導入の背景 |
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導入の決め手 |
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導入後の効果 |
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当社は1995年から一貫して中国語教育に携わっています。沖縄県内での中国語検定試験の運営を行ったり、沖縄県で唯一の中国語専門学校として2008年に学校法人化した専門学校スペースチャイナ外語学院の経営を行ったり、ビジネス支援として中国関連ビジネスのコンサルティングや国際会議の通訳など、「中国語に関する何でも屋」として、一人でも多くの方が中国語に触れる機会をご提供しています。
私は沖縄県出身の母親とともに幼少期を満州で過ごし、1991年に沖縄に戻ってきました。満州でも沖縄でも言語の壁によって歯がゆい体験を何度もしたことから、「言葉が分かり人と交流することで、はじめて豊かな人生を歩める」ことを身にしみて感じていました。そうした思いから、1995年に中国語教室を立ち上げ、それ以来一貫して中国語に関するビジネスに関わることを通じて、人と人との交流・文化的交流を後押しして現在に至ります。
個人的な背景もありますが、マクロな視点で中国語をみてみますと、2016年に日本政府がインバウンド施策として策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」では(*)令和12年に訪日外国人旅行者を6,000万人受け入れることが目標になっており、その70%は中国語圏を対象にしています。
つまり、沖縄の方だけでなく日本人が中国語を学ぶことは、将来の選択肢を増やし、可能性を広げ、豊かな人生を送るためにも必要だと考えて事業に注力しています。
(*参考サイト)
地理的な背景から沖縄は中国語圏の方との接点がとても多いエリアです。そのため中国語ができるようになると仕事の選択肢が広がったり、収入アップにつながったりするので、沖縄には再就職を目指す方々に向けた求職者支援訓練の一つに中国語講座があります。
この中国語講座の運営を当社が運営を受託しているのですが、その講座運営にeラーニングを使用しています。
元々はリアルに集まっていただく集合研修の方法で中国語講座を行っていましたが、求職者支援訓練を運営している独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構の沖縄支部の担当者さんから「スペースチャイナさんの中国語講座は沖縄県の人たちだけでなく全国に向けてもっと広く配信すべきです」と後押しいただきました。
当社の中国語講座は480時間以上のボリュームがあり、準備をするだけでもかなりの手間がかかることが予想できたので、当初はお断りしていました。ですがその担当者さんは何度も進めてくださり、せっかくのご厚意を無下にするのも忍びないと考え直し、当社の中国語講座のeラーニング化を進めることにしました。
etudesはその担当者さんからご紹介いただきました。
紹介されたとはいえ、コスト面や機能面が必要充分かどうかはしっかり検討する必要があると考え、3社のシステムを比較検討しました。
職業訓練の一環として受講していただくeラーニングですので、受講履歴を細やかに取得できることは必須条件でした。他システムでは履歴自体は取れましたが、etudesほど細やかな履歴を取れませんでした。
また、費用についてもetudesは リーズナブルな料金体系だったことも大きいです。
そして、アルーのサポートはとても親切で、説明自体も分かりやすく、当社に寄り添うような姿勢で対応してくれたこともあり、支援機構の担当者さんが紹介してくださっただけはあると思い、etudesに決めました。
シンプルな画面にも関わらず、当初思っていた以上にたくさん機能があるなと思いました。それもあって、導入当初はetudesのシステムを理解するのに少し手間取りましたが、アルーのサポートが丁寧に支援してくれたおかげで、すぐにシステムを理解できました。
etudesを導入して当初の目標通り、求職者支援としての中国語講座を沖縄県内だけでなくオンラインで全国から受講いただけるようになりました。
創業以来ずっとリアルで展開していた中国語講座をオンラインで広く伝えることは当社にとってチャレンジでしたが、使い勝手の良いシステムと手厚いサポートのお陰で無事実現できて一安心です。
当社の中国語講座はTotalで480時間以上になるため、動画コンテンツの収録から変換、etudesへの登録に手戻りが生じると作業量が一気に増えてしまいます。そこで、収録をし直す可能性をあらかじめ考慮して、PowerPointの1スライド単位で差し替えやすいようにコンテンツを制作しました。
当初は複数名での制作体制を予定していたのですが、様々な事情が重なって最終的には私1人でコンテンツの制作から登録まで対応しました。量が多かったため大変ではありましたが、そのお陰でetudesの理解を一気に深めることができました。
今は480時間のコンテンツを1つの講座として受講していただいていますが、今後はニーズに応じて講座の一部だけを配信し、中国語にふれるきっかけを増やしたいと考えています。
また、別法人の専門学校でも、etudesを用いた中国語教育のカリキュラムを組みたいとも考えています。
リソースが少ない当社にとって、リアルの講座を運営しながらオンラインも展開することは大きな挑戦でしたが、etudesの使い勝手やアルーのサポートのお陰で実現することができました。
当社のように、これからオンラインでの学習提供を考えている方にとって、手厚いサポートもあるetudesを導入することをおすすめします。
etudes(エチュード)はアルー株式会社の登録商標です。記載されているロゴ、システム名、製品名は各社及び商標権者の登録商標あるいは商標です。
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