
アルバイトの研修を効率的に実施するには「eラーニング」!
アルバイトやパートタイム労働者の研修では、紙媒体のマニュアルを読んでもらい、実際の業務で詳細を覚えてもらうなどしているかと思います。
しかし、この方法で、本当に効率的に研修が行えているでしょうか。
この記事では、オンライン学習「eラーニング」を用いて効率的に研修を行う方法について紹介します。
目次[非表示]
- 1.アルバイトの研修を効率的に実施する方法とは?
- 2.アルバイトの研修の重要性
- 2.1.実務に向いているかどうかの「お試し期間」
- 2.2.適性がわかる
- 2.3.仕事へのやる気がわかる
- 3.主なアルバイト研修の内容
- 3.1.職場内でのルール
- 3.2.実務のレクチャー・演習
- 3.3.機械の操作・道具の扱い
- 4.アルバイトの研修が抱える課題
- 4.1.研修期間中にスキルが身につかない
- 4.2.シフトの関係で連続して研修を行えない
- 5.アルバイトの研修にeラーニングを導入して解決!
- 5.1.eラーニングとは?
- 6.eラーニングでアルバイト研修を行うメリット
- 6.1.効率的にスキルを身につけることができる
- 6.2.いつでもどこでも学ぶことができる
- 6.3.教材の更新・アップデートが手軽に
- 7.eラーニングのLMS機能でさらに効率化!
- 7.1.学習の状況・進捗が管理できる
- 7.2.対面で行う研修もまとめて学習管理できる
- 8.アルバイトの研修をeラーニング化するなら「etudes(エチュード)」
- 8.1.LMS一体型のクラウド型eラーニングシステム
- 8.1.1.1.直感的で分かりやすいUI/UXデザイン
- 8.1.2.2.優れたセキュリティ
- 8.1.3.3.充実した管理機能
- 9.アルバイトの研修におけるetudesの強み
- 10.まとめ
アルバイトの研修を効率的に実施する方法とは?
アルバイトやパートタイム労働者に効率的に研修を実施するためには、紙媒体でのマニュアルではなく映像として記憶に残る研修方法がおすすめです。
紙媒体のマニュアルで研修する際は、文字を読むだけで実際にどのような業務が行われているか未経験の方では理解するのに時間がかかります。
そのため、効率的に研修を行うためには、実際に業務を行っている場面を想定して記憶に残る方法で実施することが重要になります。
アルバイトの研修の重要性
アルバイトやパートタイム労働者に対して研修を行う重要性は、次の3つがあります。
- 実際に向いているかどうかの「お試し期間」
- 適性がわかる
- 仕事へのやる気がわかる
以下にて、詳しく見ていきましょう。
実務に向いているかどうかの「お試し期間」
未経験で業務にあたるアルバイトやパートタイム労働者は、実際の実務に向いているかそうでないかの予測ができません。そのため、研修期間は簡単に言うと「お試し期間」となります。
これは雇用側だけではなく、アルバイトをする側にとっても職場のお試し期間であるということです。そのため、研修期間は時給をやや低めに設定することが多いです。
研修を行わずにいきなり実務に投入してしまうと、思わぬミスやトラブルが発生してしまいます。研修期間は雇用側とアルバイト側がお互いの相性を確認する期間と考え、実務に入る前の教育やサポートを行いましょう。
適性がわかる
例えば、ファストフード店で未経験から勤務を始めた二名の労働者がいたとします。一方はすぐに業務を覚えましたが、一方は数か月経過してやっと業務を覚えました。時間をかければ業務の習熟度は向上しますが、そのスピードが人によって異なるという例です。
仮に、業務への適性が低いアルバイトやパートタイム労働者を雇用し続けると、顧客からのクレームが多くなったり業務効率が落ちるという弊害が出てきます。研修期間中に各労働者の適性を見極めて、適した場所に人を配置することが重要です。
