オンラインでの教材販売に適したツールは?|おすすめツールや教材販売の流れ
近年、時間や場所を問わずに学ぶことができるオンライン学習が注目を集め、それに伴い社内ノウハウをeラーニングとして販売するなど、教材販売ビジネスも増えています。この記事では、オンライン教材を販売する際のツールとしてLMSをご紹介します。LMSを利用した教材販売の流れ、教材販売のツールとしてLMSを活用するメリットなども解説していきます。
また、実際に企業でどのようにオンライン講座販売やビジネスを立ち上げたのか、事例を詳しく知りたい方はぜひこちらの記事「導入事例:株式会社日経BP / 株式会社三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ / 株式会社アット・アップ 」をご覧ください。
etudesでは「オンラインでの教材販売のビジネスを立ち上げたい」「現在の販売システムを変更したい」企業さまに、プラットフォームをご提供しています。システムのビジネス向け利用について知りたい方はお気軽にご相談ください。
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目次[非表示]
- 1.オンライン教材販売ツールはLMSがおすすめ
- 2.教材販売ビジネスに使えるツール例と特徴
- 2.1.LMS
- 2.2.動画配信プラットフォーム
- 2.3.メール・DVD
- 3.LMSを利用した教材販売の流れ
- 3.1.利用するLMSを選定する
- 3.2.LMSに作成したコンテンツを登録する
- 3.3.契約者から利用料をもらい、LMSのアカウントを発行する
- 3.4.LMS利用料をベンダーに支払う
- 4.教材販売ツールにLMSを活用するメリット
- 4.1.商材の保護ができる
- 4.2.教材形式の種類が多い
- 4.3.教材の更新や管理が容易
- 4.4.受講進捗の把握が可能
- 4.5.サブスクリプションサービスとして販売が可能
- 5.教材販売のためのツールなら「etudes」
- 5.1.多くの教材形式に対応
- 5.2.自由にコース作成が可能です
- 5.3.自社サービスとしてトップページの変更が可能
- 5.4.無駄のないシンプルな価格体系
- 5.5.複数組織を一元管理できる機能
- 5.6.申し込みから受講までシームレスに連携可能
- 6.まとめ
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オンライン教材販売ツールはLMSがおすすめ
オンライン教材を販売するツールにはDVD、メール、動画配信プラットフォーム、クラウド型システムやインターネット上のその他のプラットフォームなどが考えれられますが、その中でもクラウド型システムのLMS(Learning Management System:学習管理システム)は、あらかじめ必要な機能が標準装備されているため、教材販売のビジネス利用におすすめです。選ぶLMSによって機能は異なりますが、教材販売に必要な機能の例としては、下記の通りです。
- コンテンツをアップロードする機能(動画・動画以外の教材)
- その他の学習に必要な機能(テスト機能、アンケート機能など)
- ユーザ管理機能
- 各教材やプログラムを必要なユーザに割り当てる機能
- 受講者の学習履歴や進捗管理機能
- 決済機能
さらに、選ぶツールによってはコンテンツ保護の観点やセキュリティに不安がある場合もありますが、LMSの場合はセキュリティ面での心配が少ないということもメリットです。それぞれの教材販売ツールの特徴については、次の見出しで詳しく解説していきます。
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教材販売ビジネスに使えるツール例と特徴
教材販売ビジネスに利用されるツール例として下記の3つを比較してみましょう。ツールごとに特徴がありますので、自社の教材やビジネスモデルに合わせて検討すると良いでしょう。
- LMS
- 動画配信プラットフォーム
- メール・DVD
それぞれの特徴について、見ていきましょう。
LMS
LMSはオンライン学習に特化しているため、動画だけではなく資料やテストなど幅広い教材を扱うことが可能です。さらに、教材の管理はもちろん、受講状況の進捗管理や受講者そのものの管理もシステムで一括してできるので、オンライン教材販売に関連する業務を効率化できます。システムによっては決済機能があるものもあり、教材管理から販売までシームレスに実現することができます。受講にはIDやパスワードが必要である点などから、他のツールと比較するとセキュリティ対策がより高度なものになっているのもメリットの一つです。
動画配信プラットフォーム
動画配信プラットフォームは動画をメインに配信することができ、配信サイトによってはテストやアンケートを行うことも可能ですが、動画に特化したプラットフォームになるため、その他の教材と組み合わせる場合は機能が不足することもあるでしょう。URLさえ分かれば簡単に閲覧ができるものもあり、アクセシビリティが高いというメリットがあります。動画単位での視聴履歴は管理できても、閲覧者単位では履歴管理できない場合もありますので、留意する必要があります。
メール・DVD
