
業務効率化ツールのおすすめ8選をご紹介|選定のポイントとは?
近年、多くの企業で業務の効率化が進められており、業務効率化ツールの需要が高まっています。しかし、多くの業務効率化ツールから、自社に最適なものを選定することは容易ではありません。ツール選びに失敗すれば、導入にかけたコストに対して期待する成果が出ず、ツールが形骸化し、結果として社員の負担が逆に増加してしまう可能性があります。そこで本記事では、業務効率化ツールを活用するメリットやおすすめのツール、選定のポイントを解説します。
人材育成における効率化にはLMS(eラーニングシステム)が効果的ですが、実際にeラーニング教材を企業でどのように活用して人材育成をしているのか、他社事例を知りたい方は「導入事例:住友ゴム工業株式会社 / 株式会社メガネトップ / 株式会社オカムラ / 他」で詳しくご紹介します。
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目次[非表示]
- 1.業務効率化ツールとは?
- 2.業務効率化ツールを活用するメリット
- 2.1.コスト削減につながる
- 2.2.生産性の向上が期待できる
- 2.3.働き方改革の推進につながる
- 3.業務効率化ツールは自作できる?
- 4.業務効率化ツールの種類
- 5.おすすめ業務効率化ツール8選をご紹介
- 6.人材育成を効率化するツール3選
- 6.1.etudes
- 6.2.Co:TEAM
- 6.3.モチベーションクラウド
- 7.おすすめRPAツール3選
- 8.コミュニケーションを効率化するツール2選
- 9.業務効率化ツールの選定ポイント
- 9.1.組織の課題解決に適したツールを選定する
- 9.2.扱いやすいシステムを選定する
- 9.3.コスト管理しやすいものを選定する
- 10.人材育成の業務効率化にはeラーニングシステムが最適
- 11.人材育成の業務効率化にはetudesがおすすめ
- 11.1.導入しやすい料金体系
- 11.2.自社独自のコンテンツ作成をサポート
- 12.etudesを導入して人材育成業務を効率化した事例
- 12.1.株式会社ボンズコミュニケーション
- 12.2.株式会社ゼネラルパートナーズ
- 13.まとめ
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業務効率化ツールとは?
業務効率化ツールとは、企業や組織が業務の生産性向上やコスト削減のために活用するソフトウェアやシステムのことです。
コミュニケーションやタスク管理、ドキュメント管理など、日常的な業務プロセスを自動化・最適化するように設計されており、作業時間の短縮やミスの削減などの効果が期待できます。
企業における業務効率化の成功事例について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
『業務効率化の成功事例4選|業務改善に使えるアイデアもご紹介』
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業務効率化ツールを活用するメリット
業務効率化ツールを活用するメリットは、下記の通りです。
- コスト削減につながる
- 生産性の向上が期待できる
- 働き方改革の推進につながる
コスト削減につながる
業務効率化ツールを活用すれば、さまざまな業務プロセスを自動化・最適化できるため、コスト削減につながります。
例えば、ペーパーレス化ツールを導入し、請求書や契約書などの書類を電子化することで、用紙や印刷費、保管スペースなどを大幅に削減可能です。また、RPAツールを活用してルーティンワークを自動化すれば、社員の業務時間が減り、残業代の削減につながります。このように業務効率化ツールを戦略的に活用することで、多面的なコストダウンが実現できるでしょう。
生産性の向上が期待できる
業務効率化ツールを導入することで、生産性の向上が期待できます。
具体的には、下記のような効果が得られるでしょう。
- 業務スピードの向上:自動化・最適化によって業務の速度が上がる
- ミスの削減:業務の正確性が高まり、ヒューマンエラーを最小限に抑えられる
- 人的リソースの有効活用:人的リソースを生産性の高い業務に集中させられる
このように業務効率化ツールを導入することで、さまざまな側面から生産性の向上が期待できます。
働き方改革の推進につながる
業務効率化ツールを導入し、業務プロセスの自動化・最適化ができれば、働き方改革を推進できます。
例えば、コミュニケーションツールやペーパーレスツールを活用すれば、場所や時間に縛られない柔軟な働き方ができるようになり、リモートワークやフレックスタイム制の導入が実現できるでしょう。また、業務負担が軽減されることで、残業時間の削減にもつながります。残業時間が減少すれば、ワークライフバランスが向上し、仕事に対するモチベーションやエンゲージメントの向上が期待できます。
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業務効率化ツールは自作できる?
