導入の背景 |
|
---|---|
導入の決め手 |
|
導入後の効果 |
|
弊会は1949年に経済産業省(当時の通商産業省)の認可のもと、日本の経営の近代化と効率化の啓発・普及を目的に創立されました。創立時は「日本事務能率協会」でしたがその後「日本経営協会」と改称し、今日に至ります。
創立以来一貫して、経営・オフィスマネジメントの革新と社会資産の創出や、新しい価値創造の推進等による日本経済の発展と豊かな社会の実現に寄与するための活動を行っています。
具体的な活動として、1950年代には海外の最新理論や技術を学ぶことを目的とした欧米視察団の派遣や、当時の著書「現代の経営」で注目されていたP.F.ドラッカー氏の日本講演の実現、経営革新や効率化に役立つ最新の事務機器等を展示する「ビジネスシヨウ」の開催などを行ってまいりました。
これらの活動は、「経営」「人間」「科学」の調和を推進することを基本理念に掲げていまして、現在の各事業にも落とし込まれています。
現在は「明日の日本の経営を顧客とともにInnovationし続ける」をPurposeに掲げ、経営アドバイスや人材育成のサポート事業、先進情報・機器等の展示を行うコンベンション事業などを行っています。その中でも、人材育成のサポート事業については、講演会、研究会、公開セミナー、研修、eラーニングなど、多岐に渡るサービスをご提供しています。
弊会では、LMSを「経営に役立つ人材育成のためのツール」と捉えています。特に、社会環境や働き方が大きく変わる中で、研修や講演会をオンサイトで提供するだけでなく、お客様にオンラインで提供し、その学習履歴等の情報を蓄積することは以前から課題でした。
eラーニングが普及している状況で、時間や場所が指定されたオンサイトの研修に参加できない方にも学習機会を提供したい。また、eラーニングを受講してもらうことで、実際に学びの場に身を置くことのメリットにお客様が気づくことへの期待もあり、弊会としてeラーニングの導入を進めることになりました。
LMSの存在を知らなかったこともあり、まずは幅広く調べて、ベンダー様から話を伺ってみようと考えました。インターネットで調査をしたり、展示会に赴いて情報収集をする過程で、etudesを知りました。
学びたいと考えている方にとって、LMSのUIは学習意欲に大きく影響します。使いづらいUIだと操作にストレスを感じてしまい、それが学びを阻害してしまいかねません。etudesのUIは他のLMSと比べて使い勝手が格段に良く、特に、初めてLMSを触った方でも操作に迷うことはなさそうでした。
また、弊会のLMSは自社での利用ではなく、弊会のお客様にむけてご提供するものです。そのため、お客様ごとの環境構築がスムーズに行えるか、という点も重視していましたが、etudesはビジネス利用の実績も豊富にあり、導入の後押しになりました。
セキュリティも重要なポイントでした。LMSのセキュリティ対策をベンダー様がすべて独自で行うのはとても大変でコストもかかると認識していたので、etudesのインフラにMicrosoftのazureが採用されていると伺い、一定水準のセキュリティ対策をクリアしている安心感が高まりました。
他にも、
など、多くの点においてetudesに優位性があり、アルーのご担当者や開発責任者の真摯な対応が決め手となり、etudesを採用しました。
etudesを導入したことでお客様に提示できるサービスメニューが増えました。それによって、これまで対応できなかった人材育成についてのご相談に対応できるようになり、リモートワークに代表される多様な働き方に対応した人材育成サービスをご提供できるようになりました。最近では、教育動画の制作やLive配信に関するサポートをお客様からご相談いただいたりもしています。
「お客様にとって教育効果がより高い方法を提案できるようになった」ことの価値はとても大きく、「NOMAさんならうちの人材育成をなんとか良くしてくれるだろう」という声が実際に増えました。
新たなシステムを導入しても、特定のスタッフだけがそのシステムの特性や操作性などを知っている状況では、情報が限定的で、社内の浸透に時間がかかります。
etudesは弊会の様々な人材育成サービスを拡張できるツールとして導入しましたが、内部で認知されなければ意味がありません。そのため、出来る限り多くのスタッフがetudesを体験できるように、運用部署だけでなく営業部署にもetudesに触れてもらうために、全国にある各支部に実際に赴いて営業スタッフ向けの講習会を各地で行いました。それによって、etudesが弊会のサービスとしてどのような位置づけかを理解してもらうことができました。
また、etudesには大変魅力的な機能が色々ありますが、お客様のニーズは様々でそれら全てにetudesが応えられるとは限りません。新たなシステムは導入しましたが、お客様のニーズに答えるために柔軟な発想ができるよう、etudesと他のツールを組み合わせたソリューションであったり、ときにはetudes以外のソリューションをご提案することも制限に設けませんでした。
弊会には以前から、お客様のニーズに適したソリューションを柔軟に考える風土がありますので、スタッフがetudesに触る機会を創出したこと、柔軟な発想を許容する方針を打ち出したことで、結果的にetudesの活用が進んだように思います。
etudesの導入当初は動画教育=eラーニングの提供から始まりましたが、現在ではeラーニングだけでなく、ブレンディング教育や集合研修管理、学習者とのコミュニケーションツールとしても活用しています。
現在はetudesを主にeラーニングの配信やオンライン研修などで活用していますが、あくまで人材育成サービスの一部でしかありません。お客様のニーズによっては、オンサイトの研修の方がフィットしていたり、公開セミナーに参加していただいた方が良かったり、場合によってはコンサルティング的な関わり方が適していたりします。etudesをそれらの入口にした「法人教育ポータルサイト」のようなものが出来たらと考えています。
コロナ禍が始まる前にetudesを導入していたおかげで、オンサイトの研修が実施できないことによる売上減をetudesが下支えしてくれました。現在、NOMA eラーニングサービスはサービス開始から約6年を迎え、そこから派生するオンライン教育サービスは教育研修の20%弱を占めるくらいに成長しています。
etudesはUIが分かりやすく、料金形態も導入しやすいです。また、etudesの機能追加の方向性が「教育をより良くする」方向に進んでいる実感があります。
他にも、グローバルなスポーツイベントのスタッフ教育に利用された実績もあるように、大規模運用も問題無く、セキュリティ面も信頼できます。
「試しに触ってみる」ことも簡単にできるそうなので、LMSを新たに導入しようと考えている方、既存のLMSからの乗り換えを検討している方は、etudesを候補に入れて損は無いと思います。
etudes(エチュード)はアルー株式会社の登録商標です。記載されているロゴ、システム名、製品名は各社及び商標権者の登録商標あるいは商標です。
©Alue Co., Ltd. All Rights Reserved.