要になる
eラーニングを導入するためには、コンテンツの配信・受講管理などを行うシステムを導入する必要があり、ITの知識が必要になります。そのため、IT人材や部門を保有していない企業では、担当者への教育が必要です。人的リソースに余裕の少ない企業では、導入に必要な教育が難しく、システムの導入自体が進まない可能性があります。
しかし、最近ではeラーニングシステムを専門に提供している企業も多く、ITの知識がなくても手軽に導入可能です。外部ベンダーが提供するシステムを導入する場合、初期のサポートだけでなく、運用中にトラブルが発生したとしても、ベンダーのサポートを活用できるので安心です。
自社でコンテンツを作る場合は手間がかかる
コンテンツをeラーニング提供会社から購入して学習するのであれば、コンテンツの準備に手間は掛かりません。しかし自社で内製する場合は、それ相応の時間と労力が発生します。また、内製した教材に変更が生じた場合は、自社内で修正対応する必要があるため、継続的に担当社員に負担がかかってしまうでしょう。
そのため、汎用的なスキルに関しては、既にコンテンツが揃っているeラーニングシステムで学ぶことがおすすめです。汎用的なスキルは、既に多くの外部ベンダーがコンテンツを保有しています。仮に、自社で内製したとしてもコンテンツの質に差が出ないため、コンテンツが揃っているeラーニングシステムで学んだ方が効率的です。その分、自社オリジナルのコンテンツ作成に時間をかけることで、コンテンツの質を高め社内のスキルアップに貢献できます。
eラーニングコンテンツの作り方については、下記の記事で詳しく解説しています。
『eラーニングコンテンツの作り方を4ステップで解説!より良い教材を作るには?』
実際に活用してもらうために働きかけが必要になる
管理者側は、導入するだけではなく実際に活用してもらうために働きかけが必要です。
初期導入後に社内活用のための施策をしない場合は、eラーニングが形骸化し、受講率が下がる懸念があります。導入したことを社員に広く周知し、受講状況を把握しながら受講を促すことが必要です。他社の成功事例などを積極的に収集し自社の施策に取り組んでいきましょう。
学習者本人の主体性や自律性が求められる
eラーニングは「学習したいときに、好きな場所でできる」というメリットがある一方で、進捗が学習者の主体性に大きく依存します。
eラーニングは集合研修に比べて強制力に欠けるため、学習する人としない人では大きな差が出てしまいます。そのため、企業側は継続的にモチベーションを上げる工夫が必要です。進捗が遅れている場合は、定期的なリマインドを行うといった基本的な取り組みや、企業側からリスキリングやアップスキリングを推奨し、学習者の興味あるコンテンツを発信するなど、より主体的に受講を促す工夫を実施していきましょう。
データ分析を行い戦略的なカリキュラム提供が必要になる
eラーニングを導入しただけでは、学習効果を最大限に引き出すことはできません。
eラーニングを導入しても、必須研修の実施のみに留まってしまうと、人材育成施策としての効果は限定的になってしまいます。
蓄積された受講データを分析し、社員一人ひとりの業務内容やスキルレベルに応じた個別のカリキュラムを、戦略的に提供していくことが必要です。
研修の効果測定方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
『研修の効果測定方法とは?カークパトリックモデルの活用法や具体例を紹介』
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社員側(学習者側)eラーニングのデメリット
社員側(学習者側)のeラーニングのデメリットは、以下の通りです。
- インターネット環境がないと利用が難しい
- モチベーションが維持しづらい
- 実技演習のスキルには工夫が必要となる
- 受講者によって理解度の差がでる
- 自己成長が個人の自律性に任される
インターネット環境がないと利用できない
eラーニングの学習には、インターネット環境が必要です。
現代では、モバイルWi-Fiやスマートフォンが普及しているため、インターネット環境がない人というのは、あまりいないかもしれません。しかし、動画が中心のeラーニング教材を受講する場合、通信量が多くなり、契約内容によっては、満足に受講できなくなってしまうでしょう。そのため、全員がスムーズに受講できるよう、対策をとっておくことが大切です。具体的には、教材をオフラインでも活用できるようダウンロードを可能にしたり、モバイル端末やポケットWi-Fiを支給したりなどが考えられます。
モチベーションが維持しづらい