業務効率化ツールは自作することも可能です。
特に近年では、AI技術の進展により、業務内容に合わせたツールをノーコードやローコードで開発する事例も増えています。
しかし、実際には高い技術力や社内のリソースが求められ、運用時のセキュリティリスク管理や保守・アップデートの手間も発生します。導入スピードや安定性、サポート体制を考慮すると、既存の業務効率化ツールを導入した方がコスト面でもパフォーマンス面でも優れているケースが多いといえるでしょう。
業務効率化ツールの種類
代表的な業務効率化ツールとして、下記の5種類が挙げられます。
- 人材育成ツール
従業員のスキルや知識を体系的に管理・育成できるツール。eラーニング配信や評価機能によって、教育の効率化と人材の早期戦力化に貢献します。
- コミュニケーションツール
チャットやビデオ会議、ファイル共有機能などを備えたツール。離れた拠点やリモートワーク下でもスムーズな情報共有を実現します。
- RPAツール
定型的なパソコン業務を自動化するソフトウェア。入力作業や転記、帳票処理などの業務負担を軽減し、生産性向上を図ります。
- ペーパーレス化ツール
書類の電子化や電子承認を可能にするツール。紙資料の管理コストや保管スペースを削減し、業務のスピードアップにもつながります。
- タスク管理ツール
プロジェクトや日々の業務進捗を可視化・共有するツール。業務の抜け漏れを防ぎ、チーム全体でのタスク管理を効率化します。
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おすすめ業務効率化ツール8選をご紹介
実際の業務効率化ツールのおすすめを、以下の3つの領域からご紹介します。
人材育成
- etudes
- Co:TEAM
- モチベーションクラウド
RPA
- WinActor
- RoboTANGO
- BizRobo!
コミュニケーション
- ChatWork
- Slack
それぞれの特色や強みなどを比較し、導入を検討してみましょう。
人材育成を効率化するツール3選
人材育成の業務を効率化させる、eラーニングシステムやタレントマネジメントシステムといった以下の3つのツールをご紹介します。
- etudes
- Co:TEAM
- モチベーションクラウド
etudes
引用元:etudes公式サイト
etudesは、アルー株式会社が提供するクラウド型eラーニングシステムです。初期費用0円で1ヶ月から導入可能となっており、動画・テスト・アンケートなど多様な教材形式に対応しています。
自社教材の無制限アップロードや、アルー株式会社が提供する教材の定額利用が可能で、社内教育の効率化を支援します。また、受講履歴の詳細な管理や柔軟な権限設定により、大規模な組織でもスムーズな運用が可能です。
etudes
Co:TEAM
Co:TEAMは、1on1ミーティングや目標管理(MBO/OKR)、360度評価などを一元管理できるパフォーマンスマネジメントツールです。現場の負荷を軽減しつつ、質の高い1on1の定着を支援します。
目標設定から評価までのプロセスを可視化し、人事業務の効率化と人的資本経営の実現をサポートします。また、AIによるスキルマップ作成機能も備えており、即戦力の育成にも役立つでしょう。
Co:TEAM
モチベーションクラウド
モチベーションクラウドは、リンクアンドモチベーションが提供する組織改善クラウドサービスです。エンゲージメントサーベイや360度評価を通じて、組織の課題を可視化し、効率化と改善活動を支援します。
12,650社、509万人以上のデータベースを活用し、組織のエンゲージメントスコアを精度高く算出します。診断から変革までを一貫してサポートし、人的資本経営を加速させるツールです。
モチベーションクラウド
おすすめRPAツール3選
ルーティン業務の効率化に役立つRPAツールとして、以下の3つをご紹介します。
- WinActor
- RoboTANGO
- BizRobo!
WinActor
WinActorは、NTTグループが開発した純国産のRPAツールで、日本語対応の直感的な操作画面を備えています。プログラミング知識がなくても、ノーコードでシナリオ作成が可能です。
Windows上のさまざまなソフトウェアに対応しており、データ入力や請求書作成など幅広い業務の自動化を実現します。国内サービスならではのサポート体制を求める方に最適なツールです。
WinActor
RoboTANGO
RoboTANGOは、スターティアレイズ株式会社が提供する国産デスクトップ型RPAツールです。操作を録画するだけでRPAロボット作成が可能なため、専門知識がなくても簡単に導入できます。月額5万円から利用でき、1ライセンスで複数のPCにインストール可能なフローティングライセンスを採用しています。バックオフィス業務の自動化や業務効率化を低コストで実現します。
RoboTANGO
BizRobo!
