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研修動画の作り方はこの6ステップ!効果的に実施するポイントも解説

動画研修を導入したいと考えているものの、自社の研修に合う動画の作り方に悩んではいませんか。研修動画作成は決して簡単ではありませんが、大切なポイントを押さえることで、すべての人にとって見やすくわかりやすい動画を作ることができます。この記事では、研修動画の作り方について流れから大切なポイントまで詳しく解説していきます。

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目次[非表示]

  1. 1.研修動画の作り方を6ステップで解説
    1. 1.1.1.研修カリキュラムの設計
    2. 1.2.2.動画の形式を決定する
      1. 1.2.1.講義の録画「セミナー形式」
      2. 1.2.2.手順を伝える「マニュアル形式」
      3. 1.2.3.リアルを学ぶ「ドキュメンタリー形式」
    3. 1.3.3.絵コンテの作成
    4. 1.4.4.撮影・作成
    5. 1.5.5.編集
    6. 1.6.6.配信先にアップ
  2. 2.研修動画を作るメリットとは?
    1. 2.1.研修の費用対効果が高まる
    2. 2.2.研修内容が均一化できる
    3. 2.3.eラーニングとして配信できる
  3. 3.研修動画を作る上での注意点
    1. 3.1.研修の目的を見失わない
    2. 3.2.見やすさ・聴きやすさを重視
  4. 4.受講者が離脱しない!良い研修動画の作り方とは
    1. 4.1.クイズ形式にする
    2. 4.2.ロールプレイングを取り入れる
    3. 4.3.すぐに実践できるポイントを伝える
    4. 4.4.動画の最後にテストを実施する
  5. 5.研修動画の配信はeラーニングがおすすめ
    1. 5.1.配信しやすい・受講しやすいシステム
    2. 5.2.LMSで効率的に受講管理
    3. 5.3.セキュリティも安心
  6. 6.eラーニングの動画教材は自社で作れる?
  7. 7.研修動画の配信と学習管理なら「etudes」
    1. 7.1.教材内製化サポート
    2. 7.2.多様な学習コンテンツからも選べる
  8. 8.まとめ


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研修動画の作り方を6ステップで解説


研修用動画の作成には、さまざまな準備が必要になります。ここでは、研修動画の作り方について流れに沿って解説していきます。まず全体を把握してから、どのような研修動画にするか計画しましょう。

  1. 研修カリキュラムの設計
  2. 動画の形式を決定する
  3. 絵コンテの作成
  4. 撮影・作成
  5. 編集
  6. 配信先にアップ

以下にて、詳しい内容を見ていきましょう。


1.研修カリキュラムの設計

はじめに、動画にする研修カリキュラムを洗い出します。一つの研修テーマに対して、内容を細かく分解してリストアップしていきましょう。内容を細分化することで、中身を充実させつつ一つの動画の視聴時間を短くできます。動画の視聴時間は、できるだけ短くコンパクトにまとめる方が学習しやすいためです。


2.動画の形式を決定する

次に、作成する研修動画の形式を決めます。研修動画の形式は、主に次の3種類になります。

  • 講義の録画「セミナー形式」
  • 手順を伝える「マニュアル形式」
  • リアルを学ぶ「ドキュメンタリー形式」

それぞれの形式について詳しくご説明します。


講義の録画「セミナー形式」

講師が行った講義の録画を編集して、研修動画にしたものが「セミナー形式」です。講師が板書やスライドを指しながら講義するパターンと、話している講師とスライドを2画面並べて映すパターンの2つがあります。
実際の講義をビデオ撮影するので、初めて作成する場合でも導入しやすい形式です。しかし撮影した映像は、不要な間はカットする、字幕を挿入するなどの編集が必要です。撮影したそのままの映像では、受講者にとって視聴しにくく、動画研修の効果が減少してしまうためです。


手順を伝える「マニュアル形式」

仕事の主な流れや、作業手順を説明する研修動画が、「マニュアル形式」です。例えば、飲食業のアルバイト向け研修の教材として、正しい接客方法を撮影して動画教材にします。視覚的に覚えることができるので、紙の資料などでは伝わりにくいニュアンスがわかりやすいメリットがあります。


リアルを学ぶ「ドキュメンタリー形式」

社員が仕事をしている様子を、撮影したものも動画教材になります。このスタイルを「ドキュメンタリー形式」と言います。
新入社員や中途入社社員に対するオンボーディング研修などで使われ、具体的な仕事のイメージを持ってもらえるメリットがあります。