研修期間中に適性がないと判断したら、採用を取りやめるか、最初の数か月は単純な作業を任せて徐々に業務に慣れさせる方が良いでしょう。
仕事へのやる気がわかる
アルバイトの仕事へのモチベーションや労働のやる気は、研修期間中にある程度見極めることができます。このことも、アルバイトの研修が重要である理由の一つです。
研修期間中は実務についての教育を行います。研修中のアルバイトは、多くの失敗や質問をするでしょう。大事なのはその後に、失敗した経験や質問した内容を活かして成長ができるかという点です。
研修開始時にはあまりやる気が感じられなかったとしても、業務の理解度に比例してやる気が向上していく可能性もあります。このような点を研修時に評価するようにしましょう。
主なアルバイト研修の内容
アルバイトやパートタイム労働者に研修を行う際には、まず簡単な作業や内容から研修を行い業務に慣れてもらいます。研修内容は、次の3つが挙げられます。
- 職場内でのルール
- 実務のレクチャー・演習
- 機械の操作・道具の扱い
一つずつ、詳しく紹介していきます。
職場内でのルール
アルバイトの研修では、勤怠管理や納品時間、清掃など職場内で必ず行う業務の内容や職場内のルールについてレクチャーをします。
職場内のルールは各店舗や企業ごとに異なるため、一般的には馴染みがないルールもあるかもしれませんが、必要性や実施する理由も含めて教えられるようにしましょう。
実務のレクチャー・演習
基本的なルールを教えたら、続いて実務に関する研修を行います。
紙媒体のマニュアルを活用したり、ロールプレイなどで演習が行われることもあります。
ある程度の理解度に達したら、実際に現場に入り、業務を行いながら覚えてもらうのも研修の範囲内です。
一度に教えられる業務内容が多かったり、教える人によって言っている内容が異なったりする場合もあり、効率的な学習が難しいこともあります。
機械の操作・道具の扱い
仕事で使う機械の操作や道具の取扱いについて、講習形式や実務形式で研修をする場合があります。
アルバイトやパートタイム労働者が扱う機械や道具には危険な物は少ないですが、扱いを誤ると事故に繋がることもあるので、入念に研修を行う店舗もあります。
アルバイトの研修が抱える課題
具体的な研修の内容を見てきたところで、このような研修が抱える課題についてまとめていきましょう。アルバイトやパートタイム労働者を研修する際には、次のような課題があります。
- 研修期間中にスキルが身につかない
- シフトの関係で連続して研修を行えない
以下にて、詳しく掘り下げていきます。
研修期間中にスキルが身につかない
紙媒体のマニュアルや口頭でのレクチャーだけで研修を行うと、先述したように研修内容が記憶に定着しづらいというデメリットがあります。
そのため、研修で教えた内容を何度も質問されたり、そもそも研修自体に集中していない人が出てきたりするのです。
研修の期間は数週間〜1ヶ月といった形で決まっています。そのため、アルバイトがあまり理解をしていないまま研修期間が終了してしまう場合があります。そのまま実務を行ってしまうと、ミスが発生したり離職につながってしまう可能性が高くなります。
シフトの関係で連続して研修を行えない
アルバイトやパートタイム労働者を研修する際は、個別に対応をするのではなく、入ったばかりの人を集めて一斉に行いたいと考える経営者は多いでしょう。
しかし、アルバイトやパートタイムは不定期で業務にあたります。そのため、研修が必要な人を全員一所にまとめることは至難の業です。
また、複数回の研修が必要となる時は、ことさら全員を集めることは難しいでしょう。一回全員を集められたとしても、二回目、三回目の研修に期間が空けば、内容を忘れてしまう人も出てきます。全員を集めての研修は、アルバイトという雇用形態においては効率的とは言えません。
アルバイトの研修にeラーニングを導入して解決!