BizRobo!は、RPAテクノロジーズ株式会社が提供するRPAツールで、視覚的なインターフェースにより、プログラミング不要でロボット作成が可能です。オブジェクト認識技術を基盤とし、安定したロボット稼働を実現しています。
サーバ型・デスクトップ型・クラウド型など多様な提供形態があり、1ライセンスで複数のロボットを稼働できるため、大規模運用にも適しています。
BizRobo!
コミュニケーションを効率化するツール2選
最後に、社内・社外への連絡系統を効率化させるツールとして、以下の2つをご紹介します。
- ChatWork
- Slack
ChatWork
ChatWorkは、日本国内で広く利用されているビジネスチャットツールです。直感的な操作性とシンプルなデザインで、ITリテラシーに関係なく誰でも簡単に利用できます。
グループチャットやタスク管理、ファイル共有、音声・ビデオ通話など、ビジネスに必要な機能が一つに集約されており、社内外のコミュニケーションを円滑にします。また、セキュリティ対策も充実しており、安心して導入できる点も魅力です。
ChatWork
Slack
Slackは、チームのコミュニケーションとコラボレーションを強化するためのツールです。チャンネルベースの構造により、プロジェクトやチームごとに情報を整理し、リアルタイムでのメッセージ交換が可能です。
また、ファイル共有、音声・ビデオ通話、外部アプリとの連携など、多彩な機能を備えています。さらに、AI機能を活用したスレッドの要約やチャンネルの活動レポートなど、効率的な情報管理をサポートする機能も提供されています。
Slack
業務効率化ツールの選定ポイント
業務効率化ツールを選定するポイントは、下記の3つです。
- 組織の課題解決に適したツールを選定する
- 扱いやすいシステムを選定する
- コスト管理しやすいものを選定する
組織の課題解決に適したツールを選定する
自社にあった業務効率化ツールを選定するためには、組織の課題を把握することが大切です。
業務効率化ツールを導入する目的は、組織の抱える課題を解決し、生産性を向上させることです。そのため、自社の業務プロセスのどの部分に非効率な点があるのかを明確にする必要があります。
具体的には、現場の社員にヒアリングを行いながら下記のような課題を抽出します。
- 紙の書類が多く、保管スペースが不足している
- 定型的な作業に多くの工数がかかっている
- メンバー間の情報共有がスムーズにいかず、タスクの抜け漏れが発生している
- 人材育成の機会が十分に提供できていない
課題は、企業によって千差万別です。自社の業務プロセスの問題点を正確に把握し、その解決に適したツールを選定することが重要です。
扱いやすいシステムを選定する
業務効率化ツールを選定する際は、現場の社員がすぐに使いこなせるツールかどうかが重要なポイントです。
このツールを導入する目的は、単純な業務を自動化したり、非効率な作業を改善したりすることで生産性を向上させることです。しかし、使い方が難しいツールを選定してしまうと、マニュアル作成や使い方の研修に多くの工数を割くことになり、かえって業務効率が低下する可能性があります。
使いにくいツールが現場に定着せず、結局使われないことになれば、投資が無駄になってしまうでしょう。業務効率化ツールを選定する際は、マニュアルがなくても直感的に操作できるなど、優れたユーザビリティを備えたシステムを選びましょう。
コスト管理しやすいものを選定する
業務効率化ツールを導入する際は、無料トライアル期間があるツールやユーザー数に応じて料金が最適化される、コスト管理がしやすいツールがおすすめです。
自社の規模に最適なプランが選べるか、初期費用がかからないかといった点にも注目しましょう。
特定の部署や業務などの小規模で導入し、実際に運用してみるスモールスタートも効果的です。事前に入念な確認を行っていても、実際に使用してみると想定と異なる点が見つかったり、サポート体制が不十分だったりすることがあります。まず一部の部署や業務で試験的に導入し、問題がないことを確認してから全体に展開するとよいでしょう。
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人材育成の業務効率化にはeラーニングシステムが最適
人材育成の業務効率化には、eラーニングシステムの導入が最適です。
eラーニングシステムのなかには、はじめから豊富なコンテンツが用意されているものがあります。そのようなシステムを導入すれば、コンテンツ制作の手間をかけることなく、すぐに人材育成をスタートできるでしょう。