3.絵コンテの作成

形式を決定したら、次は絵コンテを作成します。絵コンテとは、動画の大まかな流れを決めるために作成する設計図のようなものです。各シーンの絵、ナレーションや出演者のセリフ、時間、撮影・演技指示をまとめた資料であり、これを作成すると関係者が動画の全体像を、把握しやすくなります。

絵コンテは、専用の用紙にまずナレーションやセリフを書きこみ、記入した後に場面のコマ割りを行います。絵はシーンの構図を表すものなので、全体のコマ割りをしてから最後に描くと、まとまりのあるものができます。

絵コンテが難しい場合は、代わりにテキストの台本を用意しても良いでしょう。これらを事前に準備しておくことで、撮影のやり直しや素材不足のリスクを減らすことができます。


4.撮影・作成

ここまでの準備が終われば、いよいよ研修動画の撮影です。撮影場所を下見し、背景や照明などを把握しておくことがおすすめです。

ビデオカメラはできるだけ三脚を用意し、さまざまなアングルから撮影できるように複数台用意しておくと安心です。研修内容が良く伝わるような動画になるように、撮影しましょう。


5.編集

撮影終了後は、絵コンテや台本に従って余分な間をカットしたり、テロップやBGMを入れるなどの編集をします。ナレーション収録は、動画撮影の終了後に行うとよいでしょう。

複数のカメラで撮影した場合は、編集時に場面のアングルを適宜切り替えましょう。このような表現をすることで、動画の単調さを減らし、受講者が飽きずに視聴しやすくなります。


6.配信先にアップ

動画編集が終わったら、配信先にアップして完了です。配信方法は、YouTubeなどの動画配信サービスに載せる、メール添付で受講者へ送信するなどさまざまな方法があります。自社に合う方法を選んで配信しましょう。

注意点として、動画データはサイズが大きくなりがちなので、データの保存や送信の際は、サイズ圧縮を忘れずに行いましょう。



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研修動画を作るメリットとは?

研修動画作成には手間と時間がかかりますが、多くの企業が動画による研修を導入している理由は、以下のメリットがあるためです。

  • 研修の費用対効果が高まる
  • 研修内容が均一化できる
  • eラーニングとして配信できる

それぞれのメリットについて、解説します。


研修の費用対効果が高まる

研修動画は従来の集合研修に比べ、費用対効果が高まります。集合研修では、講師の人件費や会場費、受講者の交通費などがかかります。一方、研修動画は一度制作すれば、何度でも再生し利用できます。


項目

集合研修(20名)

研修動画

講師人件費

20万円
(研修実施毎に発生)

20万円
(初期投資のみ)

会場費

5万円

0円

受講者交通費

10万円

0円

合計

35万円

20万円


上記例のように、研修動画は初期投資はかかりますが、受講者数の増加により、1人当たりのコストを低減できます。 また、研修動画は都合に合わせていつでも視聴できるため、受講者の時間的制約を緩和できます。
このように、研修動画は費用対効果に優れています。


研修内容が均一化できる

コンプライアンス研修などは、全社員が受講対象者となります。そのため、対面研修を何回かに分けて実施したり、広い教室を確保したりといった特別な対応が必要でした。教室が広すぎると、場所によっては講師の声が聞こえにくい、スライドが見えにくい、といった不具合が発生する場合もあります。
研修動画の作成により、同一の内容を複数の受講者に対して提供できます。講師による口頭での研修では、話し方や例え話の違いなどから、伝わり方に差が生じる恐れがありますが、動画であれば、編集により内容を統一することができます。
一人の優秀な講師による講義を、撮影して研修動画化すれば、より効率的な知識の定着が期待できます。


eラーニングとして配信できる

研修動画を作成することで、eラーニングとしてオンラインで配信することができます。
eラーニングの主なメリットを以下の表にまとめました。


メリット

内容

時間と場所に制約がない

受講者は自分に合った時間と場所で受講できる

繰り返し学習可能

分からない箇所を何度でも見直すことができる

コストが抑えられる

教室などの設備が不要で、移動費用もかからない


また、オンライン配信により、遠隔地の従業員への研修も容易になります。
eラーニングシステムを活用して配信すれば、受講状況の管理や理解度テストなどもシステム上で実施できます。これにより、効果的な研修運営と、従業員の学習進捗の把握が可能となります。