eラーニングは、受講者の自発的・自律的な学習が必要です。
従来の研修・教育とは違い強制力に欠けるため、「やる気が起きない」「いつでもできるから」と先送りにしてしまい、受講しない方が増えてしまうことがあります。
企業側がモチベーション維持につながるシステムを導入したり、管理者が一緒に学習者の目標設定に取り組んだりなど、学習者のモチベーションを上げるための施策を打つことが大切です。
実技実習のスキル習得には工夫が必要となる
実践で使えるスキルを身につけるためには、インプットとアウトプットの両方が大切です。しかし、eラーニングは教材の特性上、インプットが中心の学習となり、アウトプットの機会が不足してしまいがちです。実技実習に関わるスキル習得には、動画視聴のみのeラーニング教材より、演習が含まれた教材で学ぶといった工夫が必要です。
また、ブレンディッドラーニングも効果的です。ブレンディッドラーニングとは、複数の手法を組み合わせた学習方法を指します。例えば、eラーニングで知識をインプットした後、アウトプットの場として実技実習中心の集合研修を行えば、知識を定着させることができ、実践的なスキルを効率よく身につけられるでしょう。
ブレンディッドラーニングについては、下記の記事で詳しく解説しています。
『ブレンディッドラーニングとは?導入のメリット・効果的な方法4つを紹介』
受講者によって理解度の差がでる
eラーニングは、集合研修と比較すると強制力が下がるため、しっかり受講する社員と取り組みに消極的な社員の間に差がついてしまいます。
例えば、動画を流し見するだけだったり、再生ボタンをクリックしただけで他の仕事をしたりする場合があります。この状況が続くと、内容を理解せずに受講率だけ完了になり、人材育成施策としては形骸化してしまうでしょう。
受講の実態を把握するためには、学習履歴データを活用することがおすすめです。数値データで学習進捗を丁寧に管理しつつ、受講後のテストや演習を通じて理解度を確かめる施策が効果的です。
eラーニングでテストを行うメリットについては、下記の記事で詳しく解説しています。
『eラーニングで効果的にテストを行うメリットを解説!制作例をご紹介』
自己成長が個人の自律性に任せられる
eラーニングは、自由に学習スケジュールを組めるメリットがある反面、自己成長が個人の自律性に大きく依存しています。
集合研修では、会社が決めた育成カリキュラムに従って研修を一律で受けていれば、ある程度の知識やスキルを身につけられます。一方、eラーニングの場合は、会社が用意したカリキュラムに沿って受動的に学習するのではなく、個々人が自分のペースで、興味のある分野や必要なスキルを能動的・主体的に学んでいく必要があります。そのため、自律的に学習に取り組む意欲や習慣がない社員の場合、なかなか学習が進まず、自己成長が滞ってしまう恐れがあります。
会社としては、社員のe主体性に任せきりにするのではなく、自律的な学習意欲を喚起し、継続的に学習習慣を身につけられるよう働きかけていくことが重要です。
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eラーニングの導入を成功させるには?
導入前にeラーニングのメリットとデメリットをきちんと理解することで、導入の成功や活用につなげられます。そのためには、事前に正しい知識を持ってeラーニングシステムの比較・検討を行うことが必要となります。
導入を成功させるために、必ず押さえたいポイントを4つご紹介します。
- 導入の目的を明確にする
- eラーニングシステム(LMS)の搭載機能を活用する
- 学習意欲をアップさせる工夫をする
- フィードバックを定期的に実施する
一つずつ、詳しく解説していきます。
導入の目的を明確にする
eラーニングを導入するためには、「導入目的」を明確にしておくことが大切です。
導入を検討する際には、企業の経営目標や抱えている人材の課題などを明確にし、問題解決・目標達成のために必要なeラーニングシステムを選ぶ必要があります。
目的があいまいなまま導入すると、企業にとって最適なeラーニングシステムを選択できず、期待した効果が得られない可能性があります。
目的を明確にし、自社にとって適切なeラーニングシステムを導入しましょう。
eラーニングシステム(LMS)の搭載機能を活用する
受講管理を効率化し、学習効果を最大限に発揮するためには、eラーニングシステム(LMS)に搭載されている機能を活用することがおすすめです。
LMSの基本的な機能として、eラーニング受講のプラットフォーム機能があり、学習者一人ひとりの学習進捗・学習履歴の管理、配信ができます。また、集合研修やオンライン研修などの管理運営やリマインドなどのコミュニケーションについてもLMSで一元管理可能です。LMSを使用しない場合、学習の進捗管理に多大な工数が発生し、効率的な運営が難しくなるため、積極的に活用しましょう。