また、LMSの機能を活用することで、受講者の進捗状況や理解度の把握などの管理業務を効率化できるため、運営側の工数を大幅に削減できます。さらに、自社独自のコンテンツを作成できるLMSであれば、社内の業務マニュアルや商品知識、OJTで教えている内容などをシステム上に蓄積できます。コンテンツ化できれば、同じ内容を何度も教える手間が省けるため、人材育成の効率化が図れるでしょう。
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人材育成の業務効率化にはetudesがおすすめ
引用元:etudes公式サイト
人材育成の業務効率化には、20年にわたるノウハウが詰まったetudesがおすすめです。
etudesは、企業向け研修ノウハウを持つアルー株式会社が開発したeラーニングシステムです。マニュアルがなくても、直感的に操作できるわかりやすいUIデザインで、初心者でもすぐに使いこなせます。
導入しやすい料金体系
etudesは初期費用が無料で、利用者数に応じて利用料が変動する従量課金制です。
そのため、コスト面で導入しやすいeラーニングシステムとなっています。より高いコストパフォーマンスを求める場合は、月額定額で豊富なeラーニング教材が受け放題になる「etudes Plus」のご利用がおすすめです。
自社独自のコンテンツ作成をサポート
etudesを導入すれば、自社の業務内容や社風に合わせたオリジナルコンテンツの作成サポートがうけられます。
etudesでは、専門のコンサルタントがコース企画から制作、効果測定までをトータルでサポートするため、コンテンツ作成のノウハウがなくても問題ありません。
大手企業で人材育成経験を持つコンサルタントが、企業の課題や目的に合わせた最適な研修コンテンツをご提案します。
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etudesを導入して人材育成業務を効率化した事例
etudesの導入によって人材育成業務を効率化した事例を、2つご紹介します。
- 株式会社ボンズコミュニケーション
- 株式会社ゼネラルパートナーズ
株式会社ボンズコミュニケーション
株式会社ボンズコミュニケーションでは、eラーニングシステムの導入により、繰り返し実施する研修の効率化に成功しました。
コールセンター業務を展開している同社では、教育担当者が新人の教育を実施していましたが、繫忙期には100名以上にのぼるオペレーター研修をアナログで実施することに限界を感じていました。
そこで、eラーニングシステムであるetudesを導入し、研修の効率化に着手しました。
etudesの導入により、対面の研修をeラーニングに移行し、人数が増える繫忙期でも簡単かつ迅速な情報共有が可能になりました。
その結果、教育担当者の負担を軽減でき、研修内容の質を均一化することに成功しました。
本事例の詳細は、以下のページからご覧ください。
株式会社ボンズコミュニケーション導入事例
株式会社ゼネラルパートナーズ
株式会社ゼネラルパートナーズは、障がいのある方に特化した総合就職・転職サービス事業を行っている企業です。
同社では、テレワークなど働き方の多様化により、集合研修の実施が難しくなりました。また、研修担当のリソース不足という問題にも直面していました。
そこで、研修業務を効率化して品質向上に注力したいという思いから、eラーニングシステムであるetudesを導入しました。
etudesを活用した成果としては、下記の通りです。
- 定型的な研修の動画化による工数削減と、伝達内容の平準化を実現した
- 法定研修の受講状況の正確な把握ができるようになった
- 研修や勉強会アーカイブの振り返り学習が可能な環境が整った
etudesを活用したことで、入社時研修の工数を40%削減することに成功しました。
本事例の詳細は、以下のページからご覧ください。
株式会社ゼネラルパートナーズ導入事例
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まとめ
本記事では、業務効率化ツールを活用するメリットやツールの種類、選定のポイントを解説しました。業務効率化ツールを活用すれば、コストの削減や生産性の向上、働き方改革の推進などが期待できます。自社にあった業務効率化ツールを選定するためには、まず自社の課題やニーズを明確にしましょう。導入にあたっては、扱いやすくスモールスタートできるツールがおすすめです。人材育成業務を効率化するには、eラーニングシステムが有効です。eラーニングシステムを活用することで、時間や場所にとらわれず、効率的に人材育成を進められるでしょう。