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研修動画を作る上での注意点

Macのキーボード

研修動画の作り方は、流れに合わせて大まかに理解していただけたでしょうか。ここからは、研修動画を作る上での注意点を紹介していきます。

  • 研修の目的を見失わない
  • 見やすさ・聴きやすさを重視

では、詳しい内容を見ていきましょう。


研修の目的を見失わない

研修動画作成で大切な点は、研修の目的を忘れないようにすることです。研修動画を作る際、つい伝えたいことを詰め込みすぎたり、サービス精神が高じて話がそれてしまいがちです。

そうなると、視聴している受講者は要点を掴めなくなります。研修の内容を見失い、せっかく作成した研修動画の学習効果が、薄れてしまいます。


見やすさ・聴きやすさを重視

また、常に受講者の視点で作成することも忘れてはいけません。視覚的に見やすく、聴覚的に聴きやすい映像であれば、内容がスムーズに頭に入り、記憶に残るものとなります。

そのためには、撮影に使用するカメラやマイクといった機材には妥協せず、できるだけ良いものを準備しましょう。マイクなどは、使用機会が少ないためにわざわざ準備するのは手間かもしれません。しかし、動画研修において音声の質は非常に重要です。もし、撮影時に講師の声を正確に拾えていなければ、動画による効果は半減することになります。



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受講者が離脱しない!良い研修動画の作り方とは


苦労して作成した研修動画も、受講者に最後まで視聴してもらえなければ無駄になってしまいます。はじめは興味を持って視聴していても、動画が単調で長いと途中で離脱する受講者が出てきます。ここからは、途中で離脱者が出ないような研修動画の作り方のポイントをご紹介していきます。

  • クイズ形式にする
  • ロールプレイングを取り入れる
  • すぐに実践できるポイントを伝える
  • 動画の最後にテストを実施する

以下にて、詳しい内容を解説していきます。


クイズ形式にする

動画の内容は、解説や業務の説明だけで進めるよりも、合間にクイズを挟んだ方が、受講者にとって刺激的なものになります。

動画視聴は、知識のインプットが中心になりがちです。受講者は、どうしても受け身になる傾向があります。そのため、クイズのように自分で答えを考える場面を設定すると、知識の定着に役立つでしょう。


ロールプレイングを取り入れる

例えば、お客様へのクレーム対応など、よくある事例は実際の場面を再現する内容にすると、自分に置き換えて見ることができるので、動画への興味が持続します。

また対応方法などは、口頭で説明しても理解しづらいものです。動画であれば、頭に入ってきやすく、かつ、この場合はこのように動くということをイメージしやすくなるでしょう。

動画では流れを大まかに説明し、細かい注意点や理由などの詳細は、別紙を配って補足説明を加えるなどして、動画の情報量が多くなりすぎないようにすることがポイントです。


すぐに実践できるポイントを伝える

動画の目的が明確になれば、受講者も視聴しやすくなります。動画の中で、受講者がすぐに実践できるポイントを、まとめて伝えると理解しやすいでしょう。

研修動画では、講師が伝えたいことを詰め込みすぎ、情報過多になる傾向があります。受講者の業務に役立つポイントを伝えてもらえば満足度も向上します。


動画の最後にテストを実施する

動画の視聴後にテストを実施することを冒頭で伝えておくと、受講者は全編を集中して視聴する傾向があります。

どこがテストに出そうなのか考えながら視聴するため、気持ちを途切れさせることなく最後まで見終わることができるでしょう。


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研修動画の配信はeラーニングがおすすめ

PCとAR

研修動画を配信するには、LMS(学習管理システム)を利用したeラーニングが最もおすすめです。理由は以下の3点にまとめられます。

  • 配信しやすい・受講しやすいシステム
  • LMSで効率的に受講管理
  • セキュリティも安心

以下にて、詳しい内容を見ていきましょう。


配信しやすい・受講しやすいシステム

eラーニングは、一度システムを構築し、そこへ研修動画をアップすれば受講者に簡単に配信できます。動画の入れ替えや削除、修正などの管理も手軽に行える点がメリットです。