メールやDVDでの教材販売は、継続課金型ではなく、売り切りまたは都度課金型の料金システムを取ることができるのが特徴で、動画だけではなくPDFやスライドなどの資料も扱えます。しかし、コピーされやすいといったセキュリティ上の問題や、受講状況を把握することができないことがデメリットとして挙げられます。DVDの場合は商品生産管理や発送などもありますので、ビジネス形態によっては管理工数が多くなることが考えられます。
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LMSを利用した教材販売の流れ
ここからは、LMSを利用してオンラインで教材を販売する流れを解説します。教材販売の流れを大まかに分けると、下記の4ステップです。
- 利用するLMSを選定する
- LMSに作成したコンテンツを登録する
- 契約者から利用料をもらい、LMSのアカウントを発行する
- LMSシステム利用料をベンダーに支払う
利用するLMSを選定する
オンラインで教材を販売する際には、まず利用するLMSを選定しましょう。LMS選定のポイントは登録したい教材やコンテンツ、ビジネスモデルによって異なりますが、基本的には下記のようになります。
- オンプレミス型かクラウド型か
- 特定の機能に特化したLMSか多機能LMSか
- マルチデバイスに対応しているか
他にも、自社のビジネスに必要とする機能が付属しているか、サポートにはどのようなものがあるのかといった点にも着目すると、適切なLMSを選定できるでしょう。その他、利用料金体系、教材形式などの観点で広く情報収集しながら、自社に最適なLMSを選択しましょう。
LMSに作成したコンテンツを登録する
利用するLMSを選んだら、自社で作成したコンテンツを登録します。LMSによっては、教材アップロードの使用量の上限が設定されている場合があり、教材の量によって追加課金が発生する場合があります。また、対応している教材形式はシステムによって異なりますので、事前にどのような教材形式を取り扱うことが可能か把握したうえでシステム選びをするとスムーズになるでしょう。
契約者から利用料をもらい、LMSのアカウントを発行する
販売するコンテンツの登録を完了し、LMS環境が整った後、契約者から利用料をもらってLMSのアカウントを発行します。発行したアカウントに必要な教材を割り当てることで受講者が教材を利用することができます。利用料金の支払いについては、LMSの機能によって決済まで可能なものもありますので、どのようなシステムを選択するかによって社内運営を併せて検討する必要があります。教材販売ツールとしてLMS選びをする場合は、決済についても視野にいれておきましょう。
LMS利用料をベンダーに支払う
LMSの料金体系はベンダーによって異なります。ビジネスモデルに合わせて最適な料金体系のサービスを選ぶと良いでしょう。代表的な料金体系の例は、以下の通りです。
- ユーザー数に応じた従量課金制
- 月額定額のサブスクリプション形式
- パッケージプラン買い切り
- 基本使用料 + データの超過使用料
最低契約ID数、初期費用の価格、機能追加やその他オプションでの追加料金など、各ベンダーで料金設定が異なるため、予算や社内運営と照らし合わせて最適な料金プランがあるLMSを選定しましょう。
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教材販売ツールにLMSを活用するメリット
オンラインでの教材販売ツールとして、LMSや動画配信プラットフォーム、メール、DVDなどをご紹介しました。その中で、それぞれの特徴やメリットデメリットについて解説しましたが、ここでは教材販売ツールにLMSを活用するメリットをより詳しく見ていきましょう。
- 商材の保護ができる
- 教材形式の種類が多い
- 教材の更新や管理が容易
- 受講進捗の把握が可能
- サブスクリプションサービスとして販売が可能
上記の5つのメリットについて解説していきます。
商材の保護ができる
LMSを教材販売に利用するメリットの一つ目は、商材の保護ができることです。LMSはIDやパスワードを使ってシステムへログインする必要があり、さらにIP制限などができるシステムの場合は限られたネットワーク環境でのみでLMSを利用することも可能です。教材へアクセスできるユーザは権限設定ができるシステムであれば限られた管理者のみになるため、商材を保護することができるでしょう。
教材形式の種類が多い
LMS |
動画、PDF、テスト、アンケート、レポート、スライド |
動画配信プラットフォーム |
動画、テスト、アンケート |
メール・DVD |
動画、PDF |
LMSでは、動画やPDF資料、テストやアンケートはもちろん、レポートやスライドなどの、さまざまな教材形式で一括で扱うことが可能です。他のツールと比較すると、多岐に渡る教育教材を扱えることが分かります。LMSを利用すれば、教材や講座の構成の自由度が上がり、より受講者の求めるコンテンツを作成したり、管理したりすることがしやすくなります。
教材の更新や管理が容易
LMSは、教材を作成したら直接システム上に反映できるため、教材の更新がしやすく、アップロードした教材はシステム上で一括管理することができます。特に最新の情報を常に更新して提供することが必要な教材などを取り扱う際は、管理工数が削減しやすくなります。教材へのアクセスはユーザの管理権限によって異なるため、必要に応じた権限を付与して社内運営を整備することもできます。
受講進捗の把握が可能