アルバイトの研修にeラーニングを導入することで、「研修期間中にスキルが身につかない」「連続した研修が行えない」といった、従来から抱えている課題を解決することが可能となります。
では、eラーニングとはどのようなものでしょうか。詳しく見ていきましょう。
eラーニングとは?
eラーニングとはelectronic learningの略で、インターネットを使用するオンライン学習です。
今までのアルバイトの研修は、先輩従業員が講師となり、アルバイトで入った人に対して集合研修を行い、実務や演習を通して手順やノウハウをレクチャーしていくOn The Job Trainingで実施していました。
eラーニングでは、あらかじめ学習教材を作成しサーバー上に保存しておきます。受講者はパソコンなどの端末を使用し、サーバー上の学習教材にアクセスし、学習を進めていく方式となります。
eラーニングでアルバイト研修を行うメリット
eラーニングを使用してアルバイト研修を行えば、受講者それぞれの理解度や学習状況が把握でき、学習場所や時間帯の制約を受けることがなくなるといったメリットがあります。
- 効率的にスキルを身につけることができる
- いつでもどこでも学ぶことができる
- 教材の更新・アップデートが手軽に
各メリットを詳しく解説していきます。
効率的にスキルを身につけることができる
eラーニングでは、動画コンテンツでの教材作成も可能です。
動画では動きを表示しながら視覚的に学ぶことができるので、分かりやすく、理解が深まります。
また、受講者自身が理解できるペースで学習を進められるため、一つひとつ確実にスキルを身につけていくことができます。さらに各単元が終了した後に確認テストを設けておけば、受講者の理解度を測ることも可能です。
いつでもどこでも学ぶことができる
従来の集合研修やOn The Job Trainingでの研修の場合、講師と受講者の場所と予定を合わせる必要がありました。
eラーニングではパソコンやスマホなどの端末とインターネット環境があれば、いつでもどこでも学べるため、時間を無駄にせず効率よく学ぶことが可能です。
教材の更新・アップデートが手軽に
紙媒体を利用した集合研修を行う時、使用している教材の内容に変更があった場合、再度教材を作り直し再配布する必要がありました。
eラーニングでは、教材内容に変更があった場合、サーバー上に保存している学習教材を変更するだけで済みます。
サーバー上の学習教材を変更しておけば、受講者は端末からサーバー上の学習教材にアクセスするため、自動的に最新の内容の教材を使用して学習を進めていくことが可能です。
eラーニングのLMS機能でさらに効率化!
eラーニングでアルバイト研修を行う3つのメリットを見てきたところで、次は「LMS機能」について知っていきましょう。LMSとはLearning Management Systemの略で、eラーニングで実施している学習全体を管理するシステムのことです。
LMSの具体的な機能を紹介していきます。
学習の状況・進捗が管理できる
LMS機能では、eラーニング受講者の学習状況や進捗状況を管理することができます。
例えば「学習教材をサーバー上に保存したら、あとは受講者にお任せ」としてしまうと、受講者は何から始めれば良いのか分かりません。受講者に、
- 学習の道筋を示す
- 学習の理解度や進捗を管理する
- 確実に理解できるようにサポートする
などの支援を行う必要があります。また、受講者の理解度に合わせた教材を割り当てることも必要です。これら学習における各管理を行えるのがLMS機能です。
対面で行う研修もまとめて学習管理できる
LMS機能によっては、研修管理機能を搭載しているものもあります。研修管理機能を使用すれば、eラーニングだけでなく、対面の研修やオンライン研修などの日程調整や参加状況を管理することが可能です。
eラーニングと合わせて対面研修やオンライン研修の受講履歴も一元管理できるので、各メンバーの受講状況を容易に把握することが可能となります。
パート・アルバイトに対するeラーニングの利用事例について詳しく知りたい方は、ボンズコミュニケーション様導入事例『eラーニングシステムに留まらず 社内イントラとしてもetudesを活用』をご覧ください。出勤日や習熟度の異なるパート・アルバイトに対してどのようにetudesを利用いただいたのか、ご紹介しています。
アルバイトの研修をeラーニング化するなら「etudes(エチュード)」
アルバイトやパートタイム労働者の研修をeラーニング化するなら、「etudes(エチュード)」というサービスをおすすめします。
etudesを導入することで、eラーニングによるアルバイト研修の効率化が可能となるでしょう。
etudesについて、詳しく解説していきます。
LMS一体型のクラウド型eラーニングシステム