一方で、受講者にとってもeラーニングは、受講しやすい学習形態です。パソコンやスマートフォン、タブレットなど対応する端末があれば、自分の都合のいい時間・場所からログインして学習できるので、研修のために業務の調整をしたり移動したりする必要がありません。


LMSで効率的に受講管理

eラーニングは、集合研修とは異なり受講者が個々で研修や学習を進めるため、進捗にばらつきが出ます。そのため、受講者が多ければ多いほど管理は難しくなり、学習が進んでいない受講者への対応がおろそかになっていきます。

LMSとは、Learning Management Systemの略であり、学習管理システムのことです。LMSを導入、あるいはLMS一体型eラーニングシステムを活用することで、受講データを簡単に管理でき、受講者の成績や学習進捗も一覧で確認することが可能です。


セキュリティも安心

eラーニングは、自社のサーバーに構築するタイプと、ベンダーが提供するクラウドに構築されたシステムを利用するタイプがあります。

どちらもセキュリティ対策が施されているため、YouTubeなどの動画共有プラットフォームにコンテンツをアップするよりも安全です。また、配信方法をストリーミング方式にすれば、動画を端末に保存できないため、漏洩・拡散するリスクを防げるでしょう。


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eラーニングの動画教材は自社で作れる?

eラーニングの動画教材を、自社で作成することは可能です。ただし、作成から配信までのすべてを自社で行うには、時間と技術、ノウハウが必要になります。

研修動画の作成が初めてだという場合は、ベンダーのオリジナル教材作成サービスを活用することをおすすめします。研修目的や内容を詳しくヒアリングした後に、自社に適した動画教材の作成をサポートしてくれるでしょう。

どのようなeラーニング教材を作ればよいかわからないが、自社独自の研修教材を作りたいという人におすすめです。


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研修動画の配信と学習管理なら「etudes」

etudes_HP

引用元:etudes(エチュード)公式サイト

研修動画を作成したいが、どのようにすればわからないとお悩みの方は、ぜひ「アルー株式会社」にお任せください。

人材育成に約20年の実績を持つアルー株式会社では、受講者への効果が実感できる動画研修の作成サポートを実施しています。
また、動画作成だけではなくeラーニングとしての配信や学習管理に活用できるLMS「etudes」の開発・運用も行っています。

教材内製化サポート

アルー株式会社では、自社オリジナル教材の作成もサポートいたします。さまざまな業種の人材育成を担当してきたノウハウで、研修そのもののプランニングからご提案が可能です。研修動画作成に関しては、動画撮影、ナレーション録音、スライド作成などの作業一式を承ります。

また、研修教材を内製するための環境構築もご支援しています。etudesは、eラーニング教材作成に使用される複数の動画ファイル形式に対応しています。お客様が作成された教材がetudesで正常動作するかどうかの確認や、制作環境構築もお任せください。

「オリジナル教材を作成」詳細ページ


多様な学習コンテンツからも選べる

自社独自の教材は必要ない、制作する時間やコストをかけられない、お客様でもご安心ください。アルー株式会社では、多様な学習コンテンツをご用意しています。

新入社員や若手社員だけでなく、中堅社員・管理職など多様な階層教育に使用できるコンテンツや、コンセプチュアルスキルやデータ分析を学べるコンテンツなど、必要な研修にマッチした学習コンテンツが必ず見つかるでしょう。


「eラーニング教材」詳細ページ



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まとめ

研修用動画コンテンツは学習効果が高く、最近多くの企業で実施されているオンライン研修にも対応しています。受講者にとってわかりやすい動画を作成するためには、事前に研修の目的を再確認し、計画をしっかり立てることが大切です。

受講者を途中で離脱させないために、動画への興味が薄れないような興味深いコンテンツにする工夫も必要になります。

動画が完成した後、受講者に配信する方法は、eラーニングの利用がおすすめです。受講者にとっては自分の都合で学習ができ、管理側にとっては動画を視聴したかどうかの確認が容易な点がメリットです。

eラーニングの動画教材は、自社での作成が難しい場合は、ベンダーの教材作成支援サービスを利用しましょう。人材育成のノウハウを持つアルー株式会社なら、研修内容の提案から講義動画の撮影まで、お客様の要望を丁寧にヒアリングして教材作成をサポートします。自社オリジナルの研修動画を作成し、eラーニングとして配信をご希望でしたら、ぜひアルー株式会社までお問い合わせください。

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私たちがお答えします。

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