受講者の受講状況をユーザ毎に把握できるという点もLMSのメリットの一つです。動画だけでなく、スライド、テストなども合わせて全体の進捗管理をすることもできます。選ぶLMSによっては学習進捗やテスト・レポートの結果から受講者に合わせて提供する教材を調整したり、学習が進んでいない受講者にはメールで学習のリマインダー通知をするといった機能も活用できます。また、LMSにはアンケート機能があるものもあるため、販売実績が芳しくない場合は、教材の内容を見直すために、必要に応じてアンケートを実施して受講者のフィードバックを受けることも可能です。
サブスクリプションサービスとして販売が可能
LMSを活用した教材販売では、メール、DVDのような売り切り型のビジネスモデルではなく、サブスクリプションサービスを展開することも可能です。サブスクリプションサービスとして販売すると、下記のようなメリットが得られます。
- 継続的に売り上げを得られる
- 顧客の受講開始のハードルを下げられる
- ユーザーの利用状況のデータを得やすい
コンテンツを定期的に追加するなどして長期利用を訴求していくことで、継続的な収益を得やすくなります。
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教材販売のためのツールなら「etudes」
オンラインで教材を販売するツールであればLMSの「etudes」のご活用をご検討ください。etudesでは下記のようなサービスを実現し、必要な標準機能をシンプルな価格体系で提供しています。実際の企業導入実績もあります。
- 多くの教材形式に対応
- 自由なコース作成機能
- 自社サービスとして柔軟にトップページの編集が可能
- 豊富なユーザ管理機能・権限機能
- 申し込みから決済、受講までのシームレスな連携
それぞれのサービスについて解説していきます。
多くの教材形式に対応
etudesでは、下記のような教材に対応しています。
- 動画
- テスト
- アンケート
- スライド
- 提出物機能
- URL連携
- 教材ダウンロード
動画などのストレージは無制限で、データ容量を気にする必要がありません。提出物機能ではレポートやワークシートもetudes上ででき、直接入力とファイル形式での提出が選べます。提出時の時刻も記録することができます。その他、動画の字幕機能や提出物へのコメント機能、テストの受験可能回数の設定機能など、学習効果を高める機能も標準装備されています。
自由にコース作成が可能です
教材の組み合わせやコースの作成を自由に行うこともできます。コース作成だけではなく、必須受講、任意受講、受講期間、受講の承認の要否などの設定も、受講者ごとに細かく設定することが可能で、利用組織に応じて柔軟に作成したコースを割り当てることができます。
また、URL連携機能を搭載して、外部ツールをetudesから利用できるようになっているという点も、コース構成の自由度を上げています。
自社サービスとしてトップページの変更が可能
etudesは、ロゴ、バナー画像、コースの画像、アイコンなどを自由に変えられる機能があり、トップページを自社のサービスとして見せることも可能です。ビジュアルが豊富な受講画面とパネル形式のコース表示で、受講者が必要な教材にアクセスしやすい環境を提供できます。トップページで各コースの受講率もすぐに分かるため、初心者でも使いやすいUI / UXです。
無駄のないシンプルな価格体系
etudesの価格形態は下記の通りです。
- 初期費用0円
- 月額費用は最大500円/ID(税抜)
月額費用のみのシンプルな料金体系で、ユーザ数の予測がつきにくいビジネス利用でも導入しやすい料金体系です。月額費用は毎月の有効ID(ログイン可能なID)に応じて決定されるため、無駄がありません。また、教材のストレージに応じた追加課金はなく、一つのIDで1か月からご利用いただけます。受講者の人数が算出できない場合でも、安心してLMSを導入いただくことが可能です。
複数組織を一元管理できる機能
etudesでは、複数の組織を一元的に管理することも可能です。例えば、グループ企業を含む複数社や組織数の多い団体であっても、etudes一つで容易に管理ができるため、管理に関する業務を削減できます。また、登録できる情報は、名前やメールアドレス、所属組織、職位など多岐にわたり、登録した情報をベースに受講者を任意のグループ単位でまとめて管理することも可能です。
申し込みから受講までシームレスに連携可能
etudesは有料の追加オプション機能により、エンドユーザが自身で「申込フォーム」から受講申込をし、「決済ページ」で決済をすると、自動的にユーザが作成され、該当コースが割り当てられるような連携が可能です。etudesの外部で申し込みフォームを構築したり、決済フォームをレンタルしたりする手間を省くことができます。ビジネスモデルに合わせてお見積りが可能なため、問合せを行うとより正確な料金が分かります。
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まとめ
オンライン教材の販売に使えるツールには、LMS、動画配信プラットフォーム、メール・DVDがあります。その中でも特におすすめなのが、多彩な教材を扱うことができて、セキュリティ上の問題が少ないLMSです。
LMSを使うメリットとしては、商材の保護が可能である、サブスクリプションサービスが展開できる、教材の更新や作成が容易であることなどが挙げられます。オンラインでの教材販売にLMSの活用をご検討の際には、ぜひ充実の管理機能を持つLMS「etudes」をご利用ください。