etudesは、アルー株式会社が開発した国産のクラウド型eラーニングシステムです。人を成長させることを重視し、20年以上に渡り人材育成に携わってきた企業としてのノウハウを詰め込んで開発されています。
eラーニングプラットフォームとして多くの事業者から選ばれており、官公庁や大手企業においても導入実績があります。
etudesの大きな特徴は、次の3つです。
1.直感的で分かりやすいUI/UXデザイン
etudesは誰でも直感的に簡単に使えるように作られています。パネル型UIや強力な検索機能があり、動画やテキストなどの教材から、必要な学習コースにアクセスすることが可能です。
また、受講者それぞれの学習状況をリアルタイムで把握できたり、単元ごとの理解度テストを設置できたり、オリジナルの設問を簡単に作成することも可能です。
etudesのUI/UXについて詳しくは『機能・特長』をご覧ください。
2.優れたセキュリティ
etudesは優れたセキュリティ環境を実現しています。Microsoft AzureのPaaSを使ってシステム構築しているので、ミドルウェアやOSなどの運用や保守をMicrosoftが担当しています。そのため、Microsoftによる最新のセキュリティ環境が保たれています。
外部ネットワークからのVPN接続やAzure Express Routeを活用した接続に対しても、サポートしています。DDos攻撃の対策やデジタルコンテンツ保護対策なども万全です。
etudesのセキュリティについて詳しくは『セキュリティ』をご覧ください。
3.充実した管理機能
etudesはeラーニングだけでなく、集合研修の管理も可能です。eラーニングと集合研修を組み合わせたワークショップを作成することも可能で、申込の承認や定員管理の機能も搭載しています。
また、各受講者の学習履歴や成績を確認でき、受講者の進捗に合わせてさまざまな通知メールを自動送信することも可能です。数人から数十万人規模まで管理ができます。
etudesの管理機能について詳しくは『機能・特長』をご覧ください。
アルバイトの研修におけるetudesの強み
では、なぜアルバイトの研修のeラーニング化にetudesが最適なのでしょうか。
etudesならではの強みから、その理由を解説していきます。
- オリジナル教材作成サポートが充実
- 人材育成のノウハウを活かしたコンサルティング
- 既存の研修資料をeラーニング化することも可能
一つずつ見ていきましょう。
オリジナル教材作成サポートが充実
etudesでは自作でオリジナルの研修教材を制作する教材制作支援サービスがあります。
アルバイト・パートタイム研修の場合、業種によって教育内容が違ったり、店舗ごとに重視する教育項目が異なるでしょう。
そのような場合は、独自の業務に特化した研修教材が必要です。
etudesのオリジナル教材作成支援サービスを利用すれば、最適かつ実務に近い研修教材を作ることができます。
詳しくは『オリジナル教材を作成』をご覧ください。
人材育成のノウハウを活かしたコンサルティング
アルー株式会社は人材育成会社であり、その知見を活かして開発したeラーニングシステムがetudesです。
そのため、アルー株式会社の豊富な研修開発実績や知識を結集させたコンサルティングをもとに、教材作成のサポートを受けることができます。
今まで、アルバイトの研修内容を重視したことがなく、アルバイトが自社に定着しにくく困っている方は、まずは課題を洗い出すためのコンサルティングを受けてみましょう。
アルバイトの研修内容の最適化・効率化の道筋が見えてくるはずです。
既存の研修資料をeラーニング化することも可能
既存の研修用のテキスト資料ではなかなか学習が進まなかった場合でも、eラーニング化することで、理解しやすい研修教材に改良できます。
etudesなら、ゼロからeラーニング教材を作り上げるだけではなく、既存の研修教材をeラーニング化することも可能です。
集合研修で行っていた講習の動画データや、研修受講者に配布していた紙の資料などを活かしてeラーニング化することができます。
etudesの詳しい製品紹介を知りたい方は『製品紹介資料』をダウンロードください。etudesの特徴やデモ画面、費用についてご紹介しています。
まとめ
今回の記事は、効率的にアルバイト・パートタイム研修を行う方法について紹介しました。アルバイト研修にeラーニングを導入すれば、受講者と講師の予定を合わせる必要がなくなり、いつでもどこでも教育を実施することが可能となります。
また、さまざまなサポート機能が搭載されたetudesを利用すれば、無駄なく効率的にeラーニングを運用することができます。アルバイト・パートタイム研修を効率的に実施したいと考えている方は、etudesの導入を是非ご検討ください。