学習意欲をアップさせる工夫をする
eラーニングの学習効果を高めていくためには、学習意欲を上げる工夫が重要です。eラーニングでの学習は、受講者の主体性によって効果に差が出てしまいます。そのため、学習者が主体的に受講したくなるような工夫を実施しましょう。
例として、
- 自律的にeラーニングで学習する社員の意欲を、人事評価に反映させる
- 社員や学習者の特性に合わせたeラーニング教材を配信する
といった工夫が考えられます。
eラーニングを使った学習者の自律型学習の取り組み事例について詳しく知りたい方は、こちらのリンクから『自律型学習を実現する新しい社内教育の取組事例3選』の資料をぜひダウンロードしてください。企業が自律的に社員が学びあう環境を作り出すことに成功した事例をご紹介しています。
フィードバックを定期的に実施する
eラーニングの導入は、「学習者へeラーニング教材を提供するだけ」で終わらないことが大切です。eラーニングは学習者の個々のやる気や自律性に左右されるため、学習する社員としない社員の差が大きく開いてしまいます。
学習者の学習意欲や理解度の低下防止を図るためにも、運営側は「eラーニング学習の場を提供したら終わり」ではなく、学習者のeラーニング学習全体の振り返りや、提出された課題などに対して、定期的にフィードバックを実施しましょう。
LMSを活用することで、少ない手間や工数で、効率的にフィードバックが実施でき継続的な学習を促せるでしょう。
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eラーニングのメリットを最大化するならetudes
引用元:etudes公式サイト
eラーニングのメリットを最大化するならetudesがおすすめです。
etudesは、主に大企業向けに企業研修を提供してきたアルー株式会社の人材育成ノウハウが詰まったeラーニングシステムです。
etudesを活用すれば、社員一人ひとりの成長を効果的に促進できます。
緻密な受講管理が可能
etudesには、緻密な受講管理機能が搭載されており、人材育成の効率化とレベルアップをサポートできます。
etudesの動画コンテンツは、視聴履歴を1秒単位で管理できるため、社員がどの部分まで視聴したのかを正確に把握できます。また、動画をシークバーで飛ばした箇所の有無も受講率に反映されるため、より正確な学習状況を把握できるでしょう。さらに、過去のテストやアンケートの回答履歴も全て閲覧できるため、社員の理解度や意識の変化を詳細に分析できます。
これらの受講履歴データを活用することで、戦略的かつ効果的な人材育成施策を打ち出せます。
「etudes Plus」なら教材が受け放題
etudesでは、階層別研修やスキル別研修が受け放題になる「etudes Plus」というプランをご用意しています。
「etudes Plus」では、階層別やスキルテーマ別に設計された100種類以上のeラーニング教材を利用可能です。新入社員向けの基礎知識から、管理職向けのマネジメントスキルまで、社員の成長段階に合わせた学習内容が網羅されているため、体系的な人材育成を実現できるでしょう。また、ロジカルシンキングやファシリテーション、プレゼンテーションなど、社員のスキルレベルや習得したいスキルに合わせて選べるテーマ別のコンテンツも充実しています。
etudes Plusの詳しい内容については、下記からご覧ください。
受け放題eラーニング・etudes Plus(エチュードプラス)
まとめ
今回は、eラーニングの導入にあたって企業側(管理者側)と社員側(学習者側)のメリット・デメリット、導入を成功させるためのポイントをご紹介しました。
eラーニングの導入を成功させるためには、下記の機能が揃ったeラーニングシステムがおすすめです。
- 汎用的なスキルのコンテンツが揃っている
- 自社オリジナルのコンテンツが作成できる
- クラウド型のeラーニングシステムである
- LMS機能で受講管理が容易である
上記4つの機能が揃っていれば、管理者側、学習者側双方にとって効率的・効果的なeラーニングシステムの活用が可能です。
アルー株式会社では、人材育成の課題をオールインワンで解決するクラウド型eラーニングシステム「etudes(エチュード)」をご提供しています。アルー株式会社の20年にわたる人材育成のノウハウを集結した豊富な教材や、充実したサポート体制が評価され、多くの大手企業に導入されています。eラーニング、LMS導入をお考えの方はぜひetudesをご検討ください。